■ルーベンス・バリチェロ 3回目フリー走行 4番手 1分21秒833 予選3番手 1分20秒085 「今日の結果にはとても満足している。3番グリッドを確保できたのはすばらしいことだし、コースのきれいな側からスタートできることも重要だった。この数週間、チーム全体がパフォーマンス向上のために大きな努力をしてきていて、その成果と進歩が今、表れ始めている。クルマには競争力が感じられるし、レースペースも安定していてドライバビリティもよくなっている。タイヤ選択に自信があるので、すべていい傾向だよ。明日はすばらしいレースを期待している。僕にとって、結果を出す今年一番のチャンスだよ」
■ジェンソン・バトン 3回目フリー走行 17番手 1分24秒731 予選14番手 1分20秒092 「今日の予選ではとてもいいパフォーマンスを見せることができた。クルマの挙動はいいし、ペースもこの週末ずっと上がり続けている。トップ3に入れると確信して最後のアタックに入ったけど、1コーナーでブレーキをロックさせてしまい、ベストタイムだった第1セクターでコンマ4秒失ってしまった。それでも立て直して4番手に入ることができた。クルマの調子がいいだけに、今朝のエンジントラブルで14番グリッドスタートになってしまうのが残念でならない。オーバーテイクが難しいサーキットだけど、レースを楽しんで、自分たちにできることをやり尽くしたい」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター 「ルーベンスとジェンソンが予選で3番手、4番手タイムを記録し、とてもよい一日だった。今朝のセッションではこの異例の気候にセットアップを合わせるために作業を続けた。残念ながらセッション半ばでジェンソンのエンジントラブルがあり、その結果10グリッド降格のペナルティを受けることになってしまった。トラブルの原因は、まだ特定されていない。それでも両ドライバーとも、ニュータイヤ、ユーズドタイヤにかかわらずマシンに満足しており、予選に期待を感じさせた。予選は順調に進み、難なく第1セッション、第2セッションを突破した。第3セッションは緊迫した展開で、あと少しでフロントローというところまでいった。タイヤや燃料に関して、他車の戦略がどのようなものか分からないし、ジェンソンは14番グリッドスタートではあるが、我々は選択に自信を持っており、明日はレースでいいバトルができるものと楽しみにしている」 |