■アンソニー・デビッドソン 1回目フリー走行 18番手 走行タイム無し 2回目フリー走行 1番手 1分31秒353 「シーズンのオープニングでトップタイムを出せて最高だよ。でも、本当はもっと走りたかったんだ。自分のためだけではなく、チームのためにね。ギアボックストラブルで最初のセッションを失ってしまったのは残念だけど、その状況から午後はベストの結果を出せたし、十分なタイヤテストをこなせた。重点だったロングランで良い結果を達成できたので、数週間前にここで走った結果と合わせて、今夜はたくさんの情報を基に作業を進めることができる。でも、コンディションは前とずいぶん違うね。今日は風が強くて、明日もこの状態が続くかもしれない。セッションの終わりには良いマシンバランスを見つけることができたので、全体的には良いスタートだったと思う」
■ジェンソン・バトン 1回目フリー走行 走行せず 2回目フリー走行 9番手 1分33秒226 「初日としては悪くない出来だよ。ただ、朝のセッションを走れなかったことで、思ったほどのデータを集められなかったのは残念だね。3週間前のテストで走った時とはコース・コンディションがだいぶ違うので、今夜はテストで得た情報と、今日のアンソニーの走行で得たデータを基に予戦に向けて作業をしなければならない」
■ルーベンス・バリチェロ 1回目フリー走行 走行せず 2回目フリー走行 18番手 1分34秒384 「今日はアンソニーと、彼の走らせたサードカーのデータが焦点となった。午後はコース上が混んでいたのと、前のテスト時とマシンのバランスが変わっていたために、クリーンラップが取れなかったけれども、十分に有効な走行ができたと思う。明日の朝までにマシンのバランスを直さなければならないけど、それよりも、今日のサードカーの結果がすごくうれしいよ」
■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Teamスポーティングディレクター 「アンソニーの走行がギアボックスのトラブルで短縮されてしまい、朝から少々出遅れてしまったが、最後は今日のトップタイムを出し、非常にポジティブな形で一日を終えることができた。3人ともマシンバランスを改善すれば、もっと良くなると感じているので、今夜は集めたデータで、明日のタイヤ選択のために、じっくり分析し、いい結果に結びつけていきたい」
■中本修平 Honda Racing F1 Team シニアアドバイザー ホンダ・レーシング・ディベロップメント エンジニアリング・ディレクター 「今日は、エンジンの調子がよかったです。また、2004年シーズンと同じようにスピードと安定性を見せてくれて、デビッドソン自身がトップタイムを出し、うれしく思います」 |