●中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「今後もシーズン序盤の好スタートを維持して、できるだけ早くB・A・R Hondaの初優勝を成し遂げたいと思っています。サンマリノGP同様、バルセロナでもミシュランタイヤユーザーの中ではトップのパフォーマンスを発揮しながら、フェラーリ及びM・シューマッハとのギャップを縮めなくてはいけません。バルセロナではいつも良いテストができていましたから、今回のレースも期待しています」
>>中本修平レポート
「スペインGPに向けて」
●ジェンソン・バトン
「イモラで2位に入ったし、スペインも良い感じで行けるはずだ。ひょっとしたら、赤いマシンにいっそう近づけるかもしれないしね。これまでのバルセロナテストも、ずっと好調だった。特に、このサーキットは我々のマシンとの相性が良いみたいだ。チーム、そしてHondaとミシュランは一体になって、最高の成績を上げようと気合いを入れているよ。今の好調さを、ぜひここでも維持したいね。ここで走るのは大好きさ。コースは挑戦しがいがあるし、空力性能がかなり重要になる。でもこのコースを走り慣れているのは、ライバル達も同じだけどね。去年のここではあまり良い思い出がないだけに、今年はぜひエキサイティングなレースにしたいね」
●佐藤琢磨
「チームはこの冬のバルセロナで、コンスタントに良い走りを見せてきました。それだけに今週のレースは、大いに期待しています。これまでの序盤4戦も絶好調でしたし、先週のムジェロテストでさらなる進化も確認できました。ですからチームのためにも、そして僕自身のためにも、素晴らしい結果を出したいと思っています」
●デビッド・リチャーズ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「素晴らしいシーズンの幕開けだった!まさかたった4戦で、ここまで来られるとは思っていなかったが、今のアドバンテージを今後も譲るつもりは毛頭ない。この成功で、チームの地位はいっそう確固たるものになっている。スポンサーの関心度も高まって来ているし、なによりトップドライバーの多くが、B・A・R Hondaのシートを魅力あるものと見始めている」
●ジェフ・ウィリス B・A・Rテクニカル・ディレクター
「好調だったサンマリノに続いて、次のスペインも良い成績を上げるつもりです。なんと言ってもB・A・R Honda 006とミシュランタイヤは、このサーキットで沢山走り込んでいますからね。とは言え、ここがマシンとドライバーの双方にとって、かなり難易度の高いコースであることを忘れてはいけません。非常に難しい高速コーナーを始め、クルマの安定性や空力性能を試すには、最高のサーキットです。今回はエンジンと空力に関して、更にバージョンアップしてきました。これまでの好調を維持して、ライバル達と互角に戦えるはずです。もしマシン性能を十分に引き出せれば、この週末は相当エキサイティングなものになると思っています」
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