Prologueフェス→フェス
2018年10月4日(木)
リエゾン | 37km |
SS | 10km |
トータル | 47km |
10月4日の午後、FIMクロスカントリーラリー世界選手権のシーズン最後の大会となるモロッコラリーのプロローグがフェスで行われた。Monster Energy Honda Teamは翌日のステージ1に向けて、好ポジションを獲得した。
モロッコラリーの幕が切って落とされ、ステージ1のスターティングポジションを争うプロローグが行われた。
アメリカ出身のリッキー・ブラベックとアルゼンチン出身のケビン・ベナバイズが、10kmのスペシャルステージで4番手タイムとなる9分2秒を記録し、Monster Energy Honda Teamで一番の成績を収めた。ポルトガル出身のパウロ・ゴンサルヴェスがトップから21秒差で7番手、異なる戦略を取ったチリ出身のホセ・イグナシオ・コルネホがトップから1分21秒差で20番手だった。
翌日のスターティングポジションが決定され、パウロ・ゴンサルヴェスが9番手、リッキー・ブラベックが11番手、ケビン・ベナバイズが12番手、ホセ・イグナシオ・コルネホが20番手からのスタートとなった。
フェスからエルファードまでのステージ1は、2つのスペシャルステージで構成される。130.14kmの移動区間を経て、74.20kmの最初のタイム計測区間がある。さらに190.48kmの移動区間を経て、68.48kmのタイム計測区間があり、ビバーク近くまで移動する。
ケビン・ベナバイズ(4番手)
「リラックスし、無駄な危険を冒すこともなく、プロローグでいいスタートを切れました。悪くない結果で、満足しています。明日はいいポジションからスタートできます」
リッキー・ブラベック(5番手)
「今日のプロローグからモロッコラリーが正式に始まりました。有利なスターティングポジションを獲得するために、いい走りをすることが重要でした。今日は少しスリッピーでしたが、ミスなく走り切れて満足していますし、明日のステージ1はいいポジションからスタートできます」
パウロ・ゴンサルヴェス(7番手)
「クロスカントリーラリー世界選手権のシーズン最後の大会が始まりました。10kmのプロローグではいい走りができると思っていましたが、ブレーキの不調があり、少しペースを緩めなければなりませんでした。数秒ロスしましたが、本格的なレースが始まる明日からは、トラブルなくいいペースで走れるように最善を尽くします」
ホセ・イグナシオ・コルネホ(20番手)
「プロローグは短いスペシャルステージでしたが、ハードな場所は避けて走りました。明日リラックスしてスタートできるように、どんなリスクを冒したくはありませんでした。マシンの仕上がりには満足しています。5日間にわたる本番のステージに向けて準備は万全です」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 8 | T.プライス | KTM | 00:08'47 |
2 | 3 | M.ウォークナー | KTM | +00:00'10 |
3 | 5 | S.サンダーランド | KTM | +00:00'13 |
4 | 2 | ケビン・ベナバイズ | Honda | +00:00'15 |
5 | 11 | リッキー・ブラベック | Honda | +00:00'15 |
6 | 6 | A.ファン・ベヴェレン | ヤマハ | +00:00'19 |
7 | 4 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +00:00'21 |
20 | 15 | ホセ・イグナシオ・コルネホ | Honda | +00:01'21 |