■ルーベンス・バリチェロ 「Honda Racing F1 Teamでの僕の初戦は、残念な結果に終わってしまった。今度が開幕戦だと思って、全力を尽くしたいね。セパンのコースレイアウトはシーズン中でも、最高のコースのひとつで、僕らのマシンパッケージにも合っていると思う。ここはいくつか、抜けるポイントもあるのがいいね。もちろん、あの熱さと湿気だから、体力的な厳しさもハンパじゃない。でも十分トレーニングは重ねてきたし、より素晴らしいレースを披露するつもりだよ」
■ジェンソン・バトン 「バーレーンGPでは表彰台を逃して残念だったけど、でも4位入賞は開幕戦としては自己ベストだったんだ。次戦マレーシアは、それ以上の結果を出すつもりだよ。初戦を走った限りでは、ライバルたちとの力関係も、ほぼオフの間に予想した通りだった。今季のマシンは、どんなサーキットでも十分な力を発揮できるはず。そして今週末のような暑いレースは、ミシュランタイヤがかなり有利だと思う。
僕の初表彰台はここマレーシアだっただけに、思い入れもひとしおだよ。長い直線や高速コーナーがふんだんにあって、走っていてすごく楽しい。今週末のレースも、手に汗握る展開になりそうだね」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Team スポーティングディレクター 「バーレーンでまずまずのスタートが切れ、次はさらなる結果を期待したいところだ。エンジンにとっては2レース目になり、これだけ過酷なコンディションで戦うのは、確かに容易なことじゃない。とはいえ、今季のマシンとタイヤパッケージにとっては、むしろより合っているはず。今季からの新予選方式にも最初から十分適合できたし、準備は万端だよ」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリングディレクター 「開幕戦を走った今、ライバルたちとの力関係もいっそう明確になりました。トップチーム間の性能差はかなり接近しているだけに、シーズン中の開発にいっそう拍車をかける必要があるでしょう。開幕戦でのバトンの走行ペースはかなり良かっただけに、マレーシアはさらによい結果を目指します」 |