Formula 1 Honda Racing
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2006.07.30 Rd.12 ドイツGP
スケジュール
Rd. Date
01 3/12
バーレーンGP
02 3/19
マレーシアGP
03 4/2
オーストラリアGP
04 4/23
サンマリノGP
05 5/7
ヨーロッパGP
06 5/14
スペインGP
07 5/28
モナコGP
08 6/11
イギリスGP
09 6/25
カナダGP
10 7/2
アメリカGP
11 7/16
フランスGP
12 7/30
ドイツGP
13 8/6
ハンガリーGP
14 8/27
トルコGP
15 9/10
イタリアGP
16 10/1
中国GP
17 10/8
日本GP
18 10/22
ブラジルGP
第12戦 ドイツGP
ドイツGPプレビュー
2006年7月24日(月)

 第12戦ドイツGPは、今週末、ホッケンハイムで開催される。今季、計5回予定される2連戦のうち、4回目はドイツGPとハンガリーGP。その後は、8月はじめから例年通りの夏休みが始まり、一切のテストが禁止となる。

 前戦フランスGPが終わった直後、Honda Racing F1 Teamは、スペイン・ヘレスでテストに集中した。今回が夏休み前最後のテストとなり、ドイツ、ハンガリー、そして夏休み後のトルコに向けた車体やエンジン、タイヤ評価が主なメニューとなった。

 今週末のドイツGPは、Hondaにとって、1964年に初めてワークスチームとして参戦して以来、ちょうど300戦目の節目にあたる。これまで Hondaは、3期にわたってF1活動を行ってきた。64年から68年までの黎明期となる第1期。83年から92年までのエンジンサプライヤーとして数々の勝利を収めた第2期。そして、2000年から現在に至る、第3期である。第3期では、B・A・Rとの車体共同開発を含むエンジン供給、ジョーダンへのエンジン供給を行い、今シーズンからは、1968年以来となるHondaが完全にチームを所有する体制で、参戦している。
 Hondaは、40年以上にわたるF1活動の中で、71回の勝利、173回の表彰台、そして77回のポールポジションを獲得している。
 この記念すべきドイツGPで、F1参戦300戦目を祝うべく、今週金曜日の夕方、これまでHondaのF1活動に貢献してきたドライバーや、メディアを招き、セレモニーを行う。

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コメント

ルーベンス・バリチェロ
「僕のF1初勝利は、2000年のホッケンハイムだった。その当時とはすっかりレイアウトが変わって、難しいコースになったけど、ここは僕にとって、すごく特別なサーキットだ。追い越しもできて、観客にとって楽しめるコースなんじゃないかな。特に長いストレートからコーナー直前までブレーキを踏まず、追い越していくシーンは、かなりの見どころだと思う。ホッケンハイムでは、通常、蒸し暑く、ドライバーにとっても過酷なレースとなるから、クルマを十分に仕上げていかなければならないね」

ジェンソン・バトン
「ホッケンハイムでのレースは好きだし、昨年、一昨年の2年連続表彰台と、いい思い出も少なくない。ここは何カ所か、抜けるポイントがある。そのため去年は、ミハエル・シューマッハとの3位争いをおおいに楽しんだよ。今年はそれと同じような結果を出すのは、ちょっとむずかしそうだけど、先週のヘレスでのテストはすごくいい感じだった。これから数戦にかけて、進歩することを祈るばかりだよ」

ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「ホッケンハイムは全18戦の中でも非常に歴史のあるサーキットなだけに、HondaのF1参戦300戦目を祝うには絶好の場所だと思う。コースレイアウトは近年大きく変わったけれども、追い越しできるという特徴はそのままだ。そのため、面白いレースが期待できる。ここは低速と中速コーナーが、絶妙に配置されているコースでもある。これまでの何戦かがそうだったように、今年の我々には厳しいコース特性ともいえる。それに加え、かなり暑くなりそうなだけに、特にリアタイヤの扱いはさらに慎重さを要するだろう。2人のドライバーも、ここでは過去に素晴らしい成績を挙げており、この週末は、そういった意味でも期待できる。特に先週のヘレスでのテストでも、いい方向にステップアップできた実感があるからね」

 
サーキット情報

ホッケンハイム・リンク(全長4.574km、レース67周)

 由緒あるオーバルサーキットが、高速道路建設のために2つに分断され、使用が再開されたのは、1966年のことだった。その後2002年に、再度大改修が行われた。その結果、ここはより近代的、かつ多くの観客が収容できるサーキットに生まれ変わった。

 これにより、スピードは減速され、距離は短くなり、サーキットは様変わりしたが、安全性ははるかに向上し、オーバーテイクも依然として可能である。ただ、ドライバーやチームの間で、得意、不得意が分かれるサーキットでもある。

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