■ジェンソン・バトン
1回目フリー走行9番手 1分34秒002
2回目フリー走行9番手 1分33秒037
「今朝のセッションでは、路面が非常に汚れていたこともあり、あえてたくさんのラップを走らなかったよ。午後のセッションでは、タイヤ選択とロングランパフォーマンスの確認を中心とした、いつものメニューをこなしたんだ。データをもとに、いくつかやらなければならないことはあるけれど、週末のレースに向けて、良いスタートが切れたと思うよ」
■佐藤琢磨
1回目フリー走行20番手 計測タイム無し
2回目フリー走行14番手 1分33秒205
「マレーシアGPを欠場してしまったこともあり、レースに戻って来れて、とても嬉しいです。しかしながら、午前中のセッションではギアボックスに問題が発生し、セッション中は満足に走ることができませんでしたし、予定されたプログラムをこなすためにスタートした午後のセッションでは、グリップが悪くてリアが落ち着かずスピンしてしまい、その後アンチストールが働いているにもかかわらずエンジンが止まってしまうなど、レースに向けての最高のスタートにはなりませんでした。問題はありましたが、2種類のタイヤの比較はできていますので、明日に向けての準備を整えられると思います」
■ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「今日はチームにとって良いことと悪いことが同時に起きてしまった1日だった。ジェンソンは予定通りプログラムを進めることができたが、琢磨はギアシフトに問題が出て、午前中のセッションをほとんど走ることができず、午後のセッションではスピンした後にエンジンがストールしてしまい、そのおかげで満足に走ることができなかった。しかしセッションの最後には限られた周回数だったものの、良い状態で走らせることができた。現在のラップタイムには概ね満足しているが、ハンドリングを向上させるため、今夜はまだ作業を続ける必要がある」
■中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda
Racing Development
「今日は生産的かつ多くのことを学べた1日でした。残念なことに、琢磨選手はエンジンストールが起きてしまったため、満足に走ることができませんでしたが、ジェンソン選手は予定したプログラムを完了できました」 |