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STAGE 13

January 18 2014 Dakar Rally 2014 チリ

SCHEDULE

ホアン・バレダ選手、最終日をステージ優勝で締めくくる
Honda CRF450 RALLY、今大会でのステージ優勝を6に伸ばす

36回目を迎えた世界一過酷なモータースポーツ、ダカールラリー。TEAM HRCのライダーにとっても、フィニッシュラインまで終わりのない戦いでした。Hondaのライダーとして最高位につけたのは総合5位のエルダー・ロドリゲス選手(TEAM HRC)、そして今大会5度のステージ優勝を収めたホアン・バレダ選手(TEAM HRC)は総合7位。14日間、8734kmに及ぶ厳しい今大会を、すべてのHonda CRF450 RALLYはスタートからゴールまでエンジンを無交換で走りきり、耐久性と高性能をアピールする結果となりました。

ステージ:ラ・セレナ~バルパライソ 535km  
リエゾン(移動区間):378km   スペシャルステージ(競技区間):157km

  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • ホアン・バレダ選手ホアン・バレダ選手
  • エルダー・ロドリゲス選手エルダー・ロドリゲス選手
  • エルダー・ロドリゲス選手エルダー・ロドリゲス選手
  • エルダー・ロドリゲス選手エルダー・ロドリゲス選手
  • ハビエル・ピゾリト選手ハビエル・ピゾリト選手
  • ライア・サンツ選手ライア・サンツ選手
  • エルダー・ロドリゲス選手エルダー・ロドリゲス選手
  • CRF450 RALLYCRF450 RALLY

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2012年の開発開始からHonda CRF450 RALLYに関わってきたエルダー・ロドリゲス選手。総合5位に入ったエルダー・ロドリゲス選手は、胃腸炎で体調を崩す中で第1ステージのスタートを切りました。その後、調子を上げ、総合3位争いに絡む走りを最終日まで続け、ラリーを終えました。

第12ステージでの大クラッシュで電装系にダメージを負い、ほかのライダーに付き添われながら、ビバークが設営されたラ・セレナまで、ステージ後の349kmのリエゾンを走ることになったバレダ選手。夜になり、ようやく戻ってきた彼は消耗しきっていました。第12ステージの265km地点での転倒でマシンが受けたダメージは大きく、ナビゲーションアイテムの状態を確認してから走り出す必要がありました。

それでもトラブルで失ったタイムを取り返すべく、プッシュし続けたバレダ選手は再び転倒。今度は電装系にダメージが及び、それによりナビゲーションシステムも影響を受けます。その結果、ほかのライダーを追うしか方法がありませんでした。

一晩のうちに修復を終えたHonda CRF450 RALLY。そのマシンで最終日に挑んだバレダ選手は、見事ステージ優勝を飾りました。これで今大会、自身5度目のステージ優勝となりました。転倒により遅れたものの、終盤まで首位争いに絡む走りは今大会の話題の一つでした。

ハビエル・ピゾリト選手(TEAM HRC)は、ダカールラリーでの完走記録を5回に伸ばしました。ラリー後半、2度のトップ10フィニッシュを果たし、実力を証明したピゾリト選手。エルダー・ロドリゲス選手のサポートライダーという任も果たしつつ、ラリーを総合23位で終えています。

現地1月6日(月)、前日に続きHonda CRF450 RALLYに今大会2度目のステージ優勝をもたらしたのが、サム・サンダーランド選手(TEAM HRC)でした。ラリー4日目、転倒により受けた排気系の損傷がエンジンのオーバーヒートを招き、第3ステージから始まったマラソンステージ※1を乗り越えることができませんでした。

もう一人のTEAM HRCのライダー、パウロ・ゴンサルヴェス選手は、最初の4日間でトップ10フィニッシュを3度記録する速さをみせました。しかし、ゴンサルヴェス選手はとてもハードだった5日目のステージを走行中、生い茂る低い木を縫うように走るルートで、木の枝が、高温になる排気系の部分に詰まり、それが発火。砂を掛けるなどして消火を試みますが、炎は彼のマシンを飲み込み、残念ながら戦列を去るほかありませんでした。

TEAM HRCが2014年後半、ラリーライダーに向けて販売を予定している市販プロトタイプのHonda CRF450 RALLYを走らせ、今大会に参戦したライア・サンツ選手(アルゼンチン・ホンダ・ラリーチーム)、パブロ・ロドリゲス選手(アルゼンチン・ホンダ・ラリーチーム)。そして、ジェアン・アゼヴェド選手(ホンダレーシング・ブラジル・ラリーチーム)の活躍も目を見張るものがありました。

サンツ選手は、ダカールラリーに参戦する女性ライダーとしてはステージ最上位となる7位フィニッシュの記録を打ち立てるなど活躍し、総合16位で厳しいラリーを終えています。また、チームメートのパブロ・ロドリゲス選手も総合32位で完走。ジェアン・アゼヴェド選手は第4ステージを走行中、エンジン下部を激しく岩にヒットしたことが原因でリタイアをしました。

※1 マラソンステージ
ビバーク地でサポートチームからの整備、部品交換などの援助が受けられず、ライダー自らが作業しなければならないステージ。

コメント

#3 ホアン・バレダ選手(スペシャルステージ13 / 優勝、総合7位)「ダカールの最終日です。昨日の200kmを超えた地点での転倒によるトラブルで多くの時間を使ってしまって、とても厳しいと感じていました。しかし今日、私はマシンを駆り、とてもいい走りができました。最終的には、今年のダカールラリーで、私たちが望んだ結果は得られませんでした。私たちは、それぞれの家に帰ります。そして、今回のダカールで起こったことに取り組むべき時間が始まるのです。どのように、どこで間違えたのかを精査し、来年のためにどうするべきかを見極めるのです」

#7 エルダー・ロドリゲス選手(スペシャルステージ13 / 3位、総合5位)「私が今までに経験した中で、最も難しいダカールが終わりました。Hondaが優れたマシンを作り上げたことを証明しました。2週間のラリー中、どのHondaのマシンもエンジン交換をしなかったのです。それが、私たちには最も重要なのです。レース当初、私はいくつかの問題を抱えていましたが、大したことはありませんでした。それによって時間を失ってしまいましたが、2週目からはうまくいきました。私は目標を達成することができませんでした。しかし、こうしてダカールを終えることができてうれしいです」

#14 ハビエル・ピゾリト選手(スペシャルステージ13 / 20位、総合23位)「ダカールラリーへの2年目の挑戦が終わりました。決して結果を軽んずるつもりはありませんが、確かに私たちが望んだ総合順位ではなかったかもしれません。それが個人にとってもチームにとってもです。この一年は本当にハードに、全員が一緒になって、勝てるマシンを作ってきたのですから。第3ステージで、私は多くの問題を抱えてスタートしました。しかしライバルたちよりずっとうまく克服することができました」

#50 ライア・サンツ選手(スペシャルステージ13 / 16位、総合16位)「ラリーが始まってから、私自身への期待を理解し始めました。そして私の名前が上位に並んでいて、それは今まで経験したことがなかったことで、とても驚きました。一日だけ、ウエイポイント※2でミスをしましたが、それ以外はうまくいきました。とても喜んでいます」

#46 パブロ・ロドリゲス選手(スペシャルステージ13 / 38位、総合32位)「とてもうれしいです。難しくきついラリーでしたが、完走することができました。Honda CRF450 RALLYのパフォーマンスはすばらしく、トラブルもありませんでした。いくつかのステージで満足のいく結果も出せました。問題を解決して、さらに進化していきたいです」

※2 ウエイポイント(waypoint)
ルート上に設置されたGPSポイント。車載GPSが走行ルートを記憶しており、ウエイポイントを通らなかったマシンにはペナルティーが科せられます。砂丘や河原など、広大な場所に設定されている場合は見落としやすく、ダカールラリーにゲーム性を加味しています。

リザルト

SS13順位

順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 3 ホアン・バレダ Honda 01:59:44
2 6 O.ペイン ヤマハ +00:00:40
3 7 エルダー・ロドリゲス Honda +00:01:23
4 23 J.ペドレーロ シェルコ +00:01:35
5 1 C.デプレ ヤマハ +00:02:30
 
16 50 ライア・サンツ Honda +00:09:15
20 14 ハビエル・ピゾリト Honda +00:11:53
38 46 パブロ・ロドリゲス Honda +00:19:26

総合順位

順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 2 M.コマ KTM 54:50:53
2 4 J.ビラドムス KTM +01:52:27
3 6 O.ペイン ヤマハ +02:00:03
4 1 C.デプレ ヤマハ +02:05:38
5 7 エルダー・ロドリゲス Honda +02:11:09
 
7 3 ホアン・バレダ Honda +02:54:01
16 50 ライア・サンツ Honda +08:03:02
23 14 ハビエル・ピゾリト Honda +09:34:32
32 46 パブロ・ロドリゲス Honda +12:57:04