2日目も、朝から青空が広がった。フリー走行の始まる午前10時で、すでに気温は28℃。本格的な周回が始まった15分過ぎからタイムはどんどん縮まり、トップのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が1分10秒台をマーク。バリチェロは1分12秒149で5番手、バトンはバリチェロからコンマ1秒落ちの7番手タイムだった。
予選開始の午後1時には、気温は33℃まで上がった。前戦の第1セッションでは、際どいタイムでの通過となったが、今回は7周目にバリチェロとバトンが6、7番手のタイムを出し、第2セッションへ進む。
第2セッションは、気温35℃、路面温度54℃と、この週末一番の暑さの下で行われ、バリチェロが最初のアタックで1分11秒512を出し、一時は1番手に。このセッションをバリチェロは4番手、バトンも13周目に8番手のタイムを出し、そろって最終セッションへ進んだ。
終了まで7分の時点で、2台がニュータイヤに履き替える。しかし、いずれも1分12秒台を切れず、終了3分前にもう一度ピットに戻り、最後のアタックに賭けた。バトンは最終区間のタイムロスが響き、7番手。一方のバリチェロは、きれいにタイムをまとめ、4番グリッドを獲得し、明日の決勝を5月のヨーロッパGP以来となる2列目からスタートする。
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