Formula 1 Honda Racing
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2006.03.12 Rd.01 バーレーンGP
スケジュール
Rd. Date
01 3/12
バーレーンGP
02 3/19
マレーシアGP
03 4/2
オーストラリアGP
04 4/23
サンマリノGP
05 5/7
ヨーロッパGP
06 5/14
スペインGP
07 5/28
モナコGP
08 6/11
イギリスGP
09 6/25
カナダGP
10 7/2
アメリカGP
11 7/16
フランスGP
12 7/30
ドイツGP
13 8/6
ハンガリーGP
14 8/27
トルコGP
15 9/10
イタリアGP
16 10/1
中国GP
17 10/8
日本GP
18 10/22
ブラジルGP
第1戦 バーレーンGP
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Honda Racing F1 Team レポート
バトン2列目、バリチェロ3列目のグリッドを獲得
2006年3月11日(土)・予選
会場:バーレーン・インターナショナル・サーキット 天候:曇り 気温:20〜27℃
リザルト&ポイント

 開幕戦バーレーンGPの2日目。新方式としては初めての予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは3番手。ルーベンス・バリチェロは6番手のグリッドを獲得した。

第1戦 バーレーンGP
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第1戦 バーレーンGP
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 GP2日目のバーレーンは、朝から砂嵐に見舞われた。コース上は全域砂まみれとなり、まともに走行できるコンディションではない。それでも予選とレースに向けての作業をこなすべく、15分過ぎからバトンとバリチェロは周回を重ねた。バトンはこのセッション、最速タイム。バリチェロは12番手で、午後の予選に臨んだ。

 今年から予選は、3回のセッションに分けられる。1回目の15分間で、下位6台のグリッドが確定。2回目の15分間で次の6台が。そして最後の20分間で、ポールポジションを含む上位10台の出走順が決まる。

 予選1回目、早くも波乱が起きた。開始後10分、K・ライコネン(マクラーレン)のマシンからリアウイングが外れスピン。約5分間の赤旗中断となった。これでライコネンは最下位に。バトンは2番手、バリチェロは12番手で2回目に進んだ。

 10台が残った最後の20分のセッション。ここでは、レーススタート時の搭載燃料で、タイムアタックしなければならない。2人は3回ずつコースに出ていき、バトン3番手、バリチェロは6番手グリッドを獲得した。

 
コメント

ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 1番手 1分31秒857
予選 3番手 1分31秒549
「3番グリッドという結果にはまずまず満足だよ。予選の戦略は良かったけど、コースコンディションが悪かったために、安定したタイムを刻むのが難しく、クリーンラップを取るのが大変だった。今日も風に悩まされたけれど、昨日とは違う方向から吹き付けていたので、コース状況に予測できない部分があった。新しい予選方式はエキサイティングな展開になったね。マシンに乗っている方にとってはノンストップだったし、家で見ているファンにとっても最高に面白かったんじゃないかな。この方式ではコース上の混雑がいつも問題になるけど、すぐに慣れると思うし、チームは大きなプレッシャーのかかる中、よくやってくれたと思う。明日はみんなの燃料戦略がどのように展開するか楽しみだね。素晴らしいレースを期待しているよ」

ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 12番手 1分34秒009
予選 6番手 1分32秒579
「昨日からずっとマシンのセットアップに苦労していたので、6番グリッドは悪くない結果だと思う。問題点を分析した結果、まだ改善の余地があるとわかったんだ。予選に向けてセッティングを変えたら、少し良くなった。あとは明日のレース結果を待つばかりだ」

ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Teamスポーティングディレクター
「我々にとって、これまで経験した事のないほど、エキサイティングで緊迫したセッションだった! すべては第1セッションの赤旗から始まった。最後のセッションまで残るために、走行プランを臨機応変に変え、結果的に限りなくフロントローに近づくことができた。ジェンソンは混雑に対応しながら、最後までポール争いを繰り広げる見事な走りを見せた。ルーベンスも、まだマシンバランスに完全に満足していないにもかかわらず、3列目という良いポジションを手に入れてくれた。しかし、まだ1年の最初のセッションを終えたばかりで、明日の戦略については未知数の部分が多く残されている。開幕前に述べたように、レースで勢力図が鮮明になるのを、非常に楽しみにしている」

中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー
 ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリング・ディレクター

「新しい予選方式は興味深いチャレンジでした! 両ドライバーとも自身の経験を生かし、冷静で堅実な走りをしてくれました。レースで他チームの燃料積載量が明らかになるまでは、なんとも言えませんが、かなり良い状態だと思います。エンジンはよく回っていますので、レースが楽しみです」

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第1戦 バーレーンGP
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SUPER AGURI F1 TEAM レポート
佐藤20番手、井出21番手で、決勝進出
2006年3月11日(土)・予選
会場:バーレーン・インターナショナル・サーキット 天候:曇り 気温:20〜27℃
リザルト&ポイント

 SUPER AGURI F1 TEAMのデビュー戦となるバーレーンGPで、佐藤琢磨は20番グリッド、井出有治は21番グリッドから明日の決勝レースをスタートすることになった。

 午前中のフリー走行。非常にむずかしいコンディションの中、井出はセッション開始直後から積極的に走行を重ねる。しかし中盤、またもトラブルが発生して、ピット出口に自らマシンを止めた。佐藤は15周の周回をこなし、SA05のファーステストラップを更新していった。

 午後2時からの予選。井出が真っ先に飛び出していく。かなり強い風のせいで、路面は再び砂だらけになっている。佐藤琢磨は1分37秒411で20番手。井出は1分40秒270で、21番グリッドからのレーススタートとなった。

 
コメント

佐藤琢磨
3回目フリー走行 21番手 1分36秒994
予選 20番手 1分37秒411
「まずはチーム全員に感謝したい。そして、今日の結果を嬉しく思っている。2台とも予選を通過できたので、明日のレースのスターティンググリッドに並ぶことができる。もちろん、それが今週末の目標だったわけだが、チームにとっては大きな成果だ。これから、パフォーマンスの向上に努力していかなければならないが、今週末、目標としていたことは、今のところすべて達成することができた。明日は2台とも良いレースを走れることを願っている」

井出有治
3回目フリー走行 22番手 1分41秒889
予選 21番手 1分40秒270
「あっという間に終わってしまった予選セッションだった。ほんの数分で終わった気がする。緊張したり、興奮したりする暇さえなかった。予選第1セッションのタイムは良くなかった。ビリではなかったにしても、実際はそうだった。しかし、レースを重ねるに従ってポジションを上げていく自信はある。とにかく明日のレースに出場できて嬉しいし、レースをフィニッシュできるように全力を尽くす。明日、ぼくがスターティンググリッドに着けるようにと、最善の努力を払ってくれたメカニックたちに感謝したい」

鈴木亜久里 SUPER AGURI F1 TEAM チーム代表
「明日、2台ともレースに出場できることを嬉しく思う。有治はフリー走行で苦しんだし、レッドフラッグも、彼にとってはより難しい状況になった。そんな中、彼もスターティンググリッドに並べることになったのはとても嬉しいことだ。とにかく今は一歩一歩、前進していきたい。明日はF1の世界でその最初の一歩を踏み出すことになる」

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予選リザルト
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム
1 5 M.シューマッハ フェラーリ B 1:31.431
2 6 F.マッサ フェラーリ B 1:31.478
3 12 ジェンソン・バトン Honda Racing F1 Team M 1:31.549
4 1 F.アロンソ ルノー M 1:31.702
5 4 JP.モントーヤ マクラーレン M 1:32.164
6 11 ルーベンス・バリチェロ Honda Racing F1 Team M 1:32.579
7 9 M.ウェーバー ウィリアムズ B 1:33.006
8 15 C.クリエン レッドブル M 1:33.112
9 2 G.フィジケラ ルノー M 1:33.496
10 16 N.ハイドフェルド BMWザウバー M 1:33.926
11 17 J.ビルヌーブ BMWザウバー M 1:32.456
12 10 N.ロズベルグ ウィリアムズ B 1:32.620
13 14 D.クルサード レッドブル M 1:32.850
14 8 J.トゥルーリ トヨタ B 1:33.066
15 20 V.リウッツィ トロロッソ M 1:33.416
16 21 S.スピード トロロッソ M 1:34.606
17 7 R.シューマッハ トヨタ B 1:34.702
18 19 C.アルバース ミッドランド B 1:35.724
19 18 T.モンテイロ ミッドランド B 1:35.900
20 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI F1 TEAM B 1:37.411
21 23 井出有治 SUPER AGURI F1 TEAM B 1:40.270
22 3 K.ライコネン マクラーレン M DNF
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