■ジェンソン・バトン 「ドイツGPでの表彰台は、チーム全員にいっそうの元気をもたらした。皆気合い十分で、ハンガリーGPに臨むだろう。ハンガロリンクは曲がりくねってるだけでなく、非常に路面がバンピーだ。抜ける場所はほとんどないし、僕のお気に入りのサーキットとは言えないね。それからここは例年、かなり暑くなるだけに、ドライバーにとっては過酷なコースでもある。気温30℃のコンディションでレースを走れば、体重はゆうに2キロから2.5キロは減ってしまう。去年のレースはまずまずだったし、今年はぜひ最高の成績を挙げたいね。特に先週のホッケンハイムで表彰台を得ただけに、その気持ちはなおさらだよ」
■佐藤琢磨 「ハンガロリンクでの追い抜きは非常に難しいだけに、予選順位がかなり重要になります。ホッケンハイムは厳しいレースになってしまいましたが、予選での出走順はそれほど悪くなく、ある程度の助けにはなると思います。マシンは日を追って良くなっていますし、ドイツでも満足の行くパフォーマンスを発揮してくれました。ハンガリーでのレースを楽しみにしてますし、必ずや素晴らしい戦いをお見せできるよう、頑張ります」
■ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター 「前戦ドイツGPでジェンソンが表彰台を獲得するなど、ここ3戦での我々は非常に高い戦闘力を発揮できた。ハンガロリンクは全く違うコースレイアウトで、最大限のダウンフォースが要求される。しかし、ここでも必ずトップ集団で戦えると信じている。私自身はハンガリー訪問は初めてだが、チームの皆はここでのレースをエンジョイしているようだ。レースも期待しているが、ハンガリーを訪れることも楽しみにしている」
■中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター 「ホッケンハイムではジェンソン選手が表彰台を獲得しましたし、今週末はぜひ両ドライバーによるダブル入賞を実現したいです。エンジンの進化は満足の行くレベルですが、トップ2チームとの差を縮めるためには、まだやるべきことはたくさんあります」
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