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レース
スペイン 第5戦 5月8日
スペインGP
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グランプリ情報
Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第5戦 スペインGP
第5戦 スペインGPプレビュー
5月2日(月)
※レース後のFIA裁定によりサンマリノGPのポイントは無効となりました。

 前戦サンマリノGPで、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが待望の今季初表彰台を獲得。チームは、更なる好結果を目標にスペインGPに臨む。

 バトン3位、そして佐藤琢磨が5位入賞を果たし、貴重な10ポイントを獲得したイモラから、チームにとっては実質的に2005年シーズンが始まったと言えるだろう。この復調は、もちろんチームの絶え間ない努力によるものである。そして先週のムジェロテストでは、さらに新しい空力パッケージ、タイヤ、最新バージョンのエンジンをテストし、2日連続して、ムジェロでの最速タイムを叩き出した。

 スペインGPの舞台となる全長4.627kmのカタルニア・サーキットは、昨年はB・A・R Hondaがもっとも多くのテストをこなし、非常に馴染みのあるコースである。その経験の蓄積にムジェロテストの手応えを加え、チームはイモラに続くダブル上位入賞、さらに2戦連続の表彰台をも視野に入れている。

コメント

ジェンソン・バトン
「バルセロナは、走っていて楽しいサーキットだよ。流れるような高速コースで、レースでは僕らはいつも良いペースで走れていた。4月初旬のテストでも、僕が非公式のコースレコードを出しているし、マシンはここのコースに合ってると言えると思うよ。今回テストで走ったムジェロは、バルセロナに性格が似ている。そこで良い結果が出ているだけに、週末のレースも期待できそうだ」

佐藤琢磨
「バルセロナはチームにとって、もっとも得意とするサーキットの一つと言えるでしょう。何しろ2年連続してコースレコードを出していますからね。ここは高速且つ難易度の高いレイアウトで、個人的にも大好きなサーキットです。一番の高速コーナーでは、コーナリング中の最高時速は250km、身体にかかる重力は4.5Gにも達します。1月に再舗装した結果、直後のラップタイムはそれまでより20秒も遅いコースになってしまいました。とは言えその後、路面のグリップは随分上がったようで、最近のテストでは我々も有意義なデータが収集できています。ただ少しでもラインを外れると、全くグリップがなくなってしまいますから、レース中の追い抜きは相当難しそうです。その意味でも、予選はかなり重要です。上位グリッド獲得を目指して、全力を尽くすつもりです。幸いイモラで好結果が得られたおかげで、1回目予選の出走順は悪くありません。このGPも、かなりの接戦になると思います。バルセロナ自体は非常に古い歴史のある古都で、僕も何度か訪れています。ガウディをはじめとする建築物も面白いし、食事も美味しい。見所満載の都市ですが、でも何と言っても一番のイベントは、スペインGPですね!」

ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「サーキットの外で今起きている問題は別にして、スペインGP自体は割と楽観的に考えている。イモラでは2台とも良いレースをしていたことは間違いなく、その後のムジェロテストでは2,500km以上を走破し、更なる進化を遂げているからだ。それにサンマリノGP前のバルセロナテストでは、それまで琢磨が持っていたコースレコードをジェンソンが破っている。イモラ以上に良いレースができることを確信しているし、勝利を狙えれば言うことはない」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリング・ディレクター
「イモラでの好パフォーマンス、そしてムジェロテストでの素晴らしい結果を受けて、スペインGPでも良いレースができることを確信しています」

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