■ジェンソン・バトン 6位
「マシンの状態は良かったし、ミスのないレースができた。ただ第1スティントでルーベンスの後ろになってしまったので、ライコネンに逃げられてしまった。前が開いてからは、マシンの挙動も良く、バランスも良くなったんだ。たぶん、マレーシア以来、ベストだったんじゃないかな。毎ラップ、ライコネンに0.1から0.2秒ずつ詰め寄れたのは良かったけどね。昨日の予選で出遅れていなければ、もっと接近戦に持ち込めただろう。次のモナコGPとモナコの準備を中心に行う来週のバレルンガテストを楽しみにしているよ」
■ルーベンス・バリチェロ 7位
「厳しいレースだったけど、2台そろってポイントが獲得できたので、ライバルの強さを考えると、悪くない結果だと思う。スタートでは一つポジションを落とし、その後は燃料プレッシャーの問題があったので、インラップで少しタイムをロスした。あとはだいたい計画通りに進んだけど、最後のスティントでは振動が発生して、また少しタイムロスしてしまった。モナコは僕たちの強さを出せるはずのコースだから、もっと速くなるように集中したい」 ■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「今回は2台そろってポイントを獲得できたことは良かった。まだ我々の望むような速さには達してはいないが、最後までライコネンとバトルを繰り広げ、持てる力を出し尽くしたと思っている。大きな問題もなく、比較的スムーズに一日が進み、ドライバーたちは、とてもハードにプッシュしてくれた。次のモナコは、我々のマシンに合うはずなので、来週のバレルンガテストでは、いくつかの改良を試していきたいと思う。前を行くチームとの差を縮めることに集中したい」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター
「ドライバーたちは2人ともベストを尽くしてくれました。今日の結果はわれわれの今のレベルを如実に表していると思います。前を走るチームとの差を縮めるためには、さらなる開発が必要だとチーム全員が感じています」
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