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第4戦
サンマリノGP(イモラ)
2003年4月19日 予選2日目
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サーキット&TV情報 レースレポート リザルト ポイントスタンディング
予選1日目 予選2日目 決 勝
レースレポート
B・A・R Honda、開幕戦に続き2台ともにトップ10内グリッドを獲得
■日時 :4月19日(土) 2日目予選
■天候 :晴れのち曇り
■気温 :20℃
 サンマリノGP2日目予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジャック・ビルヌーブが7番手、ジェンソン・バトンが9番手のグリッドを獲得。開幕戦オーストラリアGP以来の好ポジションから、明日の決勝レースをスタートすることになった。

 天気予報通り、2日目のイモラは曇り空模様。午前9時の時点で、気温13℃、路面温度15℃と、昨日の数字を大きく下回った。午前中のフリー走行では、B・A・R Hondaの2台はほとんどトラブルフリーで計74周を周回。ジャック・ビルヌーブが9番手、ジェンソン・バトンが12番手のタイムだった。フリー走行後、B・A・Rテクニカルディレクターのジェフ・ウィリスは次のように語った。「予想よりずっと低い気温だったけれども、順調なセッションだった。ロングランをこなして、タイヤの選択も迷わず出来た。午後もそれほど気温は高くないだろうが、予選とレースに向けての準備は万端だよ。」

 午後2時の2日目予選開始時間になると、空からは今にも雨粒が落ちてきそうな天候となった。2番手に出ていったJ・フェルスタッペン(ミナルディ)が、アタック中にクラッシュし、5分間の赤旗中断となる。その後B・A・R Honda勢の順番が近づくにつれて陽光が射し、それにつれて路面温度も上って行った。30℃近くまで路面温度が上れば、コンディションとしては申し分ない。

 そして開始後40分にビルヌーブがアタックに出て行く。第1区間は23秒639。K・ライコネン(マクラーレン)を抜いてその時点でのタイムをマーク。続く第2区間でもトップタイムを維持。そのまま行けば暫定ポールポジションだったものの、最終区間で僅かにタイムロスし、トップに僅かに100分の12秒及ばず1分23秒160。この時点の暫定2番手につけた。

 次のジェンソン・バトンも第1、第2区間と好調で、暫定トップのライコネンをコンマ018凌ぐトップタイムで通過。だが最終区間でタイムロスを喫し、フィニッシュラインに到達した時のタイムは1分23秒381の暫定4番手となった。その後、上位5人がB・A・R Honda勢を上回るタイムを出したものの、ジャック7番手、ジェンソン9番手で、共にトップ10内のグリッドを確保した。ポールポジションはM・シューマッハ(フェラーリ)。地元イタリアのファンの前で、開幕戦以来のポールを獲得した。


●中本修平 エンジニアリング・ディレクター
Honda Racing Development

「今日の予選結果は、7番手と9番手より上のポジションを狙っていたので、決して出来が良かったとは言えませんね。とは言え、エンジンの調子も良いですし、まだまだ十分ポイント獲得圏内ですので、明日の決勝も頑張ります」

●ジャック・ビルヌーブ 7番手 1分23秒160
「予想していたよりも良いタイムを出す事が出来たので嬉しい。今回は最初からレースに向けてのセットアップに集中してきたので、予選で上手く走れたことは素晴らしいよね。最終コーナーではまだコンマ1秒つめられると思うから、明日のレースに向けて見通しは明るいよ。このサーキットではこれまでずっと、予選は上手く行ってもレースでは失敗するケースが続いていたけれど、今年は雨さえ降らなければ上手く行くような気がする。もしも雨が降ったら、タイヤを暖める事が難しくなるため、全く別のシナリオになるね。予選上位はタイムがものすごく接近している上、ここはもっともオーバーテイクしづらいサーキットの一つだから、スタートには注目だね。明日はタフなレースになると思うけど、十分ポイント獲得を狙っていけると思うから頑張るよ」

●ジェンソン・バトン 9番手 1分23秒381
今朝のフリー走行では、だいぶセットアップを煮詰めることが出来たおかげで、予選に向けてマシンバランスが随分良くなったよ。予選では、最初の2区間はOKだったけれど、上り坂の高速シケインで少しはみ出してしまい、タイムロスしてしまった。高速コーナーでも、ちょっとアンダーステア気味だったね。ちょっとばかり残念だけど、明日の決勝レースに向けて、そんなに悪くはないと思う」

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