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第9戦
ヨーロッパGP(ドイツ)
2003年6月28日 予選2日目
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サーキット&TV情報 レースレポート リザルト ポイントスタンディング
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レースレポート
2日目予選で、バトン12番手、ビルヌーブ17番手
■日時 :6月28日(土) 2日目予選
■天候 :曇りのち晴れ
■気温 :25℃
 ヨーロッパGP2日目予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは12番手、ジャック・ビルヌーブは17番手。明日の決勝レースは、バトンがグリッド6列目、ビルヌーブが9列目からのスタートとなった。

 前日の雨が残るかに思われたニュルブルグリンクだが、2日目は朝から曇り空ではあるものの、路面は完全にドライとなった。午前中のフリー走行では、前日に続き、またもミシュランタイヤ勢が上位を独占する結果となった。ブリヂストンタイヤ勢は、最上位のフェラーリが6、10番手。バトンは13番手、そしてビルヌーブは16番手だった。

 午後になって上空には晴れ間が広がり、気温は25、路面温度も29まで上がった。2日目予選が始まり、昨日アタック中に大雨のためスピンを喫したビルヌーブが、1番手で出走。しかし序盤の1コーナーで、タイヤをロックさせてしまいタイムロス。その後も思うようにペースを上げられず、直前のウォームアップのタイムを下回る1分34秒596にとどまった。

 そして前日11番手タイムだったバトンが、10番目にコースイン。ビルヌーブほどではないが、やはり1コーナーのブレーキングで、一瞬タイヤから白煙が上がる。さらに4コーナーの立ち上がりでも、コースから僅かにはみ出しタイムロス。その後はミスもなく上手く走行し、ビルヌーブのタイムを1秒2上回る1分33秒395で、暫定4番手のポジションにつけた。

 とは言え、後続にはトップ4チームのドライバーが控えており、このままのポジション維持は難しい状況だった。最終的にはバトン12番手、ビルヌーブ17番手と、明日の決勝レースはバトンがグリッド6列目、ビルヌーブが9列目からのスタートとなった。ポールポジション争いは激戦の末、K・ライコネン(マクラーレン)が制し、デビュー以来42戦目にしてポールポジションを獲得した。


中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「未だにマシンのセットアップが決まらずに悩んでいる事を考慮すれば、ジェンソンは良く頑張りましたね。エンジンの信頼性には満足していますし、明日のレースではポイント獲得も十分可能だと思いますよ。」

ジェンソン・バトン 12番手 1分33秒395
「これまでの仕上がり具合を考えれば、まあまあの出来だったと思う。シケインでは少し慎重に行こうと考えていたのだけれど、予選でもあることだし、やっぱり思いきって攻めることにした。最初からプッシュしていったけれど、中々グリップしなくて運転しづらかった。今回はこれまでのところ苦戦していて、今日の予選のためにもあらゆるセッティングを試してみたんだ。そのおかげで、何とかバランスは良くなったけれど、まだ速さが足りない。明日は雨が降ってくれた方が嬉しいけれど、あまり期待できそうに無いな。6列目からのスタートだから、後は作戦次第だね。」

ジャック・ビルヌーブ 17番手 1分34秒596
「今日は最悪だったよ。最初に出て行くだけでもいやな事なのに、その上失敗までしてしまった。マシンは滑りやすく、第1コーナーへの進入の際に前輪をロックさせてしまい、コンマ5秒はロスしたと思う。予選に出て行く直前にセットアップを変えたんだけれど、思っていたよりも影響が大きすぎた。戦略的な面から見ても遅くなっても仕方がなかったね。もっともミスが無かったとしても、多分15番手がやっとだったと思うよ。明日は、本来いるべきポジションよりも後ろからのスタートになるから、難しいレースになることは間違いないね。」

 
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