モータースポーツ > F1世界選手権 > 第3戦 バーレーンGP 1日目
FORMULA 1
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ROUND
#03
APRIL 13, 2007
リザルト

バリチェロが11番手

第3戦 バーレーンGP

2007年4月13日(金)・1日目フリー走行
会場:バーレーン・インターナショナル・サーキット
天候:晴れ
気温:31〜34℃

第3戦バーレーンGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは11番手。ジェンソン・バトンはエンジントラブルで、最下位22番手に終わった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、アンソニー・デビッドソンが13番手、佐藤琢磨は16番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第3戦 バーレーンGP

酷暑の2連戦。ところが初日の前夜、マナーマ周辺は激しい雷雨に見舞われ、その後はすっかり過ごしやすい気温に下がった。翌日は、朝から雲ひとつない青空が広がった。気温も午前10時には32℃に達している。午前中の1回目フリー走行は、バトンが24周をこなして11番手。バリチェロは20周で17番手だった。

午後も32℃の暑さ。路面温度は48℃に達した。路面コンディションも向上し、各マシンのペースが徐々に上がっていく。しかしHondaの2台は、なかなか下位から抜け出せない。後半には、周回中のバトンがエンジントラブルでストップ。一方のバリチェロはチェッカー間際に、1分34秒391の11番手タイムを出し、トップとコンマ8秒差に詰め寄った。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  1回目フリー走行 17番手 1分35秒911
2回目フリー走行 11番手 1分34秒391
「午後のセッション終了間際まで、いいマシンの改良ができた。特にセッションの最後では、マシンは、今日のセッションの中で一番いい感じだった。2回のセッションを通じて僕らは懸命に作業し、いくつかポイントとなる大きな変更も行った。しかし、僕らが求めるバランスに近づいたわけではないから、まだ道のりは長いと思う」
Jenson Button ジェンソン・バトン
 

1回目フリー走行 11番手 1分35秒445
2回目フリー走行 22番手 1分36秒079
「マシンはマレーシアと同じだから、先週からの進化を期待することは現実的ではない。でも、僕らはそれほど遅くはないと思う。それは、2回目のフリー走行では、エンジントラブルが起こるまで、ユーズドタイヤだけでしか走る機会がなかったからだ。明日に向け、マシンをもう少し改良するために、バランスについてはまだやることがある。今回も長く厳しいレースになるだろうから、まだまだやらなければならないことも多い」

Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「いつもどおりの金曜日で、レースに向けた作業を行った。気温は、2月にここでテストしたときに比べてさらに高く、このことが車のバランスに影響した。ルーベンスは、予定通りの走行を行ったが、セットアップには満足していない。ジェンソンは、エンジントラブルにより、2種類のタイヤでのレースセットアップを行うことができなかった。明日までに改善できるように、夜を徹して作業しなければならない」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第3戦 バーレーンGP

午前の走行では、佐藤がセッション終盤にソフト寄りのミディアムスペックで1分35秒856の自己ベストを出し、16番手だった。一方のデビッドソンは、中盤以降ほとんど周回せず、18番手だった。

午後の2回目フリー走行では、2人とも30周前後の周回をこなす。デビッドソンは一時トップ10内の速さを披露。最終的に13番手に落ち着いたものの、順調に初日を終えた。佐藤は16番手だった。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 18番手 1分36秒243
2回目フリー走行 13番手 1分34秒595
「午前中は第1スティントの後にギアボックスのトラブルが発生し、少しフラストレーションを感じた。その問題が解決されたので、2回目のセッションはとてもよく、いいバランスを見つけることができた。特にブリヂストン・ポテンザタイヤのソフトタイヤのバランスがよく、最終的には1周目のラップバランスもよくなった。長距離のグリップレベルにも自信がある。ハードタイヤは話が別だが、マレーシアと同じように今週末を通して2種類のタイヤの差も縮まっていくと思う」
Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 16番手 1分35秒856
2回目フリー走行 16番手 1分35秒001
「いい初日だった。ロングランのスピードは先週の勢いを維持しているし、開幕戦前のバーレーンのテストではさまざまなSA07の空力セットアップを試しているので、そのいい影響もある。マシンの安定した走りには満足しているが、僕たちはこれから明日のためにスピードを改善する作業を行う予定だ」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
  「1回目のフリー走行ではコースも汚れていたしゴムもついていなかったので、しばらく待ってから走行を開始し、午後の方向性を決めるための基本的なチェック作業を行った。しかし、アンソニーのギアボックスにマイナートラブルが発生し、アンソニーはかなりの時間をロスしてしまった。すぐにこの問題は解決することができたので、午後のセッションは成功だった。2台とも信頼性が高く、とてもよい情報を集めることができた。琢磨の走行でも有益なデータを得ることができたし、両ドライバーはマシンのバランスにとても満足しているようだった」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#03
APRIL 13, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 6 K.ライコネン フェラーリ 1:33.527
2 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:33.540
3 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:33.732
4 5 F.マッサ フェラーリ 1:33.772
5 1 F.アロンソ マクラーレン 1:33.784
6 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:33.973
7 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:34.076
8 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:34.189
9 14 D.クルサード レッドブル 1:34.359
10 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:34.366
11 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:34.391
12 4 H.コバライネン ルノー 1:34.585
13 23 アンソニー・デビッドソンSUPER AGURI F1 TEAM 1:34.595
14 15 M.ウェーバー レッドブル 1:34.677
15 3 G.フィジケラ ルノー 1:34.796
16 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:35.001
17 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:35.268
18 11 R.シューマッハ トヨタ 1:35.427
19 20 A.スーティル スパイカー 1:35.582
20 19 S.スピード トロロッソ 1:35.687
21 21 C.アルバース スパイカー 1:35.835
22 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:36.079
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