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British Superbike
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イギリス Brands Hatch
ブランズハッチ
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ROUND
#13
OCTOBER 14, 2007
第13戦 ブランズハッチ
リザルト ポイント

清成龍一、2年連続タイトルを獲得!

第13戦 ブランズハッチ
2007年10月14日(日)・決勝
会場:ブランズハッチ・インディ・サーキット

BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第13戦が2007年10月14日にブランズハッチ・インディ・サーキット(全長1973km)で行われ、HM Plant Honda Racingの清成龍一が3位と4位に入り、2年連続のタイトル獲得を達成した。

ランキング2位には今回2レースとも2位となった清成のチームメート、ジョナサン・レイが入り、HM Plant Honda Racingがランキング1-2を実現した。

第13戦 ブランズハッチ

今回は、レース1で上位4位に入れば、その時点で清成のチャンピオン防衛が決まるという状況だった。前日に行われた予選では、CBR1000RRKに乗る清成が5番手、レイは3番手のポジションを獲得した。

そして、決勝レース当日、レース1ではレイと清成が好スタートを切った。結局2人はポールポジションからスタートしたグレゴリオ・ラビッラ(ドゥカティ)に抜かれて、レイが2位、清成3位でレースを終えた。そして、この時点で清成のチャンピオンが決定した。

チャンピオンを決めてリラックスした清成はレース2では優勝を狙っていた。今回もレイと清成は抜群のスタートを切ったが、後方から追い上げてきたラビッラにかわされ、レイが2位、清成4位でレース2を終えた。両レースで優勝したのはラビッラだった。

レイにとっては、レオン・ハスラム(ドゥカティ)とのランキング2位争いもかかるレースだったが、レイは両レースともハスラムの前でフィニッシュしており、堂々のランキング2位獲得となった。

今季、清成は18回表彰台に上がっており、そのうちの9回では優勝している。過去4年間、HM Plant Honda RacingからBSBに参戦してきた清成は、来シーズンはTen Kate Hondaからスーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦する。レイもTen Kate Hondaからスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦することが決まっており、清成とレイは参戦クラスこそ違うが、再びチームメートとなることが決まっている。

最終戦を終えて、清成は433ポイントを獲得。ランキング2位のレイ(407ポイント)とのポイント差は26ポイントだった。また、Hondaは2位に84ポイント差をつけて、マニュファクチャラーズ・タイトルも獲得している。

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COMMENT

コメント

Ryuichi Kiyonari 清成龍一(3位/4位)
「HM Plant Honda Racingで2年連続タイトルを獲得できて、本当にうれしいです。ミシュラン、ショーワ、チーフメカニックのアドリアン・ゴースト、メカニックのマット・ロイドとスティーブ・ブラックバーンに感謝します。このチームで4年間BSBに参戦してきたので、チームを離れるというのはとても寂しいです。Honda、スポンサー、そしてイギリスのファンに感謝しています。皆さんのおかげでシリーズを連覇することができました。すばらしい4年間をありがとうございました。BSBはとてもコンペティティブな選手権で、決して楽ではありませんでした。でも努力したかいがあって、2年連続タイトルを獲得することができ、とてもうれしいです」
Jonathan Rea ジョナサン・レイ(2位/2位)
「今回は2レースとも勝つべき相手に勝ったし、Honda勢でトップだったから満足している。今日は最終コーナーでグレッグ(ラビッラ)の方が少し速かった。今シーズンをこのような形で終えることができて、とてもうれしい。HM Plant Honda Racingの1-2なんて最高だ。僕は今シーズンの自分の走りにも満足している。でも、何回か幼稚なミスをやってしまったので、チャンピオンを取れなかった。とてもいろいろなことを学んだシーズンだった。僕のクルーチーフ、クリス・パイクとメカニックのポール・ウイリアムソンとスタン・ミーキングはすばらしかった。将来も一緒にやっていきたい人たちだ。僕の周りにはいい人がいっぱいいたし、僕はとても楽しい時を過ごすことができた。Honda、ミシュラン、ショーワ、そしてほかのスポンサーにも感謝したい」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

レース1
ROUND
#13
OCTOBER 14, 2007
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 36 G.ラビッラ ドゥカティ 30 23:35.208
2 4 ジョナサン・レイ Honda 30 +2.499
3 1 清成龍一 Honda 30 +3.390
4 91 L.ハスラム ドゥカティ 30 +3.450
5 35 C.クラッチロー スズキ 30 +3.673
6 67 S.バーン Honda 30 +4.193
12 2 I.ハッチンソン Honda 30 +24.257
14 94 T.パルマー Honda 30 +27.575
17 56 J.バッキンガム Honda 30 +35.680
19 21 T.タンストール Honda 30 +36.741
DNF 64 A.ザノッティ Honda 17 +13Laps
DNF 26 C.マーティン Honda 17 +13Laps
DNF 5 K.ハリス Honda 16 +14Laps
DNF 40 M.ジェソップ Honda 11 +19Laps
DNF 66 T.サイクス Honda 8 +22Laps
DNF 68 D.ジョンソン Honda 5 +25Laps
レース2
 
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 36 G.ラビッラ ドゥカティ 20 15:22.873
2 4 ジョナサン・レイ Honda 20 +2.182
3 35 C.クラッチロー スズキ 20 +2.468
4 1 清成龍一 Honda 20 +3.592
5 91 L.ハスラム ドゥカティ 20 +3.809
6 9 C.ウォーカー スズキ 20 +9.724
7 66 T.サイクス Honda 20 +9.875
8 5 K.ハリス Honda 20 +16.214
14 2 I.ハッチンソン Honda 20 +19.829
15 94 T.パルマー Honda 20 +24.613
20 64 A.ザノッティ Honda 20 +28.563
DNF 67 S.バーン Honda 13 +7Laps
DNF 21 T.タンストール Honda 8 +12Laps
DNF 40 M.ジェソップ Honda 5 +15Laps
DNF 26 C.マーティン Honda 0 -
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ポイントランキング

ライダー
 
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 清成龍一 Honda 433
2 ジョナサン・レイ Honda 407
3 L.ハスラム ドゥカティ 387
4 G.ラビッラ ドゥカティ 368
5 S.バーン Honda 293
6 T.サイクス Honda 279
8 L.キャミア Honda 199
11 K.ハリス Honda 121
20 T.パルマー Honda 27
21 C.マーティン Honda 23
23 I.ハッチンソン Honda 16
26 A.ザノッティ Honda 13
27 G.マーティン Honda 8
30 T.タンストール Honda 5
32 J.バッキンガム Honda 4
33 C.ドナルド Honda 2
36 D.ジョンソン Honda 1
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 591
2 ドゥカティ 507
3 スズキ 263
4 ヤマハ 180
5 カワサキ 169
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