■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 7番手 1分22秒023
予選6番手 1分20秒943
「予選でトップ6に入るという目標は達成できた。セッション終盤のトップ争いは接戦だったので、もう少しタイムを上げて5番手に入ることもできたかもしれない。でも全体としては満足だよ。ジェンソンも、同じくらいのポジションになれたはずだということはみんな分かっているので、本当に残念だ。ここでのレースは大好きだから、明日を楽しみにしているよ。いいレースになるはすだ」
■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 11番手 1分22秒596
予選19番手 1分23秒247
「僕自身、本当にがっかりしているし、チームにもファンにも申し訳ない。最初にコースインしたときはグリップが低くて速いタイムを出せなかった。最初の走行でマシンの挙動が良くないと、限界までプッシュすることが難しくなるんだ。コースオフして戻って来られなかったときのリスクが大き過ぎるからね。コース状況はどんどん良くなっていて、2度目のチャンスがあると思ったんだけど、重量測定に呼ばれてしまい、それでセッションは終わってしまった。ホームレースでは誰でもうまくやりたいと思うものだし、今日はもっといい結果を出せるはずだった。でもポイントは取れると思うので、明日はそのために全力を尽くすよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「今日の結果には複雑な思いだ。予選でのルーベンスの走りはうれしかったが、第1セッションと第2セッションの終わりに若干心配な場面もあった。しかしルーベンスは素晴らしい仕事をして、マシンの力を最大限引き出してくれた。ジェンソンに関しては、皆本当にがっかりしている。簡単に説明すると、最初の走行ではタイムが十分でなく、その後重量測定に呼ばれてしまったため、2度目のアタックができなくなってしまったということだ。最終的な予選結果とは違い、2台の実際のペースは僅差であることは明らかなので、ルーベンスとジェンソンにはイギリスの大観衆の前で激しいバトルを見せてほしいと思っている」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター
「今日のパフォーマンスはとても満足できるものではありません。ルーベンスはマシンのポテンシャルを見せつけ、3列目グリッドにつけてくれましたが、ジェンソンのポジションにはがっかりしています。明日のレースは、懸命に戦い、ばん回しなければなりません」 |