■ルーベンス・バリチェロ 「初めて訪れた去年のトルコは、楽しい思い出がいっぱいだ。サーキットについては、特にその設備とレイアウトの素晴らしさに、非常に感銘を受けた。コースは起伏がかなりあり、ドライバーにとって走りがいがある。しかも抜けるポイントが、いくつもあるしね。肉体的にも、かなりきついコースといえる。今週末はかなりの暑さが予想されるだけに、なおさらだ。ハンガリーGP後の夏休み中は、その辺を考えながら、きっちり身体作りをして来たよ。ドイツとハンガリーの両GPで、僕らの戦闘力が向上してることは確認できた。その後テストはしてないけれど、この週末もいい結果が出せることを信じているよ」
■ジェンソン・バトン
「2週間前の初優勝から毎日が本当にめまぐるしく過ぎていった。でも、ようやく静かに過ごせるようになって、あたらめて勝利の喜びをかみしめているよ。いつでも全力を出して戦える準備はできてるし、残り5戦も最高の結果を出したいと思ってる。この2週間、忘れられない数々のすばらしい出来事があった。でも今はそれは脇に置いて、トルコでのレースとシーズンの残りに集中したい。ハンガリーでは、あらゆる状況が僕らに味方してくれ、僕らもそれを十分に生かすことができた。この勝利で、チームはさらに高いモチベーションを得ている。いつかは勝てるとずっと思い続け、そして今、僕らは本当に勝者になったんだ。これからもチャレンジが続くけど、今週末のトルコは僕らのクルマに合ってるし、いい結果が出せるはずだよ。去年もここでは楽しんで走れたし、レースも悪くなかった。週末が待ち遠しいね」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「初優勝と夏休みにより、新たな気持ちで、我々は今週末のトルコGPを戦う。ハンガリー以降、チームは、残りのレースに向けてまい進してきた。去年のイスタンブールでは、昨シーズンベストレースの一つと言っていいほどのすばらしい走りができた。だから今年も、それに負けない戦いをしたいね。コースは高速コーナー、長いストレートとヘアピンで構成されている。そこに多くのアップダウンが加わって、非常に難易度の高いサーキットになっている。実にすばらしいコースだよ」 |