フランスにあるHondaの現地法人は、世界耐久選手権(EWC)に30年以上にわたり支援を続けてきており、世界中のサーキットで数々の勝利や表彰台入賞を果たしてきました。そんな豊かな歴史を持つ「Honda France」と耐久ロードレースの名門チーム「F.C.C. TSR」がタッグを組み、「F.C.C. TSR Honda France」として2016年EWC世界耐久選手権よりフル参戦を開始しました。
17-18シーズンは、最終戦の「鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿8耐)」でライバルの追撃を振り切り、日本チームとして初めてEWCのチャンピオンに輝きました。18-19シーズンはカーナンバー「1」を掲げてディフェンディングチャンピオンとして臨み、開幕戦の「ボルドール24時間耐久ロードレース」を含めシーズン2勝を挙げましたが、最終的には惜しくもランキング2位となりました。
19-20シーズンは、参戦初年度と同じカーナンバー「5」をつけて、初開催のセパンでの優勝、そしてタイトル奪還を目指します。ライダーは、昨シーズン同様、ジョシュ・フック、フレディ・フォレイ、マイク・ディ・メリオのトリオで挑みます。