思わず手を触れたくなるような造形美を追求し、独特なフォルムとしたフランジレスフューエルタンクは、 幾度となく検証を重ね、タンク底板を縁取るシーム溶接のフランジを排除することで、工芸品のような立体感を実現。さらにタンクの滑らかなシルエットを際立たせるエアプレーンタイプのフューエルキャップと「HONDA」立体エンブレムに加えて、新たに“Final Edition”の文字をあしらった専用ステッカーを採用した。また美しいカーブを描くダブルクレードルフレームを飾るアルミ製のサイドカバーは車体と同色とし、よりトラディショナルな雰囲気を演出している。
クラッチレバーの操作荷重を軽減するアシスト機能と、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するスリッパー機能を備えたクラッチ機構である、アシスト&スリッパー®クラッチ*を採用。これにより扱いやすく、より快適でスムーズな操作を実現。
※「アシスト&スリッパ―」は株式会社エフ・シー・シーの登録商標です。
トルクフルな走りを重視したエンジンは、日常で使う低速域から高速域まで幅広いレンジでゆったりとした気分で楽しめるセッティング。高回転域の伸び感と低回転域の粘りのあるトルクフィールや、空冷らしい骨太なサウンドがライダーの官能に訴えかける。またトランスミッションには、クルージング時の静粛性、快適性を追求し、6速ミッションを採用している。
周囲の景色を感じながら、常にリラックスして走りを愉しめるCB1100 EX。ハンドルレイアウトやシート位置、ステップ位置にこだわり、跨ってハンドルに手をかけたときに、体格に関わらず力まず自然体で乗れるライディングポジションを追求している。
前後18インチタイヤに組み合わせているのは、アルミ製リムと小径ハブの前後40本のステンレススポークホイール。これにより落ち着きのあるゆったりしたハンドリングに寄与。またフォークブーツを採用している。さらに、前後フェンダーを車体と同色とすることで、よりトラディショナルな印象を演出。タイヤは、豊かな接地感とスムーズな走りを追求し、フロントに110/80R18、リアに140/70R18を装着している。
CBらしさを主張するデザインの、アナログ二眼メーター。その中央には、ギアポジション表示や逆算燃費計など豊富な情報を表示する大型の反転液晶パネルを採用。インジケーター部のカバーにはサチライトメッキ処理を施し、質感を高めている。また、メーター下にある、柔らかな曲面で構成したトップブリッジは、細部までしっかりと手仕上げでバフがけすることで、触れてみたくなるような柔らかな表情を見せる。
※一部の写真はクローズドコースで撮影したものです。また、走行写真は、プロライダーによる走行を撮影したものです。一般公道で走行する場合は制限速度を守り、無理な運転をしないようにしましょう。