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フランス 第10戦 7月3日
フランスGP
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Rd. Date
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05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
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09 6/19 アメリカGP
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12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
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15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第10戦 フランスGP
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佐藤が今季自己ベストの4番グリッド、バトンは7番グリッドを獲得
7月2日(土)・予選
サーキット:マニクール・サーキット 天候:曇り 気温:21℃

 フランスGPの決勝レースグリッドは、Lucky Strike B・A・R Hondaの佐藤琢磨が今季自己ベストとなる4番グリッドを獲得。ジェンソン・バトンも7番グリッドと、2台揃って好位置から、明日のレースをスタートする。

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 午前中のフリー走行は、早朝まで降っていた雨のために、3回目フリー走行セッションはウエットコンディションだった。しかし4回目フリー走行が始まる頃には、路面はほぼ乾き、各車ドライタイヤで周回を重ねた。B・A・R Honda勢は2台とも積極的に走行し、佐藤は総合6番手、バトンは9番手タイムだった。

 予選開始時刻の午後1時の気温は21℃、路面温度は26℃。上空は厚い雲に覆われ、例年より涼しかった前日を、さらに下回る陽気となった。予選9番手出走の佐藤は、安定したハンドリングで、それまでの区間タイム記録を次々と更新していく。この時点のトップタイム、JP・モントーヤ(マクラーレン)をコンマ7秒以上しのぐ1分14秒655のタイムを叩き出し、暫定トップタイムをマーク。12番手でコースに出て行ったバトンは、ミスのないスムーズな走行で、チームメイトの佐藤からコンマ4秒程遅れる1分15秒051、暫定4番手タイムを記録した。

 20名のドライバー全員がアタックを終了した時点で佐藤は総合5番手、バトンは8番手タイム。ポールシッターから5番手の佐藤まで僅かコンマ2秒あまりという、大接戦の予選を制し、ポールポジションを獲得したのは地元ルノーのF・アロンソだった。

 明日の決勝レースは、前日にエンジントラブルに見舞われたK・ライコネン(マクラーレン)が、エンジン交換によって10番降格のペナルティを受けるため、佐藤がセカンドローの4番グリッド、バトンは4列目7番グリッドからのスタートとなる。

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コメント

佐藤琢磨
3回目フリー走行 計測タイム無し
4回目フリー走行 6番手 1分15秒177
予選 5番手 1分14秒655(決勝レース4番グリッド)
「今日はマシンの調子もすごく良かったですし、予選を楽しむことができました。ルノ―とマクラーレンの間に割って入れたので、チームにとってご褒美になったと思います。チームの皆は、この週末の準備のためにすごく頑張ってくれましたし、北米2連戦から、キャラクターの異なるハイダウンフォースを必要とするここに、チームの勢いを持ち込むことができて嬉しいです。明日のレースは良いポジションでスタートすることができますし、グリッドの2列目から最前線のバトルに飛び込んでいくのが本当に楽しみです」

ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 5番手 1分27秒276
4回目フリー走行 9番手 1分15秒228
予選 8番手 1分15秒051(決勝レース7番グリッド)
「今日の予選では、まずまずの走りができたし、マシンの性能をほとんど全て引き出せたと思うよ。コースの状態は、今朝よりもずっと良くなっていたし、予選タイムとしては、良いタイムだったと思う。明日のレースに向けて好位置につけているし、この週末はずっとマシンのパフォーマンスは良いから、このグリッドからなら良いレースができると思うよ」

ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「今日の予選結果には、まずまず満足している。琢磨もジェンソンもミスのない綺麗な走りで、マシンの力を最大限に引き出してくれた。今日は昨日と天候が大きく違ったため、今朝のマシンセットアップはなかなかのチャレンジだった。予選のタイムを見ればわかることだが、タイムは非常に接近しており、明日はエキサイティングなレースになるだろう」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「今朝は路面コンディションが悪く、最初のセッションは走行を控えることになりましたが、路面の良くなった4回目フリー走行では、琢磨選手、バトン選手ともに良い仕事をしてくれたおかげで、予選と決勝レースに向けてのセットアップに必要なデータを揃えることができました。良いグリッドポジションからのスタートですから、明日は2人揃って多くのポイントを獲得できるよう頑張ります」

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予選リザルト
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム
1 5 F.アロンソ ルノー M 1:14.412
2 16 J.トゥルーリ トヨタ M 1:14.521
3 9 K.ライコネン マクラーレン M 1:14.559
4 1 M.シューマッハ フェラーリ B 1:14.572
5 4 佐藤琢磨 B・A・R Honda M 1:14.655
6 2 R.バリチェロ フェラーリ B 1:14.832
7 6 G.フィジケラ ルノー M 1:14.887
8 3 ジェンソン・バトン B・A・R Honda M 1:15.051
9 10 JP.モントーヤ マクラーレン M 1:15.406
10 12 F.マッサ ザウバー M 1:15.566
11 11 J.ビルヌーブ ザウバー M 1:15.699
12 17 R.シューマッハ トヨタ M 1:15.771
13 7 M.ウェーバー ウィリアムズ M 1:15.885
14 8 N.ハイドフェルド ウィリアムズ M 1:16.207
15 14 D.クルサード レッドブル M 1:16.434
16 15 C.クリエン レッドブル M 1:16.547
17 19 N.カーティケヤン ジョーダン B 1:17.857
18 20 P.フリーザッハー ミナルディ B 1:17.960
19 18 T.モンテイロ ジョーダン B 1:18.047
20 21 C.アルバース ミナルディ B 1:18.335
※予選3番手のライコネンは、エンジン交換を行ったため10グリッド降格になる。
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