Formula 1 Honda Racing
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2006.07.02 Rd.10 アメリカGP
スケジュール
Rd. Date
01 3/12
バーレーンGP
02 3/19
マレーシアGP
03 4/2
オーストラリアGP
04 4/23
サンマリノGP
05 5/7
ヨーロッパGP
06 5/14
スペインGP
07 5/28
モナコGP
08 6/11
イギリスGP
09 6/25
カナダGP
10 7/2
アメリカGP
11 7/16
フランスGP
12 7/30
ドイツGP
13 8/6
ハンガリーGP
14 8/27
トルコGP
15 9/10
イタリアGP
16 10/1
中国GP
17 10/8
日本GP
18 10/22
ブラジルGP
第10戦 アメリカGP
アメリカGPプレビュー
2006年6月27日(火)

 Honda Racing F1 Teamは、今週末に開催される第10戦アメリカGPに挑むため、カナダからアメリカへと向かった。

 北米2連戦の第2ラウンドの舞台は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ。グランプリサーキットの中では、2番目に歴史のあるコースである。今年インディアナポリスに詰めかけるファンには、出場を見合わせた昨年のレースの分まで楽しんでもらわなければならない。

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コメント

ルーベンス・バリチェロ
「アメリカでのレースは本当に楽しいし、ここには友人もたくさんいる。だからこの週末が、待ち遠しくてならないよ。コース自体、抜けるポイントがいくつかある。それに何といっても、あの伝統のオーバルコースをエンジン全開で駆け抜けていく気分は、例えようがない。オーバルのコーナーは、F1マシンではそれほど難しくないけどね。インディアナポリス・モーター・スピードウェイというのは、本当に特別な場所。アメリカのモータースポーツの聖地なんだ。それだけに今年は大勢のファンのためにも、ぜひグランプリが成功することを祈りたいね。僕たちはカナダではうまくいかなかったから、ここでぜひばん回したい。とはいえ2連戦でテストができず、マシンに改良を加えられないだけに、厳しいレースを覚悟しているよ」

ジェンソン・バトン
「これだけ歴史のあるインディアナポリスでのレースは、いつも興奮するものさ。雰囲気も、実に素晴らしいしね。サーキットは、きついインフィールド区間がすごく低速だ。僕個人は高速コースが好きなんだけど、抜きどころはあるから、面白いレースが見せられると思う。インディアナポリスではモントリオールとは違うタイヤを使う予定だから、先週以上のパフォーマンスが発揮できることを期待してるよ。それと今年は、来てくれる観客のためにも、素晴らしいレースにしたいね」

ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「カナダの結果にはもちろん満足していないし、連戦となるアメリカGPでは全力でばん回するつもりだ。インディアナポリスは超高速と低速の区間が組み合わさり、さらに全18戦中最長とも言えるエンジン全開区間があるなど、非常に走りがいのあるコースだ。まったく異なる特性の区間で、セッティングにどう折り合いをつけるかがカギとなる。インディアナポリス・モーター・スピードウェイの雰囲気は最高だし、ここにまた戻って来られるのが本当にうれしいよ」

 
サーキット情報

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(全長4.192km、レース73周)

 インディアナポリス・モーター・スピードウェイは、現在行われているF1のサーキットで、2番目に古い歴史を誇る。全長4.192kmのコースは、曲がりくねったインフィールド区間と、有名なオーバルの区間に分かれる。2000年から始まったアメリカGPは、例年カナダGPとの2連戦となっている。

 インディアナポリス・モーター・スピードウェイを指揮するトニー・ジョージは、創始者一族ハルマン家の出身でもある。彼はここにアメリカGPを誘致するために、あらゆる障害をひとつひとつ乗り越えてきた。そして最終的に、サーキット内に残る建物を取り壊し、近代的なピット施設、グランドスタンド、そしてコースなどを建設した。

 他のグランプリコースに比べれば、ここでの追い越しは比較的容易である。特に長いストレートから2速に落とす第1、第8コーナーが、ポイントとなるだろう。きついS字に入る第8コーナーの通過速度は、時速約60km。一方最速は、第13コーナーであり、通常、オーバルの第1コーナーにあたり、F1マシンは時速300km近いスピードで駆け抜けていく。

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