2日目のモンツァも快晴に恵まれたが、初日のような蒸し暑さはない。午前11時からのフリー走行は、気温26℃、路面温度30℃という比較的涼しいコンディションで始まった。
チームは初日にエンジントラブルが立て続けに起きたことを受け、改良型エンジンの使用を断念。2台のレースカーには、トルコGPと同じ仕様のエンジンが搭載された。このセッションで2人のドライバーはトラブルなく走行し、バリチェロは18周を走って8番手。バトンは115周を走って12番手だった。
午後2時からの予選は、気温28℃、路面温度41℃と、前日ほど気温は上がらなかった。第1セッションで、山本のタイヤがバーストして赤旗中断になったとき、2人のドライバーはまさにアタックを始めようとしていたところだった。再開後のアタックでは、バトン10番手、バリチェロ14番手。ともに1分22秒台のタイムで次のセッションへと進んだ。
第2セッションは、トップから11番手までの差がコンマ7秒という、し烈な展開になった。バトンとバリチェロはともに2度目のアタックで、7番手、8番手のポジションを獲得。そして最終セッションでは、最後のアタックでタイムを詰め、バトン6番手、バリチェロ9番手のタイム。3列目と5列目から、明日の決勝レースに挑む。 |