Formula 1 Honda Racing
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2006.03.19 Rd.02 マレーシアGP
スケジュール
Rd. Date
01 3/12
バーレーンGP
02 3/19
マレーシアGP
03 4/2
オーストラリアGP
04 4/23
サンマリノGP
05 5/7
ヨーロッパGP
06 5/14
スペインGP
07 5/28
モナコGP
08 6/11
イギリスGP
09 6/25
カナダGP
10 7/2
アメリカGP
11 7/16
フランスGP
12 7/30
ドイツGP
13 8/6
ハンガリーGP
14 8/27
トルコGP
15 9/10
イタリアGP
16 10/1
中国GP
17 10/8
日本GP
18 10/22
ブラジルGP
第2戦 マレーシアGP
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Honda Racing F1 Team レポート
デビッドソンがセッション2でトップ
2006年3月17日(金)・1日目フリー走行
会場:セパン・サーキット 天候:晴れ 気温:32〜37℃
リザルト&ポイント

 マレーシアGP初日のフリー走行で、Honda Racing F1 Teamのアンソニー・デビッドソンが2回目のセッションで、トップタイムをマーク。1回目が行われた午前中のセッションでは、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロは周回を抑えたものの、午後のセッションで、バトンは8番手、バリチェロは10番手だった。

第2戦 マレーシアGP
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第2戦 マレーシアGP
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 開幕戦バーレーンGPから2週連続となる、第2戦マレーシアGP。初日はすでに朝から気温は30℃を超えていた。午前中のフリー走行は、サードドライバーのデビッドソンが全28人中最多の25周を周回。総合3番手のタイムだった。

 午後2時の2回目のフリー走行開始時には、気温は37℃に達した。開始後14分、裏ストレート手前のコーナーで、デビッドソンがスピン。そのまま止まってしまう。このため残りセッションの大部分は、2人のレギュラードライバーだけで走ることになった。それでもセッション終盤にはデビッドソンがコースに復帰して、チェッカーと同時に最速タイムを叩き出した。バトンは12周を走行し、8番手。一方バリチェロは13周を走行し、10番手だった。

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コメント

アンソニー・デビッドソン
1回目フリー走行 3番手 1分35秒997
2回目フリー走行 1番手 1分35秒041
「もちろん初戦に続き、2戦目でも金曜のトップタイムで終わることができて嬉しいよ。リアのロックによってスピンアウトしたために思い通りにはいかなかった。このスピンで、2回目のセッションで大きく時間をロスしてしまった。全体的に見れば、良い結果を得ることができたし、さらにセットアップを進められる情報も得られたよ」

ジェンソン・バトン
1回目フリー走行 走行せず
2回目フリー走行 8番手 1分36秒661
「セットアップとタイヤプログラムの方は、かなりうまくいったよ。アンソニーに発生したトラブルもあるので、セットアップを決めるには、さらにマシンのデータ分析が必要だね。明日にはこの問題を解決できていることを願っているよ」

ルーベンス・バリチェロ
1回目フリー走行 走行せず
2回目フリー走行 10番手 1分37秒270
「ブレーキに関しての問題は、色々やらなければならないことがある。この問題はバーレーンから少しだけ引きずっているんだ。セットアップに関しては、まだたくさんやることがあるけれど、今日、アンソニーが得たポジションを見ればポジティブな一日だったね」

ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Teamスポーティングディレクター
「再びアンソニーがタイムシートのトップに立ったことは、チームにとって非常に嬉しい。しかし、我々3人のドライバーは皆、まだまだクルマのセットアップに満足しているわけではなく、やらなければならないことはたくさんある。サードカーのスピンアウトにより、あまり走行ができなかったが多くのデータがあるので、明日に向けてこのデータを有効に使っていきたい」

中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
 ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリング・ディレクター

「今日は、エンジンについては順調な日でした。エンジンは両方とも2戦目の走行となるわけですが、この高い気温と湿度においても問題はありません。今日収集したデータを分析し、明日の予選で良い成績を獲得できるように努力します」

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第2戦 マレーシアGP
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SUPER AGURI F1 TEAM レポート
佐藤は40周、井出は35周を走行し、初日のフリー走行を完了
2006年3月17日(金)・1日目フリー走行
会場:セパン・サーキット 天候:晴れ 気温:32〜37℃
リザルト&ポイント

 マレーシアGP初日フリー走行は、SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨、井出有治ともに、午前と午後の合計2時間のセッションを走りきった。佐藤は40周、井出は35周をこなした。

 ここセパンは井出にとって、SUPER GTやフォーミュラーニッポンでレースを重ねており、知り尽くしたコースである。午前中のフリー走行は、佐藤18周、井出19周と、順調に周回を重ねた。

 午後のセッションも、できるだけ距離を伸ばすことに専念。井出がコースを飛び出したものの、2人ともトラブルなく1時間を走りきった。佐藤は22周を走行し1分41秒549、井出は16周を走行し1分43秒164を記録した。

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コメント

佐藤琢磨
1回目フリー走行 18番手 1分41秒072
2回目フリー走行 27番手 1分41秒549
「今日も充実した一日だった。問題は何も生じなかった。集中タイヤテストなど、予定通りにプログラムを完了することができたので、明日のセットアップを決めるための重要なデータを得ることができた。マレーシア初日は良いスタートを切ることができたと言えるだろう。今日の仕事の内容には満足している」

井出有治
1回目フリー走行 19番手 1分43秒449
2回目フリー走行 28番手 1分43秒164
「今日は前回よりも走行距離を延ばせたので嬉しいが、2回のフリー走行の間中、アンダーステアに苦しんだ。プログラムの一環として、2種類のブリヂストンタイヤをテストしたが、午後のセッションで選んだタイヤはバランスが悪化してしまった。できるだけ早く原因を究明して、この問題を解決する必要がある。明日はできるだけ良いポジションで予選通過したい。そして、日曜日のレースでは是非完走したい」

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「今日のフリー走行は2台とも比較的問題も少なく、満足いく結果だった。プログラムも予定通り終えることができたし、初めて試した新しいブリヂストンタイヤにはドライバーたちも満足していた。有治には大きなアンダーステアの問題が残ったが、明日は新しいフロントウイングを試して、この問題を解決したいと思う。だが、全体的にはうまくいった一日だった」

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フリー走行2リザルト
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム
1 36 アンソニー・デビッドソン Honda Racing F1 Team M 1:35.041
2 35 A.ブルツ ウィリアムズ B 1:35.388
3 1 F.アロンソ ルノー M 1:35.806
4 6 F.マッサ フェラーリ B 1:35.924
5 3 K.ライコネン マクラーレン M 1:36.132
6 2 G.フィジケラ ルノー M 1:36.182
7 5 M.シューマッハ フェラーリ B 1:36.617
8 12 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team M 1:36.661
9 17 J.ビルヌーブ BMWザウバー M 1:37.045
10 11 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team M 1:37.270
11 8 J.トゥルーリ トヨタ B 1:37.317
12 16 N.ハイドフェルド BMWザウバー M 1:37.418
13 38 R.クビカ BMWザウバー M 1:37.457
14 4 JP.モントーヤ マクラーレン M 1:37.463
15 20 V.リウッツィ トロロッソ M 1:37.590
16 14 D.クルサード レッドブル M 1:37.603
17 7 R.シューマッハ トヨタ B 1:37.695
18 40 N.ジャニ トロロッソ M 1:37.831
19 21 S.スピード トロロッソ M 1:37.926
20 9 M.ウェーバー ウィリアムズ B 1:38.081
21 10 N.ロズベルグ ウィリアムズ B 1:38.205
22 39 G.モンディーニ ミッドランド B 1:38.256
23 15 C.クリエン レッドブル M 1:38.644
24 19 C.アルバース ミッドランド B 1:38.918
25 37 R.ドーンボス レッドブル M 1:39.105
26 18 T.モンテイロ ミッドランド B 1:39.416
27 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM B 1:41.549
28 23 井出有治 SUPER AGURI F1 TEAM B 1:43.164
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