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British Superbike
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イギリス Donington Park
ドニントンパーク
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ROUND
#12
SEPTEMBER 23, 2007
リザルト ポイント

清成、レース2で3位表彰台。レイはレース1で5位

第12戦 ドニントンパーク
2007年9月23日(日)・決勝
会場:ドニントンパーク・サーキット

BSB(イギリススーパーバイク選手権)の第12戦が2007年9月23日にドニントンパーク・サーキット(全長4.023km)で行われた。HM Plant Honda Racingの清成龍一は、レース1で転倒を喫してリタイアに終わったが、レース2では3位を獲得。チームメートのジョナサン・レイは、レース1では5位、レース2は7位だった。

第12戦 ドニントンパーク

レース1では2人ともいいスタートを切り、レイは2番手、清成は6番手で1周目を終えた。レイは2周目にクリス・ウォーカー(スズキ)を抜いてトップに浮上。6周目には清成がウォーカーとカル・クラッチロー(スズキ)を抜いて4位に上がった。その後、清成は8周目に1分30秒899というニューラップレコードをマークして、表彰台を目指してトム・サイクス(Honda)を猛追した。

レイは12周目にレオン・ハスラム(ドゥカティ)に抜かれて2位に後退。その後、ハイサイドを起こして、ハスラムと絡んで転倒しそうになる場面もあったが、持ちこたえてレースを続行。その間に清成はサイクスに続く2位に上がった。

14周目、清成はハスラムに抜かれて、クラッチローからもプレッシャーを受けていた。次の周、清成に迫ったクラッチローが清成と接触し、2人そろってグラベルで転倒してしまう。清成は必死でグラベルから抜け出そうとしたが、再スタートを切ることはできなかった。結局、レース1ではハスラムが優勝し、2位サイクス、3位シェーン・バーン(Stobart Honda)と続き、レイは5位に入った。

レース2でもレイと清成は好スタートを切り、レイが3位、清成が5位で1周目を終え、2人の間の4位にはハスラムが入っていた。ハスラムは2周目のS字コーナーでレイを抜こうとするが膨らんでしまい、その間に清成は4位に浮上した。4周目には、清成とハスラムが3位のレイをパス。7周目には清成が2位のウォーカーを抜いて、トップを走行するサイクスを追いかけ始めた。

11周目、清成はサイクスを抜いてトップに立ったが、13周目にハイサイドを起こしそうになりコースアウト。コースに復帰したものの、4位に順位を落としてしまう。15周目に清成は3位に上がり、そのまま3位でレースを終えた。優勝したのはハスラム。2位にはサイクスが入った。レイは7位でレース2を終えた。

第12戦を終えて、ランキングトップの清成は404ポイントを獲得。同2位のレイは367ポイントで、最終戦(2レース)を残して2人のポイント差は37ポイントとなっている。3位のハスラムは363ポイントだ。最終戦となる第13戦は、10月14日にブランズハッチのインディ・サーキットで行われる。

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COMMENT

コメント

Ryuichi Kiyonari 清成龍一(DNF/3位)
「今週末はマシンのセットアップとタイヤチョイスが難しかったです。レース1ではいいポジションを獲得しようとハードにプッシュしたのですが、オーバーテイクは難しかった。残念なことにクラッチローにぶつけられて転倒し、そのときに足を痛めてしまいました。でも、ライディングに支障はありませんでした。レース2ではトップに上がったあとで、ハードにプッシュしすぎてミスしてしまいました。それでも、そのあとリズムを取り戻して3位に戻ることができました。レオン(ハスラム)に追いつきたかったけれど、今日のレオンはとても強かった。最終戦が行われるブランズハッチ・インディ・サーキットは好きなコースなので、集中してレースに臨みます」
Jonathan Rea ジョナサン・レイ(5位/7位)
「今週末は厳しかった。セッティングを出すのも難しかったけれど、タイヤのグリップ不足にも悩んだ。プラクティスの間、セッティングを変え続けたけれど、ずっと違和感があった。昨年のレベルまでタイムを上げるのに、4回のプラクティス・セッションすべてを費やしてしまったんだ。普段、ドニントンでは成績がよいので、今回の成績にはがっかりしている。チームに申し訳ない。今後は最終戦に向けての準備に集中する。チャンピオン争いはまだ終わっていないからね」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

レース1
ROUND
#12
SEPTEMBER 23, 2007
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 91 L.ハスラム ドゥカティ 20 30:37.871
2 66 T.サイクス Honda 20 +1.416
3 67 S.バーン Honda 20 +1.626
4 36 G.ラビッラ ドゥカティ 20 +9.214
5 4 ジョナサン・レイ Honda 20 +12.034
6 9 C.ウォーカー スズキ 20 +15.515
11 2 I.ハッチンソン Honda 20 +55.409
12 94 T.パルマー Honda 20 +59.354
14 64 A.ザノッティ Honda 20 +1:07.403
15 68 D.ジョンソン Honda 20 +1:13.688
16 21 T.タンストール Honda 20 +1:14.149
19 56 J.バッキンガム Honda 20 +1:35.081
RT 1 清成龍一 Honda 14 +6Laps
RT 5 K.ハリス Honda 5 +15Laps
RT 26 C.マーティン Honda 3 +17Laps
レース2
 
順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1 91 L.ハスラム ドゥカティ 20 30:35.829
2 66 T.サイクス Honda 20 +0.056
3 1 清成龍一 Honda 20 +3.416
4 9 C.ウォーカー スズキ 20 +7.132
5 36 G.ラビッラ ドゥカティ 20 +12.299
6 67 S.バーン Honda 20 +16.567
7 4 ジョナサン・レイ Honda 20 +16.672
10 5 K.ハリス Honda 20 +46.036
11 2 I.ハッチンソン Honda 20 +54.994
12 64 A.ザノッティ Honda 20 +55.192
13 26 C.マーティン Honda 20 +1:00.507
15 94 T.パルマー Honda 20 +1:07.318
16 68 D.ジョンソン Honda 20 +1:11.404
18 21 T.タンストール Honda 20 +1:14.008
22 56 J.バッキンガム Honda 20 +1:33.273
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ポイントランキング

ライダー
 
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 清成龍一 Honda 404
2 ジョナサン・レイ Honda 367
3 L.ハスラム ドゥカティ 363
4 G.ラビッラ ドゥカティ 318
5 S.バーン Honda 283
6 T.サイクス Honda 270
8 L.キャミア Honda 199
11 K.ハリス Honda 113
20 T.パルマー Honda 24
22 C.マーティン Honda 23
25 A.ザノッティ Honda 13
26 I.ハッチンソン Honda 10
27 G.マーティン Honda 8
29 T.タンストール Honda 5
32 J.バッキンガム Honda 4
33 C.ドナルド Honda 2
36 D.ジョンソン Honda 1
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 551
2 ドゥカティ 457
3 スズキ 236
4 ヤマハ 168
5 カワサキ 154
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