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1日目
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第6戦モナコGP プレビュー

5月17日(月)

 シーズン序盤の好調を持続し、そして念願のチーム初優勝の期待を抱きつつ、Lucky Strike B・A・R Hondaは今週末モナコGPを戦う。

 前戦スペインGPは、またもチームの好パフォーマンスを披露したグランプリとなった。それは佐藤が日本人F1ドライバーとして最高の、予選3番手を獲得したからだけではない。チームメイトのジェンソン・バトンと共に、今季2度目のダブル入賞を果たしたことも大きかったのだ。

 世界で最も有名な市街地レース。そしてF1-GPの華とも称えられる、モナコGP。その伝統とユニークさは、他のあらゆるグランプリサーキットもかなわないほどだ。ガードレールに囲まれた、狭く曲がりくねった道を走破する、まさにドライバーの腕がモノを言うレースである。

 低速コーナーの連続するコースレイアウトだけに、最大限のダウンフォースに加えて、操舵性向上のための十二分なフロントグリップが欠かせない。またコース上での追い抜きはほとんど不可能なために、予選で上位グリッドを獲得することが、どこにも増して重要となる。今年からピットレーン裏側にガレージが新設され、チームの作業環境は劇的に良くなるだろう。

 チームはモナコに赴く前週、南仏ポールリカールサーキットで、4日間のテストを行なった。モナコGPに加えて、次のニュルブルグリンク、そしてカナダ、アメリカの連戦に備えたテストでもあった。初日に参加した第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンは、カナダ用の長距離高速レイアウトを走行。しかしわずか12周を走ったところで、背中の痛みのためにテストを切り上げた。翌日はジェンソン・バトンが参加して、2日目の総合ベストタイムを記録。さらに後半2日を担当した佐藤琢磨は、モナコ用の低速レイアウトで連日ベストタイムを叩き出した。

 モナコはモンツァと並んで、Hondaが全サーキット中最多の6勝を上げた場所である。そのきっかけとなったのが、1987年のアイルトン・セナによる勝利だった。その後Hondaはここで92年までに、6連勝。88年のアラン・プロストをのぞいて、すべてセナによる勝利だった。

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ジェンソン・バトン
「モナコは他のどんなサーキットとも違う。1周を通じてガードレールに囲まれ、しかもそれがすぐ近くまで迫っているため、走っていてものすごく速く感じるんだ。ここではちょっとしたミスが、たちどころにクラッシュに通じるのでいいラップタイムを出すために徐々にリズムを掴まなくてはいけない。ここでももちろん、できるだけ沢山の距離を稼ぐことが重要だ。だからGP初日でのアンソニー・デビッドソンの役割には、すごく多くのことを期待しているんだ。モナコを走るのは大好きだし、今回も良い成績が出せそうだ。フェラーリが相変わらず本命だろうけど、ぜひ表彰台には上がりたいね。特に去年ここで事故に遭って、レースを欠場しただけにね。とにかく週末のモナコが楽しみだよ」

佐藤琢磨
「今週末のモナコGPには、今からワクワクしています。なんと言っても、非常に特別なグランプリですからね。2002年以来のレースとなるので、それ以来コースやパドックがどう変わったのかにも、すごく興味があります。バルセロナで良いレースができただけに、ここもその好調が持続できるはず。個人的にも、期待は大きいです。ポールリカールで十分なテストを重ね、新たな進歩が確認できました。それが反映されるようなレースになると、信じています」

中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「モナコではハンドリングとドライバーの腕が、大きく結果を左右します。とは言えエンジンも優れているに越したことはなく、最強の最新スペックを投入するつもりです。ポールリカールでのテストも順調でしたから、この週末は最高の結果を上げたいですね」

デビッド・リチャーズ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「去年の今頃だったら、バルセロナでのダブル入賞に十分満足していたことだろう。しかし実際には、若干の落胆を感じていた。それだけ我々は、この1年間で戦闘力を上げたということだ。とはいえ両ドライバーの活躍で、コンストラクターズ選手権でチームは単独3位、ジェンソン・バトンも同じくドライバーズ選手権で3位になっている。それはシーズン前の我々の目標に一致している。今の我々にはコンスタントに表彰台に上がれる実力があるし、モナコGPも例外とは思っていない」

ジェフ・ウィリス B・A・Rテクニカル・ディレクター
「ここの路面グリップは低く、しかしラバーが付くに従って、コース特性はどんどん変化して行きます。またコースレイアウトは低速で、うねりも多く、狭い。そのためメカニカル、空力両方のグリップが求められることになります。ダウンフォースを目いっぱい付けると、マシンはどうしてもアンダー傾向が強くなる。しかし低速コーナーの脱出では、最大限のトラクションが欲しい。その兼ね合いが、セットアップ上の難しさになるでしょう。それらの要素を考慮しつつ、ポールリカールのテストでミシュランのタイヤと新しい空力パーツの評価テストを行いました。予選ポジション、レース中のペース配分、そしてレース中の渋滞にいかに対処するかなど、モナコならではの難しさがありますね」

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モンテカルロ市街地
5月23日決勝
サーキットデータ
名称 モンテカルロ市街地
全長 3.340km
決勝 78ラップ(2003年)
モナコ王室の協力を得て、1929年に開催された国際レースを起源とする伝統の市街地レース。チャンピオンシップがスタートした50年から開催されており、いくどかの中断をはさみ、今年が51度目のF1GP開催。直線はほとんどなく道幅も狭い上に、ガードレールに視界をさえぎられる超テクニカルコース。
昨年度WINNER
J.P.モントーヤ(BMW ウィリアムズ) 1:42'19.010
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フジテレビ系
「FORMULA1 WORLD CHAMPIONSHIP 2004」
予選 5月22日(土) 25:45〜26:30(一部地域を除く)
決勝 5月23日(日) 22:30〜24:15


フジテレビ 721
「2004 F1グランプリ」
予選 5月22日(土) 19:50〜22:20(生放送)
決勝 5月23日(日) 20:50〜23:30(生放送)
予選 5月29日(土) 14:00〜16:20
決勝 5月30日(日) 14:00〜16:10
予選 6月3日(木) 27:00〜29:20
決勝 6月4日(金) 27:00〜29:10
※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
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