走行性能

バッテリー

「走れる距離」が見える安心感

バッテリー残量と航続可能距離がメーターで確認できます。また、動力源はリチウムイオンバッテリー採用の着脱可能なHonda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック e:)を2個搭載したEVシステムを採用しています。充電はHonda Power Pack Charger e:(パワーパックチャージャー e:)で、ゼロから満充電まで約6時間*で完了します。

*Honda Mobile Power Pack e: の状態、充電時の環境、車両、整備などの諸条件により異なります。

モーター

力強さと扱いやすさを両立した走り

Honda独自の新開発モーターは、定格出力0.98kW、最高出力6.0kWを実現。磁気回路と構造の最適化により高効率化を図ることで、航続距離向上に寄与しています。このモーターをアルミ製のパワーユニットケースに搭載した電動パワーユニットは、幹線道路などにおいても十分な加速性能を追求しました。

ライディングモード

3つのプリセットを備えた
ライディングモードとリバースモード

様々な走行シチュエーションや好みの走りに応じて選択できる3つのライディングモードに加え、狭い路地での切り返しなどに便利なリバースモードを搭載しています。

3つのライディングモードとリバースモード

STANDARD 誰でも安心して扱える出力特性で、出力と航続距離のバランスを保つ。

SPORT EVならではのより力強い加速とスロットルレスポンスの良さを体感できて、最もパワフル。

ECON* モーターの出力を抑え、他のモードよりも航続距離を伸ばすことができる。

リバース 後進をモーターでアシストする機能を追加し、狭い場所や傾斜地での切り返しなどでライダーの負担軽減に寄与。

*お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。

STANDARDモード

SPORTモード

ECONモード

ディメンション/ライディングポジション

街中でだれもが気軽に扱えるために。

街中での使用を想定して、だれもが気軽に扱えるディメンションとし、安定性と軽快なハンドリングの両立を図りました。長めのホイールベースは幹線道路で流れに乗って走行する際の安定感に寄与し、26°に設定したキャスター角は交差点の多い街中でも良好な取り回し性を備えています。余裕のあるシートスペースと前後に広いフラットフロアによって、自由度の高い快適なライディングポジションを追求しました。シートは大人2名乗車でも余裕のあるスペースを確保し、Honda Mobile Power Pack e:の搭載角度を最適化することで高さを抑えました。

フレーム

EVならではの低振動を活用

EVならではの低振動のメリットを活かし、フレームとパワーユニットはラバーブッシュを廃したリジッドマウントにしました。これにより車体との一体感向上や軽快でスポーティーなハンドリングに寄与しています。またリアフレームを角パイプとすることにより、必要な剛性を確保しながらスペース効率を向上、スリムなボディー幅の実現に寄与しています。

コンビブレーキ

左レバーの操作で前後にバランスよくブレーキ

左レバー(後輪ブレーキ)を握ると前輪にもほどよく制動力を配分し、バランスのいいブレーキングをサポートするHonda独自のブレーキシステム「コンビブレーキ」を搭載。運転にゆとりと安心感をもたらします。

※「コンビブレーキ」はあくまでもブレーキ操作を補助するためのシステムであり、ブレーキングの基本は左右のブレーキレバー(前・後輪ブレーキ)を同時に操作することです。

  • 写真およびイラストは海外仕様車で、海外で撮影したものです。