■ジェンソン・バトン 3位
「表彰台に戻ってくることができて嬉しいよ。でも、思い描いていたのは最上段だったから、その点は少し残念だった。僕らはレースに勝ちたいと思っているし、今日はその力があることを証明したかった。でも、目標を達成するためにはまだまだやることがたくさんあるよ。それにしても今日は何度も遅いクルマに前をふさがれてしまった。特に2回目のピットストップの前のスコット・スピードには悩まされたよ。あれがなければ、ピットストップの後、アロンソの前でコースに復帰できたかもしれない。これから2週間あるし、バレルンガでのテストもあるから、その間に問題を解決して、次のメルボルンではさらに上を目指していきたいね」
■ルーベンス・バリチェロ 10位
「いろいろな出来事が起きた週末だった。少なくともポイントを取れそうなところまでいったので、ストップ&ゴーペナルティを科されてしまったのはとても残念だった。この2戦でたくさんのことを学んだから、次からはマシンのポテンシャルを引き出せるようになると信じている」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1
Team スポーティングディレクター
「今年最初の表彰台を獲得したことは良かった。ジェンソンは懸命に戦ったが、やや速さが足りず、特に2回目のピットストップを控えたレースの重要な局面で、前をふさがれたことがタイムロスにつながった。ルーベンスもポイント獲得を目指したが、ピットレーンのスピード違反で10秒のストップ&ゴーペナルティを科されてしまったのは残念だった。しかしエンジンの信頼性は素晴らしく、2レース目にもかかわらず、このマレーシアの暑さによく耐えてくれた。ここまでのパフォーマンスには大いに満足しているが、更なる向上を目指し、トップに迫っていきたい。オーストラリアに期待しよう」
■中本修平 Honda Racing F1 Team
シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター
「エンジン交換を必要とした、昨日のルーベンスのトラブル以外は、ここ2戦のエンジンパフォーマンスに満足しています。次戦オーストラリアまで2週間ありますから、テストとデータ分析を行い、メルボルンでベストを尽くせるよう頑張ります」
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