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レース
日本 第18戦 10月9日
日本GP
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グランプリ情報
Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第18戦 日本GP
第18戦日本GP プレビュー
10月3日(月)

 2005年F1世界選手権を締めくくる最後の2戦はアジアで戦われる。そして第18戦日本GPはシルバーストーンと並び、B・A・R Hondaにとって「もう一つのホーム・グランプリ」というべきものである。さらに今年の鈴鹿は、B・A・R とHondaがパートナー関係を結んでから100戦目という記念すべきレースとなる。

 今季最後の2戦に向け、チームは先週スペイン・ヘレスにおいて2日間のテストを行った。2台のマシンを駆ったのは、第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンと、ヤングドライバープログラム所属のジェームズ・ロシター。ハイダウンフォースの求められる鈴鹿に向け、B・A・R Honda 007の最新バージョンの空力パッケージや冷却、ブレーキシステムなどをテストした。またヘレステストには、2004年度IRLチャンピオン、トニー・カナーンもチームに合流。初のF1マシン走行を存分に堪能した。

 Honda所有のサーキットである鈴鹿は、ドライバーの腕が試されるコースとしてあまりにも有名である。18のコーナーで構成される8の字型のコースレイアウトは、他のグランプリサーキットには見られないユニークな形状だ。高速コーナーを抜けて、S字を駆け上がり、スプーンから130Rへと続くコースは、難易度の高さで屈指と言える。オーバーテイク・ポイントとしては、時速80km近くまで急減速する最終シケイン、第1コーナー、そして場合によってはヘアピンコーナーなどが挙げられる。

コメント

ジェンソン・バトン
「鈴鹿はHondaのホームサーキットと言うこともあって、特別なコースだよ。僕はこれまでも多くの声援をもらってきたけれど、B・A・R Hondaに移籍して以降は、それはさらにすごくなった。鈴鹿でのレースがすごく楽しみだし、ブラジルでペースアップ出来なかった問題が解決されれば、マシンは十分に速いはずだ。鈴鹿は肉体的にも精神的にもタフなコースだ。ドライビングには特別の正確さと、安定した速さが求められる。難しさはピカイチだけど、間違いなく僕のお気に入りのサーキットの一つだよ」

佐藤琢磨
「多くの点で、日本GPは特別なレースです。鈴鹿は自然の地形を利用した絶妙のレイアウトが大好きですし、何より週末の雰囲気は最高です。各コーナーのコンビネーションは、ものすごく難易度が高い。でも同時に、走っていて最高に楽しいですね。ここは低速から高速まであらゆるコーナーがあり、ここ独特の8の字型のコースレイアウトを構成していますから、マシンのセットアップがとても重要です。1、2コーナーからS字にかけてのハンドリングバランスも重要です。この間ほとんどコーナリングの連続ですから、セットアップが決まらないとタイムロスしてしまいます。鈴鹿に帰ってくる時は、いつもエキサイティングですが、母国の大観衆の前で走ることをとても楽しみにしています」

ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「鈴鹿はシルバーストーンと並んで、我々にとって最も重要なレースだ。Hondaにとってのホーム・レースというだけでなく、琢磨にとってもそうだからね。ここは文字通り、伝説的なドライバーサーキットだ。ジェンソンと琢磨のマシンには最新鋭のHondaエンジンが搭載されるほか、車体面でも多くの改良が施された。鈴鹿を埋める大観衆のためにも、そしてHondaファミリーの応援団のためにも、素晴らしいレースを披露したい」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「この週末のレースが非常に重要なのは、いまさら言うまでもありません。日本のファンの前で素晴らしい走りを見せるために、スタッフ全員いつになく気合いが入っています。琢磨選手のマシンにブラジルから前倒しして投入した最新の鈴鹿スペックエンジンは、今回のレースでジェンソン選手のマシンにも搭載されます」

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