■ルーベンス・バリチェロ 「ブダペストはGP開催都市の中でも、とりわけ美しく、ワクワクする場所だ。毎年ここを訪れるのが、本当に楽しみだよ。サーキットには多くのファンが集まって、最高の雰囲気を作ってくれるしね。コース自体は曲がりくねった低速コーナー主体のレイアウトで、まさにモナコのような感じ。追い抜きは、きわめて難しい。だからレースでいい結果を出そうと思ったら、上位グリッドを狙うしかない。土曜日の予選がとても重要になる。ここ数年のハンガリーGPはすごく暑いだけに、ドライバーはいっそうのトレーニングを要求される。僕自身は2002年に優勝を果たしたし、表彰台にも上がっている。だからいい思い出が満載のグランプリなんだよ。ドイツGPではいい結果が出せなかったけど、戦闘力は回復しつつある。この週末は、雪辱を果たすつもりだよ」
■ジェンソン・バトン 「ブダペストもハンガロリンクも、毎年の訪問を楽しみにしている場所だ。コースは曲がりくねっているうえに、路面の凹凸が激しい。気温もすごく高くなるから、体力的に厳しいグランプリといえる。でもミシュランタイヤは暑いコンディションの方が、僕らのクルマとの相性はいいからね。ホッケンハイムでいい結果が出た空力パーツや他の開発ポイントについては、ハンガロリンクでも好パフォーマンスを発揮できるはず。だからレースには期待してるし、先週の上位入賞以上のリザルトを狙うよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティング・ディレクター 「ドイツGPはいい結果を出せただけに、今週末のブダペストもその勢いを持続したいね。ハンガロリンクはコース幅が狭く、低速コーナーが連続するレイアウトで、優れたトラクション性能と減速時の安定性が求められる。今週末もかなり暑くなるだろうけど、われわれのマシンにはその方がいい。ドライバーには、大変なコンディションだろうけどね」 |