■ルーベンス・バリチェロ
「イモラはドライバーにとって、実に走りがいのあるコースだよ。ここのレイアウトは大好きだけど、車体セットアップは難しい。ここでは僕自身、いろんなことがあった。ファンから熱烈な応援も受けたけれど、悲しい思い出もたくさんある。メルボルンで出た問題を解決するために、この2週間のテストでは、いつも以上に集中して走った。その甲斐あって、かなりの進歩を感じたよ。チームは今週末のレースに自信を持ってるし、僕もその気持ちに共感できる。いい結果が得られることを、期待してるよ」
■ジェンソン・バトン
「イモラではいつも、存分にレースを楽しんできた。コース自体はいろんなコーナーとシケインが混ぜ合わさったレイアウトで、かなり難易度は高い。でもサーキットの雰囲気は最高だし、僕自身いくつもの素晴らしい思い出がある。2004年には初めてのポールポジションを獲得し、レースでは2位表彰台に上がってるしね。今週からのヨーロッパラウンド開幕は、本当に楽しみだよ。序盤3戦で、表彰台にも上がり、ポイント獲得も重ねてきた。でも第3戦オーストラリアGPの結果には、本当にがっかりだった。それだけにここ2週間のテストで、マシンがかなり進化したことは、イモラに向けての好材料だよ。いい週末になることを祈ってるよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「イモラはヨーロッパラウンド初戦であり、そしてわれわれはこれから1カ月で4つのレースを戦うことになる。例年ここでは、各チームともかなり性能を強化したマシンを持ち込む。その結果、フライアウェイでの順位が入れ替わることも珍しくない。もちろん、そのことは十分わかっていて、メルボルン以降集中的にテストを行ってきた。その結果、RA106は信頼性とパフォーマンスの両方で、成果を挙げることができた。このチームは昔からイモラとは相性がいいので、今週末もいい結果が残せるはずだよ」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター
「メルボルンでのジェンソンのマシンに関するエンジントラブルは、バルセロナで対策できました。ヨーロッパラウンド初戦となるイモラでは、よりパワフルなスペックを投入する予定です」
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