Formula 1 Honda Racing
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2006.04.23 Rd.04 サンマリノGP
スケジュール
Rd. Date
01 3/12
バーレーンGP
02 3/19
マレーシアGP
03 4/2
オーストラリアGP
04 4/23
サンマリノGP
05 5/7
ヨーロッパGP
06 5/14
スペインGP
07 5/28
モナコGP
08 6/11
イギリスGP
09 6/25
カナダGP
10 7/2
アメリカGP
11 7/16
フランスGP
12 7/30
ドイツGP
13 8/6
ハンガリーGP
14 8/27
トルコGP
15 9/10
イタリアGP
16 10/1
中国GP
17 10/8
日本GP
18 10/22
ブラジルGP
第4戦 サンマリノGP
第4戦 サンマリノGPプレビュー
2006年4月14日(金)

 F1世界選手権2006年シーズンも、第4戦サンマリノGPから、いよいよヨーロッパラウンドがスタートする。

 序盤3戦はヨーロッパから遠く離れた地域でのレースが続いたが、今後しばらくは伝統的なサーキットで開催される。

 Honda Racing F1 Teamは、第3戦オーストラリアGP終了後、イタリア・バレルンガとスペイン・バルセロナの両サーキットで、2週に亘って重要なテストを行ってきた。合計6日間のテスト期間中、チームは3500km以上を走行。新たな空力パッケージを試したほか、メルボルンで問題となったタイヤの温まりに関しても、いくつかの解決策を見出した。その結果チームは、RA106が持つ予選での速さを、決勝レースでも継続して発揮できると自信をのぞかせている。

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コメント

ルーベンス・バリチェロ
「イモラはドライバーにとって、実に走りがいのあるコースだよ。ここのレイアウトは大好きだけど、車体セットアップは難しい。ここでは僕自身、いろんなことがあった。ファンから熱烈な応援も受けたけれど、悲しい思い出もたくさんある。メルボルンで出た問題を解決するために、この2週間のテストでは、いつも以上に集中して走った。その甲斐あって、かなりの進歩を感じたよ。チームは今週末のレースに自信を持ってるし、僕もその気持ちに共感できる。いい結果が得られることを、期待してるよ」

ジェンソン・バトン
「イモラではいつも、存分にレースを楽しんできた。コース自体はいろんなコーナーとシケインが混ぜ合わさったレイアウトで、かなり難易度は高い。でもサーキットの雰囲気は最高だし、僕自身いくつもの素晴らしい思い出がある。2004年には初めてのポールポジションを獲得し、レースでは2位表彰台に上がってるしね。今週からのヨーロッパラウンド開幕は、本当に楽しみだよ。序盤3戦で、表彰台にも上がり、ポイント獲得も重ねてきた。でも第3戦オーストラリアGPの結果には、本当にがっかりだった。それだけにここ2週間のテストで、マシンがかなり進化したことは、イモラに向けての好材料だよ。いい週末になることを祈ってるよ」

ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター
「イモラはヨーロッパラウンド初戦であり、そしてわれわれはこれから1カ月で4つのレースを戦うことになる。例年ここでは、各チームともかなり性能を強化したマシンを持ち込む。その結果、フライアウェイでの順位が入れ替わることも珍しくない。もちろん、そのことは十分わかっていて、メルボルン以降集中的にテストを行ってきた。その結果、RA106は信頼性とパフォーマンスの両方で、成果を挙げることができた。このチームは昔からイモラとは相性がいいので、今週末もいい結果が残せるはずだよ」

中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
  ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター

「メルボルンでのジェンソンのマシンに関するエンジントラブルは、バルセロナで対策できました。ヨーロッパラウンド初戦となるイモラでは、よりパワフルなスペックを投入する予定です」

サーキット情報

イモラ・サーキット(全長4.933km、レース62周)

 1952年、ボローニャ南東30kmに位置するアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで初めてレースが行われた。それ以降、ここイモラでは、長年に亘り、イタリアGPとサンマリノGPが開催されてきた。かつてのイモラは、高速で、誰もが攻めあぐねるコーナーを持つサーキットとして知られていた。しかし1994年にアイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーが相次いで事故死したことで、直線はいくつかのシケインによって分断された。コース特性が変わった結果、車体セットアップもよりコーナリング重視のダウンフォースを付けるものへと変化していった。

 コースの大幅変更にもかかわらず、ドライバーにとって、ここは依然として攻めがいのあるサーキットである。直線が長くないだけに、パワーだけに左右されず、さらにシケインと凹凸の多い路面は、ハンドリングの良さを要求する。またここは、ブラジルのインテルラゴス、イスタンブールと並んで、数少ない反時計回りのサーキットでもある。

 
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