●中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「オーストラリアでは、今シーズンに自信を持てるスタートを切れました。新開発エンジンは、高い信頼性と性能を発揮してくれました。チームとしては、バレンシアでのテストで更にいくつかの点で進展がありました。セパンサーキットの高温多湿な条件の下で、更に上位のリザルトを目指します」
●ジェンソン・バトン
「先週メルボルンで自信を持てるスタートを切れたから、チーム全体が良い雰囲気でマレーシアGPに臨めるね。初戦でポイントを稼げて本当に良かったし、セパンサーキットに向けてパッケージは更に改良されているので、予選でもレースでも良い結果を出せると思う。セパンサーキットは大好きだよ。高速コーナーと高速のストレートが良いリズムで続くからね。B・A・R Honda 006は、開幕戦でとても高い信頼性を発揮して、僕に自信を与えてくれた。これからはレースでのスピードが更に良くなると思うよ」
●佐藤琢磨
「オーストラリアでマシンの信頼性が証明されているので、自信を持ってマレーシアに向えますね。個人的には、オーストラリアでポイントを取れなくて残念でしたが、チーム全体としては、とても幸先の良い開幕戦だったと思います。エアロパッケージのセッティングをいくつか変更したので、マレーシアでは更に優れたマシンパッケージでレースに臨めるのは間違いないですね。セパンサーキットはそれほど難しいコースではないと思われているようですが、実際はかなり独特なサーキットで、高速コーナーはどれもかなり厳しいですよ。暑くて湿度も高いですしね。万全な体調でレースに臨むことはとても大事なことなので、ランカウイに5日間滞在してトレーニングをこなして、体調を整えてからクアラルンプールに入ります」
●ジェフ・ウィリス B・A・Rテクニカル・ディレクター
「今回のマシンは、どちらかといえば路面温度が高いほうが調子が出るので、アルバートパークよりもセパンサーキットの方がうちにとって好ましいですよ。実際、セパンサーキットはパワーサーキットではありませんが、空力効率を高めて、ブレーキングでの安定性を良くする必要があります。高温下での信頼性も、一つの課題ですね。自信を持ってレースに参戦して、上位3チームと戦えるように頑張ります。予選のタイムには割と満足していますので、決勝レースでのパフォーマンスに全力を尽くします」
●デビッド・リチャーズ Lucky Strike B・A・R Honda代表
「オーストラリアでチームのパフォーマンスを十分に分析する機会を持てました。また、2台とも完走してポイントもいくらか獲得できたので励みとなりました。とにかく、マシンおよびチーム共に、もっと優れたパフォーマンスを発揮できるものと確信しています。熱帯マレーシアのセパンサーキットの路面は、メルボルンとは状況がかなり異なりますが、B・A・R Hondaにとっては逆に有利な条件になると信じています」
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