Silk Way Rally 2019
Stage03
ウラン・ウデ
↓
ウランバートル
2019年7月9日(火)
SS | 243.00Km |
トータル | 691.35Km |
第3ステージで舞台はモンゴルに移りました。ケビン・ベナバイズがステージ首位、ホアン・バレダがステージ2位でフィニッシュし、Monster Energy Honda Teamが快走をみせました。
ロシアの次の舞台となったのは、青空が広がるモンゴル。針葉樹が広がるエリアから森、山、平地、砂漠など、さまざまな地形が混在するエリアに移ります。リエゾンで国境を越え、スペシャルステージはモンゴルに入ってから行われました。固い地表になりレースペースが上がります。ビバークは首都ウランバートルの建設中の空港施設が利用されました。
ベナバイズが第3ステージを首位でフィニッシュしました。バレダはスペシャルステージ序盤のミスをその後に挽回し、ベナバイズとスティントベストを競いました。最終的にはベナバイズから30秒遅れたバレダがステージ2位でフィニッシュしました。ベナバイズは総合首位を守り、バレダは総合3位となりました。
ホセ・イグナシオ・コルネホは固い地表で本来の走行を取り戻し、ベナバイズから7分遅れでフィニッシュしました。
明日の第4ステージは、ウランバートルを周回する初めてのマラソンステージになります。シルクウェイラリー最長の470.19kmのスペシャルステージを含む、全476.96kmのコースです。
ケビン・ベナバイズ(ステージ 1位/総合 1位)
「今日は10時間マシンに乗り続ける長いステージでしたが、スペシャルステージは楽しく走れました。猛プッシュまではいかないもののいいペースを保つように心がけ、トップでフィニッシュできました。本当は先頭で走りたくないのですが、明日は先頭スタートになります。シルクウェイラリーはまだ続くので、毎ステージ楽しんで走ります」
ホアン・バレダ(ステージ 2位/総合 3位)
「簡単ではありませんでしたが、最終的にはいい一日になりました。スペシャルステージの序盤でミスをしてタイムをロスしました。マシンに損傷はありませんでしたが、再スタートまで2分以上かかりました。その後はリスクなくいいペースで走ることに集中し、ゴンサルヴェスを抜くことができました。簡単ではありませんでしたが、ロスしたタイムを終盤で挽回するよう努力しました」
ホセ・イグナシオ・コルネホ(ステージ 9位/総合 10位)
「ロシアの地形は僕のライディングスタイルに合っていなかったので、モンゴルに入って安心しています。今日はうまく走れ、自信を取り戻しました。徐々にポジションを回復していますし、さらに上がっていきたいです。明日は最長距離のマラソンステージなので簡単ではないでしょう。明日からの2ステージはリスクの少ない走りをすると思います」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | ケビン・ベナバイズ | Honda | 02:28'14 |
2 | 11 | ホアン・バレダ | Honda | +00:00'30 |
3 | 77 | L.ベナバイズ | KTM | +00:01'54 |
4 | 6 | S.サンダーランド | KTM | +00:02'46 |
5 | 29 | A.ショート | ハスクバーナ | +00:05'27 |
6 | 10 | A.ファン・ビファレン | ヤマハ | +00:05'44 |
9 | 9 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | +00:06'58 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | ケビン・ベナバイズ | Honda | 05:20'42 |
2 | 6 | S.サンダーランド | KTM | +00:02'54 |
3 | 11 | ホアン・バレダ | Honda | +00:03'09 |
4 | 77 | L.ベナバイズ | KTM | +00:04'19 |
5 | 4 | P.ゴンサルベス | ヒーロー | +00:09'28 |
6 | 25 | O.メナ | ヒーロー | +00:09'37 |
10 | 9 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | +00:28'15 |