Silk Way Rally 2019
Stage10
嘉峪関
↓
敦煌
2019年7月16日(火)
SS | 255Km |
トータル | 556.66Km |
FIMクロスカントリーラリー世界選手権の第2戦、シルクウェイラリーは、約5000kmの道のりを経て、ゴールの敦煌へと到着しました。Monster Energy Honda Teamは、さまざまな種類の地形と戦いながらラリーを進め、最後のステージとなったステージ10は、ゴビ砂漠の中心部に位置する敦煌を目指し、255kmのSSが設定されました。
Monster Energy Honda Teamのケビン・ベナバイズが、最終ステージで優勝。合計4つのステージで優勝したものの総合成績では3位のエイドリアン・ファン・ビファレン(ヤマハ)とわずか36秒差の4位。ベナバイズは表彰台への登壇を惜しくも逃す結果となりました。
ホアン・バレダとホセ・イグナシオ・コルネホは最終ステージをそれぞれ4位と5位でフィニッシュ。バレダは総合9位、コルネホは総合11位でシルクウェイラリーを終えました。
FIMクロスカントリーラリー世界選手権は次戦、9月2日(月)~7日(土)にチリでアタカマラリーが行われます。
ケビン・ベナバイズ(ステージ優勝/総合4位)
「優勝できて、いいステージになりましたが、表彰台獲得にはそれでも十分な結果ではありませんでした。表彰台を逃してしまい、ほろ苦い気分です。最終的に4つのステージを勝てたことはうれしく思います。スピードある走りをみせられた結果だと思います。ブレーキに問題を抱えていたステージ4でさえ、逆境に負けずに走ることができました。さらにナビゲーションをミスして、時間をロスしてしまいました。そこで失った40分で、状況が大きく変わってしまいました。総合での表彰台を目標にしながら、それを果たすことはできませんでしたが、懸命に走ったので気分がいいです。よりよいリザルトを求めて、努力を続けたいと思います」
ホアン・バレダ(ステージ4位/総合9位)
「長い長いシルクウェイラリーを完走でき、うれしいです。簡単なレースではありませんでした。ステージ5で転倒してしまい、大きくタイムロスをしてしまいました。フィニッシュラインにたどり着くまで、集中力を維持するのに苦労していました。しかし、リタイアせずに走りきったことがなによりもいいことでした。シーズンを通した計画の上でも非常にいいことだと思います」
ホセ・イグナシオ・コルネホ(ステージ5位/総合11位)
「乾いた道路や川が中心でしたが、いいステージだったと思います。快適に走ることができました。ラリー全体について考えると、ペナルティーやGPSの問題で多くの時間をロスしてしまい、あまりいいものではありませんでした。それでも、困難な状況でライディングを改善できたので、また新たなステージに挑むことを楽しみにしています。シルクウェイラリーはすばらしいもので、本当の冒険でした。また走りたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | ケビン・ベナバイズ | Honda | 02:40'49 |
2 | 10 | A.ファン・ビファレン | ヤマハ | +00:01'50 |
3 | 29 | A.ショート | ハスクバーナ | +00:02'02 |
4 | 11 | ホアン・バレダ | Honda | +00:02'14 |
5 | 9 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | +00:02'22 |
6 | 6 | S.サンダーランド | KTM | +00:04'31 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 6 | S.サンダーランド | KTM | 26:12'47 |
2 | 29 | A.ショート | ハスクバーナ | +00:20'22 |
3 | 10 | A.ファン・ビファレン | ヤマハ | +00:21'01 |
4 | 7 | ケビン・ベナバイズ | Honda | +00:21'37 |
5 | 77 | L.ベナバイズ | KTM | +00:36'50 |
6 | 25 | O.メナ | ヒーロー | +00:51'50 |
9 | 11 | ホアン・バレダ | Honda | +02:54'25 |
11 | 9 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | +04:06'10 |