性能・安全
走行性能
クリーンな移動にとどまらない、質の高い走行体験を。
水素と電気の力を活用するクリーンな移動に加えて、優れた乗り心地や静粛性も追求し、上質なドライブ体験を実現しています。
e:FCEV(イー エフ シー イー ブイ)
水素を充填して走るFCEV(燃料電池自動車)に、手軽にあつかえるAC充電機能をプラスしたSUV。それが、CR-V e:FCEVです。目的に合わせた最適なエネルギーの使い方を実現したクルマです。
新開発FCスタックを中心とした一体型パワーユニットをボンネット内に集約。高圧水素貯蔵タンクシステムを荷室下に、EV走行を実現する大容量バッテリーを床下に格納し、大人5人がゆったり乗れるCR-Vの使い勝手を損なうことなくe:FCEV化を実現しています。
パワーユニット
優れた静粛性の実現をめざし、一体化したパワーユニット。新開発燃料電池システムは、温度・湿度の緻密なコントロールなどにより、先代*1の約2倍となる耐久性を実現しています。また、マイナス30℃環境でも2分以内*2に始動できる急速暖気制御を搭載。高回転・軽量・低振動エアーコンプレッサー、小型・高耐久ギアボックスを組み合わせ、ボンネット内に集約しています。
充填/充給電レイアウト
AC充給電(SAE J1772)
家庭用の普通充電に対応。6.4kWの場合、約2.5時間*1で充電を完了し、約61km走行できます*2。また、コネクターを通して1,500Wまで給電できる機能も搭載。
水素充填
一回あたりの水素充填は、3分程度で完了できます*1。70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載し、一充填走行距離約621km*2を達成。
DC給電(CHAdeMO)
荷室には大容量の可搬型外部給電器へ給電できるDC給電口も装備。イベントや避難所などのバックアップに活用できます。
モーターならではの爽快なドライビング
力強く滑らかなアクセルレスポンスに加えて、コーナリング時のロールが少なく、一体感のあるハンドリングを実現。ドライバーの意思に呼応するような気持ちのいい走行体験を追求しています。
セダンのように上質な乗り心地
まるでセダンのような、上下動の少ないフラットな乗り心地。振動や風切り音を抑えた、優れた静粛性。長距離・高速走行でも質感高いドライブを体験いただけます。
ドライブモードスイッチ
ドライブシーンによって4つのモードを選択可能。雪上での安心・安全な走行をアシストするSNOWモードも搭載。
NORMALモード:すべてのシーンで愉しめるリニアで軽快な走り
SPORTモード:ワインディングで愉しむダイレクトで力強い走り
ECONモード:なめらかな走りでエコドライブをアシスト
SNOWモード:雪上でもスムーズな加速、減速、旋回をアシスト
eボタン
選択したモードに応じて、燃料電池システムとバッテリー両方の電力を制御します。
AUTOモード:両方の電力を使用して走行
EVモード:バッテリーからの電力のみで走行
CHARGEモード:燃料電池システムからバッテリーに充電
SAVEモード:燃料電池システムを使用しバッテリーを節約
10.2インチ デジタルグラフィックメーター
視認性に優れた2眼表示の大型フルグラフィックメーターを搭載。左側にはパワー/チャージメーターを配置し、中央には安全運転支援情報を表示します。
メタル製減速セレクター
アクセルオフ時の回生ブレーキの強さを4段階で調節し、速度コントロールをすることができます。指先に届きやすい設計と上質な仕立てで、直感的に操作できます。
振幅感応型ダンパー
乗り心地と操縦安定性を両立するダンパーの採用などにより、タイヤからの振動などを伝えにくい構造を徹底追求。
予防安全性能
事故やヒヤリとする場面を未然に防ぐことで、毎日の運転に安心を届けたいとHondaは考えています。ドライバーの不安や困りごとを少しでも減らすために、Honda SENSINGは先進の安全運転支援機能でさまざまなシーンで運転をサポートします。
Honda SENSING
広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサー、レーダーで、万が一に備えを。
Honda SENSING シーン別機能一覧
街中を走行するとき
高速道路を走行するとき
駐車をするとき
夜間に走行するとき
「誤発進抑制機能」、「後方誤発進抑制機能」、「近距離衝突軽減ブレーキ」を組み合わせて「踏み間違い衝突軽減システム」と呼びます。
Honda SENSINGは、ドライバーの運転支援機能のため、各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。各機能の能力を過信せず、つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。
その他の安全運転支援機能
CR-V e:FCEVは、最新の安全装備でさまざまなシーンにおいて安全運転をサポート。
余裕のある移動体験を提供します。
衝突安全性能
衝突安全設計ボディー
すべての基本は、強い骨格づくりから。
すべての基本は、強い骨格づくりから。
すべての基本となるボディー骨格は、各所に軽量かつ強度に優れた素材を配置することで、衝突安全性能に貢献。また、相手車両や歩行者の安全まで視野に入れ、相手車両に与えるダメージも軽減する「コンパティビリティー対応ボディー」とともに「歩行者傷害軽減ボディー」を採用しています。
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム、前席/後席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉、運転席用&助手席用SRSニーエアバッグシステム
「運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム」「前席/後席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉」に加えて、衝突時、前席の膝前で展開し、下肢への衝撃を低減するとともに、身体全体の前方移動を抑制し、乗員保護性能の向上に寄与する「運転席用&助手席用SRSニーエアバッグシステム」を標準装備。
ISOFIX/i-Sizeチャイルドシート下部取付金具(リア左右席)+トップテザー取付金具(リア左右席)
汎用型ISOFIXチャイルドシートを確実・容易に装着できる取付金具をリア左右席にご用意しています。さらに、i-Sizeチャイルドシートにも対応。
燃費・環境性能
CO2ゼロ。水のみを排出する、究極のクリーン性能。
燃料消費率
燃料消費率
129km/kg※1※2
一充填走行距離
70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載。パワートレーンの高効率化や走行エネルギーの低減により、一充填走行距離約621km※1※2を達成しました。さらに、一回あたりの水素充填が3分程度※3で完了するなど、ガソリン車と変わらない優れた使い勝手を実現。
約3分※3
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約621km※1※2
一充電走行距離
約61km※1※2
評価・コンテスト
次のページ:装備・室内空間
日常から緊急時まで便利なHonda CONNECTや、おもてなしアイテム満載の室内空間、フレキシブルな荷室などをご紹介します。
- WLTCモード走行パターンによるHonda測定値。WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
- 燃料消費率、一充填走行距離、一充電走行距離は定められた試験条件でのHonda測定値です。一充填走行距離は水素満充填、バッテリー満充電時での測定値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて数値は大きく異なります。とくに1日当たりの走行距離、バッテリーの充電状態、エアコン使用による影響を大きく受けます。
- SAE規格(J2601)の標準条件(外気温20℃、高圧水素タンク内の圧力10MPaからの充填)に基づいた水素充填圧70MPaステーションでの充填作業におけるHonda測定値。水素充填圧および外気温により、充填時間は異なります。
- 各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
- ドライブモードは運転状況などにより変更できない場合があります。
- 減速セレクターで選択した減速度は、一定条件のもとで自動で解除。SPORTモードでの走行中は固定となります。
- マルチビューカメラシステムでは立体物が歪んだり、上部が画面に映らないなど、画面の映像と実際の状況が異なることがあります。また、カメラの映し出す範囲は限られていますので、画面だけを見て走行すると接触事故等、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。必ず目視やミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。路面が滑りやすくなっているなどの場合は、タイヤのスリップにより、マルチビューカメラシステムの予測ガイド線と車両の実際の動きにずれが生じることがあります。バンパーの両コーナー付近、バンパーの下や黒線上にあるものは映りません。映し出す映像は雨の日、夜間など天候や周囲の状況によって見えにくくなることがあります。
- ABSは滑りやすい状況での制動時に車輪ロックを防止。EBDはブレーキング時の前輪と後輪の制動力配分をコンピューターがコントロールし、制動ポテンシャルをフルに引き出します。EBD付ABSは、あくまでもドライバーのブレーキ操作を補助するシステムです。VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、EBD付ABSやVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム、運転席用&助手席用SRSニーエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
- 前席/後席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、システムを正しく機能させるための注意事項があります。
- エアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
- ISOFIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした、ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。必ず適合するチャイルドシートをお選びください。
- 掲載の写真やイラストには、機能説明のための作動イメージが含まれます。
- 写真には機能説明のためのイメージが含まれます。
- Power Exporterや小物類は撮影のために用意したものです。
- インテリアの写真には、カットボディーによる合成写真が含まれます。
- メーター類は撮影のため点灯。
- 画面はハメコミ合成。
- 各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備表」「主要諸元表」をご覧ください。
必ずこちらをお読みください
車両をご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みください。各システムは、いずれも道路状況、天候状況、車両状態等によっては作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車に対して衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに作動し、停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- 先行車発進お知らせ機能は、先行車の発進を検知しても自車が停止し続けたときに作動します。
- 歩行者事故低減ステアリングは、約10km/h~約40km/hで走行中、システムが歩行者側への車線逸脱と歩行者との衝突を予測したときに、ステアリング操作による回避を支援します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 路外逸脱抑制機能は、約30km/h以上で走行中、システムが路外への逸脱を予測したときに作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断したとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。
- 標識認識機能は、最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の道路標識を認識し、メーターに表示します。一時停止、車両進入禁止は約60km/h以下で走行中に作動します。
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、停車中またはブレーキペダルが踏まれていない時に作動します。先行車に接近しすぎる場合には、ブレーキペダルを踏むなどして適切な車間距離を保ってください。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- 車線維持支援システム(LKAS)は、約65km/h以上で走行中に作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合には作動しません。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。
- トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)は、0km/h~約65km/hで作動します。高速道路や自動車専用道路を運転するときに使用してください。また、運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者がステアリングから手を放した状態や、運転者が意図的に車線を越えるようなステアリング操作をしているとき、また、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
- ブラインドスポットインフォメーションは隣接する車線後方の検知エリア(見えにくい位置)に他の車両がいることを知らせるシステムです。二輪車等が検知範囲に入ったときなど、条件によっては正しく作動しない場合があります。車線変更や合流時には必ず目視やミラーなどで周囲の安全を直接確認して運転してください。
- 誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で走行中、自車のほぼ真正面の近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、パワーシステム出力を抑制し、急な発進を防止します。
- 後方誤発進抑制機能は、停車時や約10km/h以下で後退中、自車のほぼ真後ろの近距離に壁などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだことにより、衝突するおそれがあるとシステムが判断したときパワーシステム出力を抑制し、急な後退を防止します。
- 近距離衝突軽減ブレーキは、約2km/h~約10km/hで走行中、壁などの障害物に衝突するおそれがあるとシステムが判断したときに、ブレーキを制御し停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。
- パーキングセンサーシステムは、車両や周囲の状況によりシステムが正しく作動しない場合があります。システム使用時も直接目視で周辺の安全確認を行いながら運転してください。
- 後退出庫サポートは出庫時の安全確認をサポートするためのものであり、衝突を防止するためのシステムではありません。後退時は、必ず目視やミラーなどで後方および周囲の安全を直接確認して運転してください。天候、積載荷重などの影響を受け、システムが正しく作動しない場合があります。
- オートハイビームは、約30km/h以上で走行中に作動します。ハイビームとロービームの自動切り替え制御には状況により限界があります。必要に応じて手動で切り替え操作を行ってください。