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日本 第18戦 10月9日
日本GP
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グランプリ情報
Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第18戦 日本GP
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鈴鹿の予選でバトンがフロントロー、佐藤も3列目グリッドを獲得
10月8日(土)・予選
サーキット:鈴鹿サーキット 天候:曇りのち雨 気温:24℃

 日本GP予選は、セッション中に雨が降っては止む、難しいコンディションとなった。そんな中B・A・R Hondaは、ジェンソン・バトンが2番手、佐藤琢磨が5番手タイムを記録。2台揃って好ポジションから、明日のホームグランプリ決勝レースに挑む。

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 日本GP2日目は、朝から断続的に雨の降る天候となった。午前中のフリー走行は2回とも完全にウエット路面。コース上を小さな川が流れるほどの悪コンディションのため、各車は満足に周回を重ねられない。4回目のフリー走行でバトンは4番手。佐藤は16番手タイムだった。

 午後1時の予選開始時の天候は、雨は降っていないものの曇り空。気温24度、湿度90%。上空は厚い雲に覆われ、セッション中いつ雨が降り出してもおかしくない。雨は降っていないものの路面は依然としてかなりのウエットで、予選前半にアタックした2台のマシンが、同じデグナーでコースアウトするなど、非常に難しい状態となった。

 予選開始後30分。11番手の佐藤が走る直前になって再び雨が降り始め、グランドスタンドの観衆は次々に傘を差し始める。しかし佐藤は、そのような微妙な条件の中とは思えない安定した走りを見せ、最終区間では最速タイムをマーク。1分46秒841のタイムで、暫定トップに立った。

 雨はすぐに小康状態になり、佐藤のあとに出て行ったドライバーは、次々にタイムを更新していく。13番目出走のバトンは、1分46秒141のタイムで、その時点のトップタイムにわずか100分の4秒届かず、暫定2番手タイムを記録。そしてセッション終盤、最後の5人が走る頃には、かなり強い雨が降り出す。これで上位陣はまったくタイムが出せず、バトンの2番手、佐藤の5番手グリッドが確定。2台揃って好ポジションから明日のホームグランプリ決勝レースに挑むことになった。ポールポジションは、R・シューマッハ(トヨタ)だった。

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コメント

ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 8番手 1分51秒884
4回目フリー走行 4番手 1分50秒920
予選 2番手 1分46秒141
「Hondaのホームレースの鈴鹿でフロントローを獲得することができて最高の気分だ。ラップそのものには満足できないけれど、このポジションには大満足だよ。僕がアタックした後から雨が降り出したから、今日の天気はラッキーだった。マシンはアンダーステアがひどく、運転は難しかった。特に今週末の前にウエットタイヤで走る機会がなかったからね。レースに向け、できる限りのマシンセットアップはしてあるし、レース戦略も上手く行くと思うから、今週末集まってくれる大勢のファンの皆の前で、本当に良いレースを見せられることを願っているよ」

佐藤琢磨
3回目フリー走行 12番手 1分53秒454
4回目フリー走行 16番手 1分54秒307
予選 5番手 1分46秒841
「ホームグランプリで予選5番手を獲得でき、とても嬉しいです。今日の天候は我々を味方してくれ、明日に向けて素晴らしいチャンスをくれました。ちょうどアタックに出た時に、雨がパラパラと降り出しましたが、それほど影響はありませんでした。今日のフリー走行ではインターミディエイトタイヤで走行する機会がありませんでしたので、予選ではアンダーステアが大きく、そんな中でラップを上手くまとめることができたと思います。ファンの皆さんからの応援は素晴らしかったですし、明日は最高のレースになることを期待しています」

ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「今日の予選結果には満足している。ジェンソンはポールポジションまでの差が僅かだったし、琢磨も明日のレースに有利な5番手を獲得してくれた。ジェンソンはアタックラップでアンダーステアに苦しんだが、ポールまでコンマ04秒のところまで攻めてくれた。琢磨はウエットコンディションになる中、クリーンラップを決めてくれた。予選の後半からの雨のため、いつもグリッド上位を占めるドライバー達がグリッドの後ろに沈むことになり、明日のレースを面白くしてくれた。ここまでのマシンのパフォーマンスにはおおむね満足している。明日は、はっきりしない天候を考慮したレース戦略を立てており、我々にとって良いレースになることを期待している」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「今日は我々にとって少しばかりラッキーな天候になりましたが、2人のドライバーともにとても良い走りを見せてくれました。鈴鹿では過去にも素晴らしいレースをしてきましたし、明日のレースもきっとベストレースの一つになると思います。応援してくれているファンの方々には、明日の素晴らしい応援をお願いしたいと思いますし、我々も良いレースをファンの皆さんに見せられるよう、最善を尽くします」

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予選リザルト
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム
1 17 R.シューマッハ トヨタ M 1:46.106
2 3 ジェンソン・バトン B・A・R Honda M 1:46.141
3 6 G.フィジケラ ルノー M 1:46.276
4 15 C.クリエン レッドブル M 1:46.464
5 4 佐藤琢磨 B・A・R Honda M 1:46.841
6 14 D.クルサード レッドブル M 1:46.892
7 7 M.ウェーバー ウィリアムズ M 1:47.233
8 11 J.ビルヌーブ ザウバー M 1:47.440
9 2 R.バリチェロ フェラーリ B 1:48.248
10 12 F.マッサ ザウバー M 1:48.278
11 19 N.カーティケヤン ジョーダン B 1:48.718
12 8 A.ピッツォニア ウィリアムズ M 1:48.898
13 21 C.アルバース ミナルディ B 1:50.843
14 1 M.シューマッハ フェラーリ B 1:52.676
15 20 R.ドーンボス ミナルディ B 1:52.894
16 5 F.アロンソ ルノー M 1:54.667
17 9 K.ライコネン マクラーレン M 2:02.309
18 10 JP.モントーヤ マクラーレン M -
19 16 J.トゥルーリ トヨタ M -
20 18 T.モンテイロ ジョーダン B -
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