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第2戦
マレーシアGP(クアラルンプール)
2003年3月22日 予選2日目
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予選1日目 予選2日目 決 勝
レースレポート  
バトンが開幕戦に続き、トップ10内グリッドを獲得
■日時 :3月22日(土) 2日目予選
■天候 :晴れ
■気温 :34℃
 マレーシアGPの2日目予選で、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは9番手グリッドを獲得。開幕戦オーストラリアGPでの8番手に続く、2戦連続のトップ10内グリッドとなった。ジャック・ビルヌーブは、12番手だった。

 マレーシアGPの2日目、空は朝から晴れ渡り午前10時過ぎには既に30℃を超える暑さとなった。午前中行なわれたフリー走行で、チームは午後の予選、そして明日の決勝レースに向けてのセットアップに専念した。タイヤの選択や搭載燃料の量など、様々な条件を試しながら周回を重ねた。2台ともほぼトラブルフリーでセッションを終え、ジェンソン・バトンが8番手。ブリヂストンタイヤ勢では、トップのM・シューマッハ(フェラーリ)の4番手に続くタイムだった。そしてジャック・ビルヌーブは、チームメイトからコンマ9秒落ちの18番手タイムだった。

 そして予選開始30分前に行なわれた15分間のウォームアップ走行では、バトンが8番手。ビルヌーブは10番手。予選本番で、トップ10内のグリッドが獲得出来るかどうか注目された。

 午前中に比べて若干雲は出てきたものの、午後2時の時点で気温34℃、路面温度は47℃と、前日と同じ過酷なコンディション。そして6番手のジャックがコースインした午後2時15分には、路面温度はついに51℃に達した。第2区間でタイムロスはあったものの、1分38秒289のタイムで暫定ポールを獲得。

 そしてセッションほぼ中盤にアタックを開始したジェンソンは、ジャックのタイムをコンマ2秒縮めて暫定2番手を獲得。残るドライバーは8人で、この時点でバトンのトップ10入りは確定した。あとはそのグリッドをどこまで維持出来るかが注目された。

 最終的に、バトンは9番グリッドを獲得し、開幕戦に続きトップ10内のグリッドを獲得。ビルヌーブも12番グリッドから明日の決勝レースをスタートする。ポールポジションは、ルノーのフェルナンド・アロンソ。F1デビュー以来19戦目で、初めてのポール獲得となった。


中本修平 エンジニアリング・ディレクター
Honda Racing Development

「9位と12位以上には行けると思っていたのですが、それでも総じて上手く行った方でしょうか。ドライバーは2人とも良い仕事をしてくれましたし、明日の我々のレース戦略通り行けるポジションでしょう。各マシンのタイム差は非常に近接していますし、何らかの形で天候の影響があると思いますので、良い結果を出したいですね」

ジェンソン・バトン 9番手 1分38秒073
「10位以内に入れた事は嬉しいけど、実際にはそれほど速いラップだと思わなかった。最後の方はちょっと不満が残ったよ。最初の区間は上手く行ったと思う。でも第2と第3区間でそれぞれミスをしてしまった。ブレーキングを遅らせすぎた結果のミスだったから、結局プッシュし過ぎっていう事だろうね。午前中のプラクティスでは、セットアップの方向性が見えてくるまでの間、オーバーステアとアンダーステアの間を行ったり来たりして苦労したから、今日の結果は概ね予想通りだと思うよ。今日のタイムは、多目の燃料を搭載してのものだから、明日は頑張るよ」

ジャック・ビルヌーブ 12番手 1分38秒289
「この週末の間にマシンは随分良くなったし、予選でのバランスはとても良かったよ。でも、ヘアピンでミスしてしまい、タイムをロスしてしまった。マシンが良かっただけに失敗してしまうなんて最悪だよ。昨日に比べると心配は少ないけれども、6列目スタートだから厳しいね。でも、今日はレースのセットアップと戦略に集中出来たから明日に向けて自信が付いたよ」

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