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レース
マレーシアGP 第2戦 3月20日
マレーシアGP
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グランプリ情報
Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第2戦 マレーシアGP
第2戦マレーシアGPプレビュー
3月14日(月)

 例年より涼しく、変わりやすい天候だったメルボルンの開幕戦。続く第2戦マレーシアGPは、Lucky Strike B・A・R Hondaが昨シーズン初表彰台を遂げたレースである。

 セパン・サーキットは大胆なレイアウトの高速コーナー、コース幅が広く長いストレートが配され、しかも酷暑の下で戦われることから、ドライバーとマシン双方に厳しいコンディションと言える。チームは前週スペイン・ヘレスにおいて、新しい空力パッケージとタイヤのテストを実施した。アンソニー・デビッドソンとエンリケ・ベルノルディがそれぞれ、B・A・R Honda 007と05コンセプトマシンを3日間に渡って走らせ、マレーシアGP及びバーレーンGPに向けての性能向上を期したのだ。

コメント

ジェンソン・バトン
「オーストラリアGPの結果にはガッカリしているけれど、シーズンが始まったこと自体は嬉しいよ。去年あれだけの成功を収めただけに、開幕戦の結果が僕らの望んでいたものでなかったことは確かだけどね。これから本来あるべきポジションに戻るために、やるべきことは山ほどある。問題も多いけれど、それらは必ず解決できると信じてるし、セパンでのレースにも大いに期待しているよ」

佐藤琢磨
「もちろんオーストラリアGPの結果は満足できませんし、やるべきことは沢山あります。でもセパン・サーキットのレイアウトは、我々のクルマにより合っているんではないかと期待しています。チームは先週、スペインで3日間のテストを終え、そこで得たものが今回のレースのパフォーマンス向上に貢献してくれると信じています。このサーキットはテクニカルな低中速と、ダイナミックな高速コーナーがミックスされたレイアウトです。だからここを走るのは、とても楽しいですね。それから暑さと湿気はハンパじゃないので、ドライバーは相当なスタミナが必要です。厳しいレースになるでしょうが、きっと良い結果が出ると信じていますし、いつものように自分の全力を尽くします」

ジェフ・ウィリス B・A・R Hondaテクニカルディレクター
「メルボルンでは、めまぐるしい天候変化と新しい予選方式とで、期待したようなグリッドポジションが得られなかった。そしてその結果、レース中に順位を上げることが難しく、開幕戦が台無しになった面もある。しかしそれと同時に、マシンそのものに速さが欠けていたことも事実だ。先週のヘレステストでは、その原因に関してもいくつか究明でき、セパンでの性能向上には手ごたえを感じている。路面温度がかなり高くなるこのサーキットでは、初戦以上のパフォーマンスを発揮できるはずだ。さらにここをニューエンジンで戦えるメリットも、大きいと信じている」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「ヘレスでは有意義なテストができました。第2戦のマレーシアGPでは、パフォーマンスの向上をお見せできるよう、最善を尽くします」

サーキットデータ

レース距離 - 56 ラップ 192.878マイル(310.408km)
サーキット全長 - 3.444マイル(5.543km)-
レーススタート時間 - 現地時間 15:00

 セパンサーキットはヘルマン・ティルケによる設計で、ドラマチックな景観だけでなく、充実した設備が整っているコースであり、1999年の初開催時から、チームスタッフやドライバー、レース関係者の評価は高い。チャレンジングな15のコーナーを含む全長5.543km のサーキットコースには、散在する低・中速のコーナーに加え、平行して並ぶ2本のストレートが特徴であり、そのコースレイアウトから、ドライバーの腕が試される、世界で最も過酷なサーキットコースの一つとされている。サーキットの敷地は平坦かつ広大で、ストレートに続くタイトなコーナーのブレーキングがオーバーテイクのポイントである。ここはまた、レース観戦の設備も大変充実しており、コースの両側に設置された30,000 席の大型スタンドは、マレーシアの国花ハイビスカスをかたどった特徴あるデザインの屋根に覆われている。

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