2015年シーズンまで、Honda CBR1000RRを駆る唯一のチームとして世界耐久選手権に参戦。14年シーズンにドイツ・オッシャースレーベンで優勝するなどの活躍で総合7位、15年シーズンは全4戦で50ポイントを獲得して総合9位。16年シーズンは第2戦のポルティマオ12時間耐久レースで3位表彰台に返り咲くなど、全レースでポイントを獲得し総合4位となりました。2017-2018年シーズンからは新たにボル・ドール24時間で4度の優勝を誇るグレゴリー・ルブラン、MotoGP世界選手権に参戦経験のあるヨニー・ヘルナンデスの二人を迎え、シリーズ優勝を狙います。
フランスにあるHondaの現地法人は、世界耐久選手権(EWC)に30年以上にわたり支援を続けてきており、世界中のサーキットで数々の勝利や表彰台入賞を果たしてきました。そんな豊かな歴史を持つ「Honda France」と耐久ロードレースの名門チーム「F.C.C. TSR」がタッグを組み、「F.C.C. TSR Honda France」として2017-2018年EWC世界選手権にフル参戦。チャンピオンシップにおけるHondaの存在を最高レベルに高めるとともにタイトル獲得を狙います。ライダーは、フレディ・フォレイ、ジョシュ・フック、アラン・テシェとアルトゥーロ・ティゾンの4人。マシンは、鈴鹿にあるTSRのワークショップで準備された「CBR1000RR Fireblade」で戦います。