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FORMULA 1
INFORMATION
マレーシア MALAYSIAN GP
マレーシアグランプリ
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ROUND
#02
APRIL 06, 2007
リザルト

初日はバトン15番手、バリチェロ21番手

第2戦 マレーシアGP

2007年4月6日(金)・1日目フリー走行
会場:セパン・サーキット
天候:晴れ
気温:31〜35℃

第2戦マレーシアGPの初日午後のフリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは15番手、ルーベンス・バリチェロは21番手だった。

一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が14番手、アンソニー・デビッドソンは18番手だった。

Honda Racing F1 Team

Honda Racing F1 Team 初日の展開

第2戦 マレーシアGP

初日のセパン・サーキットは、午前10時の1回目フリー走行開始時点で、気温がすでに32℃まで上がっていた。ただし湿度は51%と比較的低く、思ったほど蒸し暑くはない。このセッションでバリチェロ、バトンは短い周回を繰り返しながら、さまざまなセッティングをトライ。タイムは19、20番手にとどまった。

午後になると気温は34℃、路面温度は51℃に達した。午前中はハードタイヤしか履かなかったチームも、このセッションでソフト寄りのミディアムスペックを次々に試していく。そんな中、バトンはハードながら、序盤に総合4番手の好タイムを出す。それに対してバリチェロは、バトンから1秒以上遅れたタイム。後半、2人はソフトスペックに履き替えてタイムを更新したものの、全体ではバトン15番手、バリチェロ21番手だった。

COMMENT

Honda Racing F1 Team コメント

Jenson Button ジェンソン・バトン
 

1回目フリー走行 20番手 1分39秒331
2回目フリー走行 15番手 1分37秒578
「マシンバランスを見つけるのに本当に苦労した一日だったよ。最初は路面がかなり汚れていたんだけど、だんだん路面状態が改善されていったから、多くの作業をこなせた。でも、僕らの理想に至るには、まだ時間がかかりそうだ」

Rubens Barrichello ルーベンス・バリチェロ
  1回目フリー走行 19番手 1分39秒234
2回目フリー走行 21番手 1分38秒713
「今日のポジションには、本当にフラストレーションがたまるし、ブレーキングスタビリティの問題を改善することができず、不調な一日だった。今言えることは、今日のことから学んで、先週のテストを振り返り、解決策を見出す努力をしなければならないということだ」
Jacky Eeckelaert ジャッキー・エッケラート
Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
  「先週のここでのテストで改善されたマシンパフォーマンスを、このレースウイークで発揮したいと思っていた。しかし、テストのときに比べて路面コンディションが大きく異なっていたため、マシンバランスを見出すことが難しかった。セッション終盤で、ジェンソンのマシンは、いくつか進化が見られたが、ルーベンスのマシンは、まだ解決しきれない問題を抱えている。これについては早急に解決策をつきとめたい」
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SUPER AGURI F1 TEAM

SUPER AGURI F1 TEAM 初日の展開

第2戦 マレーシアGP

午前中は佐藤、デビッドソンともに、最初の1時間近くはガレージで待機。残り30分で周回を重ねたものの、佐藤17番手、デビッドソンは21番手だった。

50℃を超す路面温度の中、SAF1の2人は主にハードスペックで走行を重ねた。周回ごとにコースコンディションがよくなっていき、序盤にソフトを履いたマシンも、その後ハードでそのタイムをしのぐ現象が出てくる。佐藤も後半、ハードスペックで総合16番手のタイムを出す。さらにソフトで1分37秒282の自己ベストを出し、11番手にポジションアップ。そのまま7周のランを重ねたが、タイムの落ち込みも少なく、比較的安定したペースを見せていた。最終的に佐藤14番手、デビッドソン18番手で初日を終えた。

COMMENT

SUPER AGURI F1 TEAM コメント

Takuma Sato 佐藤琢磨
  1回目フリー走行 17番手 1分38秒966
2回目フリー走行 14番手 1分37秒282
「難しい一日だったと思う。先週のテストがよかったのでポジティブな気持ちでここへやってきたけれど、午前中は本当に苦労した。ほかのチームの様子ではコースのコンディションもそれほど悪くはないようだったが、僕たちはいいグリップが得られなかった。午後になって、少し違うアプローチを試みたら午前中よりはマシンの調子がよくなったように感じたので、それには満足している。しかし、明日のセッションに備えて、まだやらなければならないことはたくさんあると思う」
Anthony Davidson アンソニー・デビッドソン
  1回目フリー走行 21番手 1分39秒357
2回目フリー走行 18番手 1分38秒334
「僕にとっては難しい一日だった。終日、マシンのバランスがよくなかったので、できれば明日までにこの点を改善したいと思う。マシンの感触が先週のテストと全く違っていたので少し戸惑ったが、琢磨は好調で、マシンがメルボルンと同じようなスピードを発揮できることを証明してくれているので、あとは今夜の作業で僕とエンジニアがどこまでマシンのバランス調整を行えるかにかかっている」
Graham Taylor グラハム・テーラー
SUPER AGURI F1 TEAMスポーティング・ディレクター
  「最初のセッションで我々はグリップの低さに苦しんだ。汚れたコースでマシンをあまり走らせたくなかったのだが、走らせてみるとグリップが本当に悪かった。午後はかなりプッシュしたが、琢磨のマシンはバランスもよく、彼も満足しているようだった。残念ながら、アンソニーはマシンのバランスに苦しみ、琢磨のようにはいかなかったので、我々は今晩中に多くの作業をこなさなければならない」
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RESULT

フリー走行2リザルト

ROUND
#02
APRIL 06, 2007
順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 5 F.マッサ フェラーリ 1:35.780
2 3 G.フィジケラ ルノー 1:35.910
3 4 H.コバライネン ルノー 1:36.106
4 6 K.ライコネン フェラーリ 1:36.160
5 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ 1:36.523
6 17 A.ブルツ ウィリアムズ 1:36.621
7 10 R.クビツァ BMWザウバー 1:36.717
8 11 R.シューマッハ トヨタ 1:36.760
9 2 L.ハミルトン マクラーレン 1:36.797
10 9 N.ハイドフェルド BMWザウバー 1:36.862
11 15 M.ウェーバー レッドブル 1:36.906
12 1 F.アロンソ マクラーレン 1:37.041
13 14 D.クルサード レッドブル 1:37.203
14 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM 1:37.282
15 7 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team 1:37.578
16 12 J.トゥルーリ トヨタ 1:37.712
17 18 V.リウッツィ トロロッソ 1:37.855
18 23 アンソニー・デビッドソン SUPER AGURI F1 TEAM 1:38.334
19 20 A.スーティル スパイカー 1:38.419
20 19 S.スピード トロロッソ 1:38.650
21 8 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team 1:38.713
22 21 C.アルバース スパイカー 1:39.807
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