予報では曇りがちの天候になるはずが、決勝当日は朝から青空が広がった。レース開始時刻の現地時間午後2時には、気温も24℃まで上がる。スタート直後、ウィリアムズの2台が接触。N.ロズベルグがクラッシュしてコース上に破片が飛び、セーフティカー導入となった。バリチェロはG.フィジケラ(ルノー)、M.シューマッハ(フェラーリ)にかわされ、7番手に後退。一方バトンは、10番手まで順位を上げている。
6周目にレース再開。その後、フィジケラを抜いたシューマッハはタイヤがバーストし、9周目の緊急ピットイン。大きく出遅れる。さらにトヨタの2台が次々にリタイアし、バリチェロ、バトンは5、6番手にポジションを上げた。
バトンは25周目に1回目のピットインしたあとも速さは衰えず、29周目の1コーナーではK.ライコネン(マクラーレン)を抜き去り、4番手に。さらに僅差でF.アロンソ(ルノー)を追う。7番手のバリチェロも、同じルノーのフィジケラに激しく迫った。
ほぼ全員が1回目のピットを終えた40周目。バトンは表彰台圏内の3番手。バリチェロも6番手を走っている。バトンとアロンソとの差は、依然1秒以内。バリチェロもほぼ同じ差で、フィジケラを追う。しかし51周目。後方から猛追してきたシューマッハに抜かれ、7番手に後退した。
一方、50周目に2度目のピット作業を終えたバトンは、3番手をキープ。2番手アロンソとの差は1.4秒まで広がったが、終盤にはコンマ4秒まで縮める。結局最後まで抜けなかったものの、3位でチェッカーを受け、ハンガリーGP以来の表彰台を獲得し、ドイツGP以来7戦連続の入賞を果たした。一方、バリチェロも、7位入賞。チームは、コンストラクターズランキング4位、ドライバーズランキングでは、バトンが6位、バリチェロが7位で、今シーズンを締めくくった。 |