■ジェンソン・バトン
「鈴鹿はHondaのホームサーキットと言うこともあって、特別なコースだよ。僕はこれまでも多くの声援をもらってきたけれど、B・A・R
Hondaに移籍して以降は、それはさらにすごくなった。鈴鹿でのレースがすごく楽しみだし、ブラジルでペースアップ出来なかった問題が解決されれば、マシンは十分に速いはずだ。鈴鹿は肉体的にも精神的にもタフなコースだ。ドライビングには特別の正確さと、安定した速さが求められる。難しさはピカイチだけど、間違いなく僕のお気に入りのサーキットの一つだよ」
■佐藤琢磨
「多くの点で、日本GPは特別なレースです。鈴鹿は自然の地形を利用した絶妙のレイアウトが大好きですし、何より週末の雰囲気は最高です。各コーナーのコンビネーションは、ものすごく難易度が高い。でも同時に、走っていて最高に楽しいですね。ここは低速から高速まであらゆるコーナーがあり、ここ独特の8の字型のコースレイアウトを構成していますから、マシンのセットアップがとても重要です。1、2コーナーからS字にかけてのハンドリングバランスも重要です。この間ほとんどコーナリングの連続ですから、セットアップが決まらないとタイムロスしてしまいます。鈴鹿に帰ってくる時は、いつもエキサイティングですが、母国の大観衆の前で走ることをとても楽しみにしています」
■ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「鈴鹿はシルバーストーンと並んで、我々にとって最も重要なレースだ。Hondaにとってのホーム・レースというだけでなく、琢磨にとってもそうだからね。ここは文字通り、伝説的なドライバーサーキットだ。ジェンソンと琢磨のマシンには最新鋭のHondaエンジンが搭載されるほか、車体面でも多くの改良が施された。鈴鹿を埋める大観衆のためにも、そしてHondaファミリーの応援団のためにも、素晴らしいレースを披露したい」
■中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「この週末のレースが非常に重要なのは、いまさら言うまでもありません。日本のファンの前で素晴らしい走りを見せるために、スタッフ全員いつになく気合いが入っています。琢磨選手のマシンにブラジルから前倒しして投入した最新の鈴鹿スペックエンジンは、今回のレースでジェンソン選手のマシンにも搭載されます」 |