Hondaホームページ
モータースポーツ
F1
F1
第12戦 ドイツGP
モータースポーツTOPへ
ドイツ Round 12
German GP
前ラウンド 次ラウンド 2004 July,25
F1 TOPへ
グランプリ情報
コメント
サーキット情報
TVオンエア情報
 
1日目
予選
決勝
ポイント
第12戦ドイツGPプレビュー

7月19日(月)

 Lucky Strike B・A・R Hondaは今週末、ドイツ・ホッケンハイムリンクで行なわれる今季第12戦ドイツGPへと向かう。次のハンガリーGPまで3週間の夏休みが設けられており、その前の最後のレースとなる。

 ジェンソン・バトンと佐藤琢磨は今回、Honda RA004Eエンジンの改良バージョンで戦う。Hondaはこれまでサンマリノとカナダでニューエンジンを投入しており、これが今季3度目のバージョンアップとなる。更なるパワーアップを果たしたエンジンによって、B・A・R Hondaはいっそうの好成績と、念願のチーム初優勝を目指す。

 地元グランプリとなった前戦のイギリスGPでは2台完走を果たし、そして新たに5ポイントを獲得した。その後チームはスペイン・ヘレスに飛んで、3日間のテストを行なった。最初の2日間を担当したバトンは、1分17秒443のベストタイム。両日とも総合2番手につけた。2日目にバトンに合流した佐藤は、木金2日間で合計149周を周回。最終日に総合3番手のタイムを出した。一方、第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンは、3日間フル参加。同じく149周を走って、金曜日に4番手タイムだった。

 森の中を駆け抜ける名うての超高速サーキットだったホッケンハイムは、2002年に大改修を受けた。その結果、現在のコースはハイダウンフォース、高速から低中速が巧みに配された、最新のサーキットに生まれ変わっている。平均速度はやや落ちたものの、依然としてオーバーテイクのチャンスはある。

ドイツにおけるHonda
 Hondaは日本メーカーの先陣を切って、1961年にヨーロッパに進出した。ドイツ・ハンブルグに置かれたオフィスは、ヨーロッパ全域でのロジスティック、そしてセールスを担当するものであった。その後、1965年に欧州本部がイギリスに移されたのにともない、ドイツ・Hondaはオーストリア、オランダ、ベルギーの統括オフィスとなった。現在はフランクフルト近郊オッフェンバッハに移され、従業員総数は350人。同国内のディーラーも、340を数えるまでになった。

リザルト ページトップへ

ジェンソン・バトン
「地元GPで表彰台に上がれなかったのは残念だったけれど、マクラーレンが健闘した中での4位入賞は決して悪くない。今週末のドイツGPは、サーキットが僕らのマシンにずっと合っているだろうから、いっそうの好成績が期待できそうだ。トラクション性能が重要なカギを握るコースで、そこが006の強みの一つだからね。裏ストレートのブレーキングがオーバーテイクポイントになっているから、レースも白熱すると思うよ。スタジアムセクションも、相変わらず面白い区間だね。とにかくルノーとの戦いを勝ち抜いて、2台揃って上位入賞を果たしたいね」

佐藤琢磨
「ホッケンハイムで走ったのは、2002年に改修された直後でした。非常にテクニカルなコースで、抜けるポイントもいくつかある。素晴らしいレースが期待できそうです。シルバーストーンは僕にとって厳しい結果に終わってしまい、続くヘレスのテストも若干不満の残るものでした。とは言えテストで試したいくつかの要素は良い結果が出ているし、今週末のレースが楽しみですよ」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「エンジン開発は休むことなく続けられており、ホッケンハイムでは新しいバージョンが投入されます。いっそうのパフォーマンスの向上が、期待されるエンジンです。シーズンの最後まで開発の手を休めることなくパフォーマンスアップを続け、選手権ランキングを上げて行くつもりです」

デビッド・リチャーズ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「シルバーストーンの結果は完璧とは言えなかったが、そこから多くのものを得ることができた。その直後のヘレスでは、テストチームが健闘して、マシンは更なる進化を遂げている。今年も残り7戦となったが、ぜひ現在の好調を維持して、選手権トップ3の座を獲得したい。個人的には、ドイツGPで再び表彰台に返り咲けることを期待している」

クレイグ・ウィルソン B・A・Rチーフレースエンジニア
「前戦で2台完走したにもかかわらず、ポイント獲得が1台だけという結果は、今年の我々にとっては不満の残るものだった。夏休み前最後のテストとなる先週のヘレスでは、車体、エンジン、タイヤなどあらゆるプログラムを集中して消化した。終盤にかけて、いっそう競争が激化することは間違いない。その中で、さらにパフォーマンスと信頼性双方のレベルを上げなければならない。ホッケンハイムのレイアウトは、中程度の固さのタイヤコンパウンドが適している。グリップの確保と耐久性との両立が、必要とされるからだ。トラクション性能の優劣がタイムにすぐ跳ね返るし、暑くなることが多いから、ブリスターに対処する必要もある。旧コースほど最高速は出なくなったとは言え、2コーナーからヘアピンまでの直線では、かなりのスピードが出る。オーバーテイクのことを考えて、セットアップ作業を進める必要がある」

Hockenheim-Ring ページトップへ
ホッケンハイムリンク
7月25日決勝
サーキットデータ
名称 ホッケンハイムリンク
全長 4.574km
決勝 67ラップ(2003年)
フランクフルトから車で南へ1時間、付近には古城街道など観光名所も多い。コースは近年大幅に改修され、高速コースの色合いはいく分薄まった。森の中を走る高速のセクションと、細かいコーナーの続くスタジアムセクションの2つに分かれたレイアウト。真夏のホッケンハイムの森は、緑が深く美しい。
昨年度WINNER
J.P.モントーヤ(BMW ウィリアムズ) 1:28'48.769
オンエア ページトップへ
フジテレビ系
「FORMULA1 WORLD CHAMPIONSHIP 2004」
予選 7月24日(土) 29:30〜翌朝6:00(27時間テレビ内、一部地域を除く)
決勝 7月25日(日) 23:50〜25:35

フジテレビ 721
「2004 F1グランプリ」
予選 7月24日(土) 19:50〜22:20(生放送)
決勝 7月25日(日) 20:50〜23:20(生放送)
予選 7月31日(土) 14:00〜16:10
決勝 8月1日(日) 14:00〜16:10
予選 8月5日(木) 27:00〜29:10
決勝 8月6日(金) 27:00〜29:10
※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中


※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
Honda Racing F1 TOPへモータースポーツTOPへ