Formula 1 Honda Racing
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2006.07.02 Rd.10 アメリカGP
スケジュール
Rd. Date
01 3/12
バーレーンGP
02 3/19
マレーシアGP
03 4/2
オーストラリアGP
04 4/23
サンマリノGP
05 5/7
ヨーロッパGP
06 5/14
スペインGP
07 5/28
モナコGP
08 6/11
イギリスGP
09 6/25
カナダGP
10 7/2
アメリカGP
11 7/16
フランスGP
12 7/30
ドイツGP
13 8/6
ハンガリーGP
14 8/27
トルコGP
15 9/10
イタリアGP
16 10/1
中国GP
17 10/8
日本GP
18 10/22
ブラジルGP
第10戦 アメリカGP
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バリチェロが2列目グリッドを獲得
2006年7月1日(土)・予選
会場:インディアナポリス・モータースピードウェイ 天候:晴れ 気温:33〜35℃
リザルト&ポイント

 アメリカGP2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロが4番グリッドを獲得し、5月のヨーロッパGP以来となる2列目から、ジェンソン・バトンは7番手のタイムで4列目グリッドから、明日の決勝をスタートする。

 一方、SUPER AGURI F1 TEAMは、佐藤琢磨が今季最高位となる18番グリッドを獲得。フランク・モンタニーは22番手だった。

第10戦 アメリカGP
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第10戦 アメリカGP
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Honda Racing F1 Team 2日目の展開

 2日目も、朝から青空が広がった。フリー走行の始まる午前10時で、すでに気温は28℃。本格的な周回が始まった15分過ぎからタイムはどんどん縮まり、トップのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が1分10秒台をマーク。バリチェロは1分12秒149で5番手、バトンはバリチェロからコンマ1秒落ちの7番手タイムだった。

 予選開始の午後1時には、気温は33℃まで上がった。前戦の第1セッションでは、際どいタイムでの通過となったが、今回は7周目にバリチェロとバトンが6、7番手のタイムを出し、第2セッションへ進む。

 第2セッションは、気温35℃、路面温度54℃と、この週末一番の暑さの下で行われ、バリチェロが最初のアタックで1分11秒512を出し、一時は1番手に。このセッションをバリチェロは4番手、バトンも13周目に8番手のタイムを出し、そろって最終セッションへ進んだ。

 終了まで7分の時点で、2台がニュータイヤに履き替える。しかし、いずれも1分12秒台を切れず、終了3分前にもう一度ピットに戻り、最後のアタックに賭けた。バトンは最終区間のタイムロスが響き、7番手。一方のバリチェロは、きれいにタイムをまとめ、4番グリッドを獲得し、明日の決勝を5月のヨーロッパGP以来となる2列目からスタートする。

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Honda Racing F1 Team コメント

ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 5番手 1分12秒149
予選4番手 1分12秒109
「今日のポジションは本当にうれしいよ。マシンに戦闘力があったので、予選を楽しめた。マシンの力を最大限発揮できるようにがんばってくれたチームのみんなに感謝したい。タフなレースになるだろうし、グリッドの後ろには手強いライバルがいるから、プッシュし続けなければならないだろう。僕の目標はポイントを多く稼ぐことで、今のクルマならそれが可能だ。明日が楽しみだよ」

ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 7番手 1分12秒269
予選7番手 1分12秒523
「予選の流れには満足している。マシンのバランスは良かったし、僕たちにはいい戦略がある。すぐ前にいるクルマを抜いて行くのはチャレンジングなことだけど、いいレースができると思うし、ここでは2人でポイントを獲得することが可能だと思う。明日はファンのために、素晴らしいレースを見せたいね」

ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「我々にとっていい一日だった。エンジンは週末を通して順調で、昨夜の調整が功を奏した。その結果、両ドライバーとも今朝のセッションで速さを見せた。予選はここ最近と比べてハラハラする場面が少なく、ジェンソンもルーベンスも悠々と第3セッションまで進んだ。スターティンググリッドはもとより、レースセットアップや戦略にも満足しているので、明日のレースではいい戦いができることを楽しみにしている」

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第10戦 アメリカGP
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SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開

 午前中のフリー走行で、佐藤琢磨は順調に16周を走り、1分13秒806の今週末ベストタイムを出すものの、21番手に終わった。一方、フランク・モンタニーは10周しか走行できず、チームメイトからコンマ6秒落ちの22番手だった。

 午後の予選では、佐藤が大奮闘した。第1セッションの終了直前、1分13秒496のタイムを叩き出し、今季ベストグリッドとなる18番手に。モンタニーは、電気系のトラブルで2度目のアタックができず、22番手に終わった。

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SUPER AGURI F1 TEAM コメント

佐藤琢磨
3回目フリー走行 21番手 1分13秒806
予選18番手 1分13秒496
「素晴らしい予選セッションだった。今週末はマシンもずっと好調で、フリー走行でも進歩を遂げていた。これまでで最高の予選結果を得ることができたことと、気温が高い中でコンペティティブな走りができたことがとてもうれしい。このポジションから明日のレースをスタートできることを本当にうれしく思うし、今週末のチーム全員の努力に感謝したい」

フランク・モンタニー
3回目フリー走行 22番手 1分14秒454
予選22番手 1分16秒036
「今日も良くない日になってしまった。予選で再びトラブルが生じてしまった。問題解決に気をとられて、集中するのが難しい。今日の予選結果は残念だったが、明日に期待したいと思う」

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「今日はチームも良くがんばってくれた。しかし、フランクのマシンには電気系統の大きなトラブルが発生してしまった。問題はそれ以外にはなかったが、解決策を見つける必要がある。予選に影響が出て、フランクにはかわいそうなことをした。一方、琢磨はいい仕事をしてくれた。予選タイムは完璧で、マシンも好調だった。琢磨のメカニックやエンジニアも良くがんばってくれた。チームにとって初めての18位という結果に満足している。琢磨は2004年のアメリカGPで初めての表彰台を達成しているので、このサーキットにはいい思い出がある。明日のレースでは、琢磨とフランクの2人がいい結果を出してくれることを期待している」

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予選リザルト
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム
1 5 M.シューマッハ フェラーリ B 1:10.832
2 6 F.マッサ フェラーリ B 1:11.435
3 2 G.フィジケラ ルノー M 1:11.920
4 11 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team M 1:12.109
5 1 F.アロンソ ルノー M 1:12.449
6 17 J.ビルヌーブ BMWザウバー M 1:12.479
7 12 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team M 1:12.523
8 7 R.シューマッハ トヨタ B 1:12.795
9 3 K.ライコネン マクラーレン M 1:13.174
10 16 N.ハイドフェルド BMWザウバー M 1:15.280
11 4 JP.モントーヤ マクラーレン M 1:12.150
12 9 M.ウェーバー ウィリアムズ B 1:12.292
13 21 S.スピード トロロッソ M 1:12.792
14 19 C.アルバース ミッドランド B 1:12.854
15 18 T.モンテイロ ミッドランド B 1:12.864
16 15 C.クリエン レッドブル M 1:12.925
17 14 D.クルサード レッドブル M 1:13.180
18 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM B 1:13.496
19 10 N.ロズベルグ ウィリアムズ B 1:13.506
20 8 J.トゥルーリ トヨタ B 1:13.787
21 20 V.リウッツィ トロロッソ M 1:14.041
22 23 フランク・モンタニー SUPER AGURI F1 TEAM B 1:16.036
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