■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 1番手 1分31秒857
予選 3番手 1分31秒549
「3番グリッドという結果にはまずまず満足だよ。予選の戦略は良かったけど、コースコンディションが悪かったために、安定したタイムを刻むのが難しく、クリーンラップを取るのが大変だった。今日も風に悩まされたけれど、昨日とは違う方向から吹き付けていたので、コース状況に予測できない部分があった。新しい予選方式はエキサイティングな展開になったね。マシンに乗っている方にとってはノンストップだったし、家で見ているファンにとっても最高に面白かったんじゃないかな。この方式ではコース上の混雑がいつも問題になるけど、すぐに慣れると思うし、チームは大きなプレッシャーのかかる中、よくやってくれたと思う。明日はみんなの燃料戦略がどのように展開するか楽しみだね。素晴らしいレースを期待しているよ」
■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 12番手 1分34秒009
予選 6番手 1分32秒579
「昨日からずっとマシンのセットアップに苦労していたので、6番グリッドは悪くない結果だと思う。問題点を分析した結果、まだ改善の余地があるとわかったんだ。予選に向けてセッティングを変えたら、少し良くなった。あとは明日のレース結果を待つばかりだ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1
Teamスポーティングディレクター
「我々にとって、これまで経験した事のないほど、エキサイティングで緊迫したセッションだった!
すべては第1セッションの赤旗から始まった。最後のセッションまで残るために、走行プランを臨機応変に変え、結果的に限りなくフロントローに近づくことができた。ジェンソンは混雑に対応しながら、最後までポール争いを繰り広げる見事な走りを見せた。ルーベンスも、まだマシンバランスに完全に満足していないにもかかわらず、3列目という良いポジションを手に入れてくれた。しかし、まだ1年の最初のセッションを終えたばかりで、明日の戦略については未知数の部分が多く残されている。開幕前に述べたように、レースで勢力図が鮮明になるのを、非常に楽しみにしている」
■中本修平 Honda Racing F1 Team
シニアアドバイザー
ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリング・ディレクター
「新しい予選方式は興味深いチャレンジでした! 両ドライバーとも自身の経験を生かし、冷静で堅実な走りをしてくれました。レースで他チームの燃料積載量が明らかになるまでは、なんとも言えませんが、かなり良い状態だと思います。エンジンはよく回っていますので、レースが楽しみです」 |