2020年1月13日(月)

パウロ・ゴンサルヴェス選手の逝去に際して

2020年1月13日、Monster Energy Honda Teamは以下のリリースを発表しました。

ダカールラリー2020の第7ステージの276㎞地点で起きたアクシデントにより、Hero MotoSports Team Rallyのパウロ・ゴンサルヴェス選手(ポルトガル、1979年5月2日生)が逝去されました。

ゴンサルヴェス選手は、HRCの契約ライダーとして、2013年半ばから2019年半ばまで、Team HRC、Monster Energy Honda Teamから参戦。チームメンバーのみでなく、ラリー関係者すべてから慕われていました。

2015年のダカールラリーでは、ステージ3勝を挙げ、総合2位を獲得。それ以前にも、2013年のクロスカントリーラリー世界選手権ではモロッコラリーで総合優勝を果たし、チャンピオンに輝いたほか、同選手権では2014年、2015年、2017年に総合2位に入賞しています。

Monster Energy Honda Team、そしてすべてのHondaファミリーは、寄せられたさまざまなメッセージやサポートに感謝しています。

ゴンサルヴェス選手のご家族に向けて、心より哀悼の意を表します。

また、この事故を受けて、本日開催予定だったバイク部門の第8ステージは、ゴンサルヴェス選手の家族や友人へ追悼の時間を設けるために、中止とすることが発表されました。

コメント

野村 欣滋|株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長
「パウロ・ゴンサルヴェス選手の逝去の報に接し、大きな驚きと悲しみを感じています。パウロ選手はHondaのダカール復帰翌年の2013年半ばからチームに合流し、レースマシンの競争力向上に大いに貢献してくださいました。また、彼の親しみやすく、明るい人柄は、チームをけん引するメンバーであるとともに、多くのファンを魅了しました。これまでのHondaライダーとしての多大な功績に感謝するとともに、パウロ・ゴンサルヴェス選手ならびにご家族に対し、謹んで哀悼の意を表します」

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