モータースポーツ > F1 > McLaren-Honda バルセロナ公式テスト 2日目レポート
2015年2月20日(金)
McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)は、現地時間2015年2月20日に以下のレポートを発表しました。
2015年2月20日(金) 会場:カタルニア・サーキット(スペイン) 全長:4.655q ドライバー:フェルナンド・アロンソ
バルセロナテストの2日目が、カタルニア・サーキットで行われ、MP4-30は今季のテストで最多となる59周を走行。3週間後に迫った開幕戦オーストラリアGPに向けて、まだやるべきことは多く残されていますが、この日は、これまでで最も有意義な一日となりました。明日は、再びジェンソン・バトンが走行する予定です。
フェルナンド・アロンソ
「昨日よりもいい内容だったと思います。朝の9時から夕方5時45分まで計画していた通りに走行でき、マシンのポテンシャルを確認し始められました。エンジンに制限をかけながら走っている状態ですが、へレスでのテストよりもいい動きをしていました。周回するごとに新たな発見があり、いろいろな問題も発生しましたが、まだ開発の初期段階にあるため、それも想定内です。予定されているテスト日程の半分を消化したところですが、さらなる進化をしていかなければなりません。明るい兆しはあるものの、今日も参加チームの中で周回数は最少ですし、なるべく早く向上していかなければと思っています」
エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「周回を重ねられたことはよかったです。一日を通してプッシュすることができましたし、予定以上の成果がありました。今日はスムーズに走行を開始でき、すぐに予定していたプログラムに臨めました。システムチェックを行っている最中ですから、見た目のパフォーマンスを気にしているわけではありません。マシンは期待通りに動いてくれましたが、全体のパフォーマンスを評価するのはまだ早いと思っています」
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「今日のプログラムは、とても有意義だったと思います。実践的な走行もできましたし、内容については満足しています。今日で予定していたテスト項目を完了できたので、来週末にパワーユニットのホモロゲーション取得をする準備ができました。まだ持つ力の限界まで攻めてはいませんが、順調に進化させることができていると思います。メルボルンでの開幕戦は徐々に近づいてきますが、それまでにさらなる向上を果たせるでしょう。バルセロナでの残り2日間は、レースコンディションにおけるパッケージの特性やパフォーマンスを把握するため、もう少しプッシュして走るつもりです」
ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回数 | 1 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'24.574 | 138 Laps |
2 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'24.584 | 89 Laps |
3 | フェリペ・マッサ | Williams | 1'24.672 | 88 Laps |
4 | セルジオ・ペレス | Force India | 1'24.702 | 118 Laps |
5 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'24.923 | 87 Laps |
6 | ニコ・ロスベルグ | Mercedes | 1'25.556 | 66 Laps |
7 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 1'25.961 | 59 Laps |
8 | ジョリオン・パーマー | Sauber | 1'26.280 | 77 Laps |
9 | マーカス・エリクソン | Sauber | 1'27.334 | 113 Laps |
10 | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | 1'28.945 | 100 Laps |