■ルーベンス・バリチェロ
「スペインGPは他のグランプリとは少しちがった特徴がある。このサーキットは、テストのためにとても頻繁に使っていて、どのチームのパフォーマンスにも、このコースでの経験値が反映されることになると思うよ。これまでにかなりの距離を走ってきたサーキットだけど、いつもエンジョイできるコースだね! だから、良いレースをしなければと思っているよ。ニュルブルクリンクでは、若干スピードが劣ったけれど、いくつかポイントを稼ぐことができて良かったよ。我々チームは、今週末にはもっとペースを上げられるようにがんばらないとね」
■ジェンソン・バトン
「ニュルの週末は厳しいものになってしまった。気持ちを切り替えて、スペインに集中するよ。ここは空力性能が、勝敗のカギを握る。そして僕たちのクルマは、その点で優れているはずだ。ここはドライバーには、かなり厳しいサーキットで、高速コーナーがいくつもあって、首への負担はかなりのものになる。でもここではテストも含めて、多くの走行をこなしてきたから、コースのことは知り尽くしてるよ。今週末の天気は悪くなさそうで、気温も高くなると聞いている。僕らにとっては、いいニュースだね。先週のエンジントラブルがちゃんと解決出来ていれば、かなりいい結果が出せるはずだ。この週末には、期待してるよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「もうひとつの地元レースといえば、まさにスペインGPが当てはまるね。他の多くのチーム同様、われわれも1年を通じてここで何度もテストをやって来ている。 RA106は1月に走り始めて以来、ここではどんな状況でも速さを発揮していた。さらに今回は、2人のドライバーが最新スペックのエンジンを使える。前戦では思ったほどのペースを発揮できなかったが、今回はそんな心強い要素がいくつもある。バルセロナ自体も素晴らしい町だし、ここに来るのを毎年楽しみにしているスタッフも多いよ」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター
「今週末のレースでは、両ドライバーが最新スペックのエンジンで戦います。ニュルでのバトンのトラブルに関しては十分な対策を施し、トップに少しでも近づくことを目指します」 |