2008年4月21日(月)
Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロにとって、2008年はF1の歴史に残る大記録達成の年となる。
1993年の南アフリカGPでデビューして以来、F1ドライバーとして長年にわたって輝かしい活躍を続けてきたルーベンス・バリチェロ。そのバリチェロが、93年にリカルド・パトレーゼが樹立したGP256回出場の歴代最多記録を塗り替えようとしている。
新記録は08年5月11日のトルコGPで達成となる。バリチェロがモータースポーツ最高峰レースF1に参戦して、今年で16シーズン目で、通算優勝回数は9回。表彰台の獲得回数は61回、ポールポジション獲得は13回を数える。
フリー走行でクラッシュしたために予選、決勝とも出走しなかった94年サンマリノGP、決勝のグリッドに並びながらスタートできなかった98年のベルギーGP、02年スペインGPとフランスGPを出場回数にカウントするかどうかという点で、どのレースが記念すべき257戦目にあたるのかは意見が別れるところであるが、今回、GPに参戦しながら決勝レースを走行しなかったレース(98年ベルギーGP、02年スペインGPとフランスGP)はカウントしている。
バリチェロがF1デビューを果たしたのは93年3月14日の南アフリカGP。ジョーダンチームのドライバーとして、アイルトン・セナやアラン・プロストといった伝説の名ドライバーたちと戦った。ジョーダンで4年を過ごしたあと、バリチェロは97年シーズンにスチュワート・グランプリへ移籍。それから3年後の00年にはフェラーリに移り、ミハエル・シューマッハとコンビを組んだ。現チームプリンシパルのロス・ブロウンは当時、フェラーリのテクニカルディレクターを務めていた。フェラーリ時代の6年間にバリチェロは9勝を挙げ、5回に及ぶチームのコンストラクターズタイトル獲得に貢献している。
06年には Honda Racing F1 Teamに加入。ジェンソン・バトンとのコンビは3年目に入った。07年11月にチームプリンシパルに就任したブロウンと再会を果たし、バリチェロとバトンにテスト兼リザーブドライバーのアレックス・ブルツを加えた3人は、F1界で最も経験豊富なドライバーラインナップとされている。
GPデビュー:キャラミ(南アフリカGP)、1993年 ドライバーズ選手権最高ランキング:2位 (2002、2004年) 初優勝:ホッケンハイム(ドイツGP)、2000年 優勝回数:9 表彰台獲得回数:61 ポールポジション獲得回数:13 累計GP獲得ポイント:519