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バーレーンGP 第3戦 4月3日
バーレーンGP
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Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第3戦 バーレーンGP
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灼熱のバーレーンGP 1回目予選で、バトン12番手、佐藤13番手
4月2日(土) ・1回目予選
サーキット:バーレーン・インターナショナル・サーキット 天候:晴れ 気温:41℃


 気温41℃という、灼熱のバーレーンGP2日目に行われた1回目予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaの2台は不利な出走順でタイムアタック。ジェンソン・バトンは12番手、佐藤琢磨は13番手の暫定グリッドを獲得した。

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 前日に続いて快晴となった、バーレーン・インターナショナル・サーキット。午前9時の時点ですでに気温は33℃まで上がっているが、路面温度は25℃ほどしかない。コース上には再び細かい砂が降り積もっていたこともあり、3回目のフリー走行セッションは、前日と同様に走行を控えるマシンが多かった。それでも4回目のセッション以降は、前日のタイムが次々と更新されていく。

 フリー走行トップのM・ウェバー(ウィリアムズ)のタイムは、1分29秒527。昨年M・シューマッハ(フェラーリ)の出したポールポジションタイムより、すでにコンマ6秒以上速くなっている。しかもトップタイムから11番手のバトンまでがコンマ8秒差という、接近した争いだ。前日、トラブルで満足に周回できなかった佐藤は、フリー走行はほぼノートラブルで積極的に周回を重ね、13番手タイムに付けた。

 午後1時には、気温はついに40℃を超えた。前戦欠場の佐藤は、今季初出場のP・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)に続く2番手に出走。フリー走行から2時間経つ間にも、コース上にはひっきりなしに砂が舞っており、早い出走順は不利な展開となった。佐藤はほぼミスなくアタックラップをまとめたものの、午前中の自己ベストにコンマ2秒及ばない1分31秒113だった。

 前戦リタイアを喫したバトンも4番手スタートと、佐藤同様出走順でハンデを負っている。最初の区間では佐藤よりやや遅れをとったが、その後ペースを上げて、1分30秒957。午前の自己ベストタイムからコンマ7秒落ちとなる、暫定2番手タイムを出した。

 その後路面コンディションが好転していく中、後続のマシンは次々とタイムを更新していく。
そして最終的に1回目予選はバトンが12番手、佐藤は13番手。とは言えタイムは午前中同様非常に接近しており、トップから12番手のバトンまでが1.1秒差という、僅差の1回目予選となった。トップタイムは前戦に続いてF・アロンソ(ルノー)が獲得。決勝レースのグリッドは、明日の2回目予選のタイムとの合算で決定となる。

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コメント

ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 11番手 1分33秒683
4回目フリー走行 11番手 1分30秒324
1回目予選     12番手 1分30秒957
「まずまずのラップだったけど、路面は温度が高く、グリップが悪かったよ。第8コーナーで少しオーバーステアになり、そこでちょっとタイムロスしたけれど、僕らの走ったタイミングは路面コンデイションが悪くて、良いタイムを出すには難しい状況だった。明日の最終予選の結果を見極めなきゃいけないけど、レースは真ん中あたりのグリッドからスタートすることになるだろう。マレーシアGPのスタートで見せたのと同じような速さがあって、レースを最後まで走り切れれば、きっとポイント圏内でゴールできると思うよ」

佐藤琢磨
3回目フリー走行 13番手 1分34秒163
4回目フリー走行 13番手 1分30秒902
1回目予選     13番手 1分31秒113
「今日の予選は、とんでもない暑さの上、早い出走順による汚れた路面と風の影響、特に追い風の中でブレーキングもあって、安定した走りが難しい状況でした。クルマのバランスは昨日より良くなりましたし、昨日に比べ走り込みもできましたから、クルマの仕上がりには満足しています。明日の2回目予選と、その後のレースを楽しみにしています」

ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「予選出走のタイミングを考えれば、ほぼ予想通りの予選結果だった。マレーシアの時のような満足できるハンドリングがここでは得られず、午前中のセッションでは両方のマシンに対し、繰り返しセットアップの変更を試した。この週末で重要なことは良い結果でレースを終えることであり、明日のレースを安定して走れるよう、マシンセットアップに集中する」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「午前中のフリー走行は予定通り走ることができ、レースに向けたセットアップのため、色々なことをトライしました。予選のタイムは現段階での速さを示すものですが、明日のレースではポイント獲得に向け、良いレースができると思います」

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予選1日目リザルト
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム
1 5 F.アロンソ ルノー M 1:29.848
2 16 J.トゥルーリ トヨタ M 1:29.993
3 1 M.シューマッハ フェラーリ B 1:30.237
4 8 N.ハイドフェルド ウィリアムズ M 1:30.390
5 6 G.フィジケラ ルノー M 1:30.445
6 7 M.ウェーバー ウィリアムズ M 1:30.592
7 9 K.ライコネン マクラーレン M 1:30.594
8 15 C.クリエン レッドブル M 1:30.646
9 10 P.デ・ラ・ロサ マクラーレン M 1:30.725
10 12 F.マッサ ザウバー M 1:30.933
11 17 R.シューマッハ トヨタ M 1:30.952
12 3 ジェンソン.バトン B・A・R Honda M 1:30.957
13 4 佐藤琢磨 B・A・R Honda M 1:31.113
14 14 D.クルサード レッドブル M 1:31.211
15 2 R.バリチェロ フェラーリ B 1:31.826
16 11 J.ビルヌーブ ザウバー M 1:32.318
17 19 N.カーティケヤン ジョーダン B 1:33.190
18 18 T.モンテイロ ジョーダン B 1:33.424
19 21 C.アルバース ミナルディ B 1:34.005
20 20 P.フリーザッハー ミナルディ B 1:34.848
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