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第5戦 スペインGP
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スペイン Round 5
Spanish GP
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1日目
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ポイント
第5戦スペインGP プレビュー

5月3日(月)

 サンマリノGPを2位という好成績で終えたLucky Strike B・A・R Hondaは、第5戦の行なわれるスペイン・カタルニアに向けて進路を南に向けた。サンマリノGPの開催されたイモラでは、ジェンソン・バトンがチーム創設以来初、そして彼自身にとっても初めてのポールポジションを獲得したばかりか、3戦連続して表彰台フィニッシュというハットトリックを達成し、更にはチーム創設以来の最高位でレースを終えた。

 これらの結果、コンストラクターズ選手権では3位、そしてドライバーズ選手権ではバトンが2位に僅か1点差の3位のポジションを獲得。そしていよいよチームはスペインGPの開催されるカタルニアサーキットに、更なる好成績を目指して向かうことになる。ここバルセロナは、特に冬のテストシーズンに度々テストに訪れており、Hondaエンジニア達にとって、もっとも知り尽くしたコースの一つでもある。実際、冬のテストからこの方、車体やHondaのエンジン開発、さらにミシュランのタイヤテストなどで、ここでは相当走り込んでいる。それによって得られた豊富なデータ、シーズン序盤でのパフォーマンス、そして先週のムジェロテストでの順調な走り込みを見る限り、このレースでの2台そろっての上位入賞は、決して過大な目標とは言えないはずだ。

 サンマリノGPの後、チームは、先週イタリア・フィレンツェの30km北に位置するムジェロサーキットにおいて、スペインGPに向けたテストを実施した。佐藤琢磨はテスト初日と2日目にステアリングを握り、176周ものラップをこなし、1分19秒15というテスト期間を通してのベストタイムを記録。そしてテストの翌日には英国シルバーストーンで行なわれた新車のシェイクダウンに参加した。バトンは、テストの2日目と3日目に参加し、トータルで97周走行。佐藤に次ぐ2番手タイム、1分19秒60を記録した。そして、第3ドライバーのアンソニー・デビッドソンはテスト初日と最終日にステアリングを握り、合計で178ラップを走行。ベストタイムは1分20秒15だった。

 Hondaは、1986年からスペインにおいて2輪車の生産を行なっており、現在は2輪、4輪そして汎用の3部門において、およそ500名もの従業員規模に達している。1998年の3月には、現地法人であるHonda Automoviles Espana, S.Aをバルセロナに設立し、物流、アフターサービス、広報販促活動などを含め、広いディーラーネットワークを通しての営業を展開している。

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中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「今後もシーズン序盤の好スタートを維持して、できるだけ早くB・A・R Hondaの初優勝を成し遂げたいと思っています。サンマリノGP同様、バルセロナでもミシュランタイヤユーザーの中ではトップのパフォーマンスを発揮しながら、フェラーリ及びM・シューマッハとのギャップを縮めなくてはいけません。バルセロナではいつも良いテストができていましたから、今回のレースも期待しています」

>>中本修平レポート
 「スペインGPに向けて」

ジェンソン・バトン
「イモラで2位に入ったし、スペインも良い感じで行けるはずだ。ひょっとしたら、赤いマシンにいっそう近づけるかもしれないしね。これまでのバルセロナテストも、ずっと好調だった。特に、このサーキットは我々のマシンとの相性が良いみたいだ。チーム、そしてHondaとミシュランは一体になって、最高の成績を上げようと気合いを入れているよ。今の好調さを、ぜひここでも維持したいね。ここで走るのは大好きさ。コースは挑戦しがいがあるし、空力性能がかなり重要になる。でもこのコースを走り慣れているのは、ライバル達も同じだけどね。去年のここではあまり良い思い出がないだけに、今年はぜひエキサイティングなレースにしたいね」

佐藤琢磨
「チームはこの冬のバルセロナで、コンスタントに良い走りを見せてきました。それだけに今週のレースは、大いに期待しています。これまでの序盤4戦も絶好調でしたし、先週のムジェロテストでさらなる進化も確認できました。ですからチームのためにも、そして僕自身のためにも、素晴らしい結果を出したいと思っています」

デビッド・リチャーズ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「素晴らしいシーズンの幕開けだった!まさかたった4戦で、ここまで来られるとは思っていなかったが、今のアドバンテージを今後も譲るつもりは毛頭ない。この成功で、チームの地位はいっそう確固たるものになっている。スポンサーの関心度も高まって来ているし、なによりトップドライバーの多くが、B・A・R Hondaのシートを魅力あるものと見始めている」

ジェフ・ウィリス B・A・Rテクニカル・ディレクター
「好調だったサンマリノに続いて、次のスペインも良い成績を上げるつもりです。なんと言ってもB・A・R Honda 006とミシュランタイヤは、このサーキットで沢山走り込んでいますからね。とは言え、ここがマシンとドライバーの双方にとって、かなり難易度の高いコースであることを忘れてはいけません。非常に難しい高速コーナーを始め、クルマの安定性や空力性能を試すには、最高のサーキットです。今回はエンジンと空力に関して、更にバージョンアップしてきました。これまでの好調を維持して、ライバル達と互角に戦えるはずです。もしマシン性能を十分に引き出せれば、この週末は相当エキサイティングなものになると思っています」

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カタルニア・サーキット
5月9日決勝
サーキットデータ
名称 カタルニア・サーキット
全長 4.730km
決勝 65ラップ(2003年)
オフシーズンには各チームのテストが頻繁に行われるサーキットとしても知られる。バルセロナから北へ20kmの郊外にあり、ストレートとコーナーがほど良く配置されたテクニカルなコースだ。特にグランドスタンド前の約1kmに及ぶ長い直線は、格好のオーバーテイクポイント。
昨年度WINNER
M.シューマッハ(フェラーリ) 1:33'46.933
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フジテレビ系
「FORMULA1 WORLD CHAMPIONSHIP 2004」
予選 5月8日(土) 25:55〜26:40(一部地域を除く)
決勝 5月9日(日) 23:50〜25:35


フジテレビ 721
「2004 F1グランプリ」
予選 5月8日(土) 19:50〜22:20(生放送)
決勝 5月9日(日) 20:50〜23:20(生放送)
予選 5月15日(土) 14:00〜16:20
決勝 5月16日(日) 14:00〜16:00
予選 5月20日(木) 27:00〜29:20
決勝 5月21日(金) 27:00〜29:00
※スカパー!、スカパー!2、ケーブルテレビで放送中

※放送日時は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください
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