H2 & FC EXPO REPORT 第21回 国際水素・燃料電池展リポート

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CR-V e:FCEVが、世界初公開!

2024年2月28日から3月1日まで、東京ビッグサイトで開催された「H2 & FC EXPO[春]2024」においてCR-V e:FCEV が世界初公開されました。
ベールにつつまれたCR-V e:FCEVがお披露目されると、来場された方々がいっせいに撮影する様子が見られました。
展示されたのは、ボディーカラーがメテオロイドグレー•メタリックの車両。
開発責任者からのプレゼンテーションも行われ、燃料電池自動車の長い航続距離や、水素充填時間の短さなどの特長はそのままに、家庭や外出先で充電できるプラグイン機能をプラスすることで高い利便性を提供する、CR-V e:FCEVのコンセプトや技術について解説しました。
水素•燃料電池展という場所でのワールドプレミアに、国際色豊かな来場者•プレスの方々からも、ひときわ注目を集めていました。

FCEVの本格普及にむけて。 開発責任者 生駒浩一

人気の高いSUVをベースにFCEVを作りました。コンセプトは「E-Life Generator」。
プラグイン機能を持たせることで日常の走行シーンではバッテリーEVのような使い勝手を提供し、週末などの長距離走行シーンでは短時間での水素充填で、ストレスフリーなロングドライブが可能です。
さらに給電機能により、オフグリッド環境で電気を活用できるのでさまざまな可能性を創造できます。
パワートレインは主要ユニットを一体化することで性能を向上。
車両のバッテリー残量に応じて、FC電力とバッテリー電力を最も効率的に使うよう自動でマネジメントします。発売は夏を予定。皆さまご期待ください。

燃料電池モジュールのプロトタイプも展示。

小型•高出力の燃料電池モジュールは、優れた耐久性をもち、氷点下での起動も可能。
燃料電池自動車はもちろん、商用車・定置電源・建設機械などさまざまな分野への活用が想定されています。

Hondaは水素や燃料電池技術により
カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

【CR-V e:FCEV】新型燃料電池システム