■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 8番手 1分36秒162 4回目フリー走行 出走せず 1回目予選 9番手 1分33秒616
「マシンは良い感じだったけど、今朝は新品のタイヤで走ることができず、予選に向けて本当のフィーリングを掴むことができなかったよ。今朝はエンジンに問題が出てしまい、4回目のフリー走行を走ることができなかった。これを考えるとまずまずのラップだったし、まあまあ満足しているよ。最後のセクターで若干のタイムロスがあったけれど、明日の予選では数台抜けるくらいタイムは接近しているし、明日の朝の最終予選は、もっと良い走りをして、積極的なレースをしたいね」
■アンソニー・デビッドソン
3回目フリー走行 14番手 1分37秒049 4回目フリー走行 10番手 1分33秒580 1回目予選 15番手 1分34秒866
「タフでエキサイティングな1日でした。出場が決まったという連絡が入った時は、すでに帰り支度をしていたんです!こんなに大きなチャレンジは生まれて初めてです。マシンのことはよく知っていますが、去年の金曜日に限られたラップを走っただけで、コース自体はまだまだ勉強中です。予選は、最初の出走ということで、どうしても難しいところがありましたが、コースアウトしないよう、安定した走りで注意深く行きました。全体的に、今日の自分のパフォーマンスには満足していますし、明日の予選では更に良い走りを見せたいと思っています」
■ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「ジェンソンはエンジンからのオイル漏れで4回目のフリー走行を無駄にしてしまい、アンソニーは2つの短いフリー走行セッションだけでサーキットに慣れざるを得なかっただけでなく、午後の予選では最初の出走という不利な条件だった。それを考えると予選の結果は、ほぼ満足できるものだ。2人ともマシンのセットアップには満足しているし、予選ではもっと良いタイムを出すことができただろう。今年の予選方式の中で、順位を上げることは容易ではないが、我々のマシンとタイヤは、明日のレースではきっと良い性能を発揮するはずだ」
■中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「慌ただしい1日になってしまいました。琢磨選手の欠場については残念ですが、アンソニー選手は突然の出番にも関わらず、午前中のフリー走行では十分に走り込めました。ジェンソン選手はエンジンのオイル漏れのため、2回目のセッションを棒に振ってしまいました。1回目予選では、急変した路面コンディションのお陰で、特に最初に出走したアンソニーはタイムが伸びず、ジェンソンも直前のフリー走行を走れなかったこともあり、完璧な走りができませんでした。明日の2回目予選は良いポジションからレースをスタートできるよう、最善を尽くします」
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